2012年6月26日火曜日

静岡大学 法教育


静岡県司法書士会では、法教育活動も行っています。今回は、静岡大学にて、大学1年生を対象に、教材「契約の基本」「サラ金・クレジットカードを安易に利用してしまうと」を題材に、全2回・各90分の講義をしてきました。

講義といいましても、「法律のホ」「初歩の初歩」というレベルで、知識を教えるというよりは、ゆっくり時間をかけて、じっくり考えてもらうスタンスで授業を進めました。

講義後のアンケートでも、理解できた、役に立ったという声が多く寄せられ、大学生にとっても、法律や社会の仕組みを考えるよいきっかけになったのかな、と感じました。

今回の講義では、13人から15人という少人数の学生を相手に授業をしたのですが、それぞれの学生に質問を投げかけて答えてもらう対話型での進め方には、ちょうどよい人数だったように思いました。

ちょうどよい人数といえば、幕末の松下村塾であったり、藩校、私塾といったものも、おそらくは20人内の少人数で講義をしていたのだと想像します。講義を通して、「考え」、「学ぶ」には、少人数という環境で、もしかしたら自分が当てられるかもしれない!?というような「よい」緊張感が走るなかで、主体的に講義に関われる姿勢が大切なのだと思います。

学びというコミュニケーションの場にも、適当な人数という「環境」が必要なのだと思いました。

浜松 衞藤








2012年6月25日月曜日

チームワークとコミュニケーション能力

今年の4月、私は先輩司法書士が代表を務める司法書士法人に入所しました。
 これまでスタッフを雇うこともなく、一人で雑務もすべてこなしてきた状況から一変、大勢の司法書士やスタッフと共に働くことことになりました。
 最初は、気が付くと「なんで私がコピーとっているんだろう・・・」と何でも一人でやる癖が抜けきれないこともありましたが、最近、ようやく皆さんと仕事をするということに慣れてきました。
 先日は、事務所内においても、チームワークを強める一環として「報(報告)・連(連絡)・相(相談)」の研修を行いました。
 まずは、人間関係の基本として①相手を知る②自己開示③信頼関係を築くということを確認し、次にその実現のために必要なコミュニケーション能力として①伝達力②受信力③受容力が必要だと確認しました。
 ①の伝達力では、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの技術、②の受信力では、傾聴の技術、③の受容力では、相手を非難する言葉を言わない、などなどADRの研修でも聞いたことがあるような内容ばかりでした。
 結局、対立関係にある人達の間でも、事務所内で協調関係にある人達の間でも、人と人との間に必要なコミュニケーション能力とは共通のものなんだなと感じました。
 そして、最後に「報・連・相」が必要な場面でのケーススタディを行いました。
 これからも定期的に事務所内研修を行い、チームワークを強化し、一人の力では実現できない大きな力を生み出していければいいなと感じています。

2012年6月19日火曜日

台風

只今、台風4号が東海地方を直撃中。

ときおり「ゴォー、ゴォー」と強い唸りを上げながら雨風が打ち付け、我が家を揺らしております。

TVをつけると、いたるところで避難勧告が・・・


気仙沼も・・・


心配です。何事もなければ良いのですが。



さて、台風がくるたびに思い出すのが、幼少のころ経験した床上浸水です。

当時(小学校1年生くらいだったと記憶してますが)私は沖縄の那覇市に住んでおり、頻繁に接近する台風は、今よりも近い存在でした。


そんな台風が直撃したある日、私は、兄弟と一緒にファミコンをしながら父母の帰りを待っていました。

いつもどおりの台風、怖いことなんてないと思ってファミコンに没頭していた子供達ですが、窓の外を見た一人が発した「車のタイヤが無い!」の一言に皆あわてふためきました。

続いて一人が「玄関の靴が浮いてる!」と発するともうパニックです。

そう、近くの川が氾濫し、あたり一面洪水になっていたのです。

幸い近所の人が助けに来てくれて事なきを得ましたが、今でもあの時の恐怖は鮮明に残っています。


恐怖の記憶って、いつまでも残るものですよね。

 

被災地の方々は・・・ニュース速報の地震情報を見るたびにそう思ってしまいます。

2012年6月12日火曜日

新ジャガ

新ジャガの季節になりました。

私の義理の父から新ジャガが届きました。
キタアカリという品種で、メークインに比べると粉っぽく、肉の色は黄色がかっています。
早速みそ汁に入れてみましたが、少し火を通しすぎて、煮くずれしてしまいました。
キタアカリは、メークインに比べると煮くずれしやすく、特に新ジャガは火を通しすぎるとすぐに溶けてなくなってしまいます。少々不格好なみそ汁になってしまいましたが、味は絶品でした。
私は、キタアカリのほくほく感ともちもち感を兼ね備えていている味が、メークインや男爵よりも好きで、今回もとてもおいしくいただきました。

ジャガイモは、連作障害の出やすい野菜で、同じ場所で何年も連続して栽培すると生育が悪くなり、生産量が減少するみたいですね。
義理の父も、毎年作付けする場所を変更して、連作障害が起こらないように工夫しているみたいです。
野菜は生き物なので、同じように育成しても、年によって出来不出来の差が激しく、四苦八苦しているようですが、今年のジャガイモは良くできたということでたくさん頂きました。

新鮮な野菜を食べられることをささやかな楽しみにしてます。

渡辺卓也