2018年5月16日水曜日

テクノロジーとオープンダイアローグ

 
静岡県青年司法書士協議会は、偶数月の第3金曜日に
Rcafeしずおかを開催しています。
 
Rcafeしずおかはコミュニケーション・メディエーションを学ぶ会で
「対話の文化を静岡から世界に発信する」
をコンセプトに平成21年から開催している会です。
現在まで延べ1000人を超える方々が参加してくれています。
”ふらっと”では、Rcafeしずおかを単位認定研修会としています。
 
司法書士はもちろん、弁護士等他士業のみなさん
獣医師、市役所職員、会社員、会社経営者、主婦、学生
等男女も世代も問わずさまざまみなさんが参加しています。
 
次回Rcafeしずおかのお知らせ
 
平成30年6月15日(金)
19時から21時
「テクノロジーとオープンダイアローグ」
 
場所 静岡県司法書士会館
 
講師 竹中透(元リクルート)
    名波直紀(司法書士・調停センター”ふらっと”)
 
参加料無料・事前申し込みが必要です。
 
AI,IOT,RPA,ディープラーニング等
第4次産業革命とも言われる世の中の流れを学ぶとともに
「オープンダイアローグ」という方法で対話の力をみなさんに
体感していただきます。
 
お問い合わせは芝までkoichaaisu@yahoo.co.jp
 
奮ってご参加下さい!


                                 副センター長 芝

2018年5月14日月曜日

気持ち


最近、知的障害の方の後見人に就任しました。彼はB型の就労支援作業所に通い、周囲の人々に支えられながら在宅で生活しています。就任後ほどなくして施設に入所されていたお父様がお亡くなりになりました。お母様は数年前に他界されています。後見人としてはこれからたくさんの仕事が控えていて、確認したいことや探したいものがあるのですが、被後見人から回答を得るのは難しそうです。自分の仕事もそうですが、そのほかにも家のことや子供のことなど、お父様は伝えたいことが山ほどあったのではないか、生前にお会いしておけばよかった、とつくづく思いました。お亡くなりになる数か月前から会話はできなくなっていたようですが、それでも後悔しています。今となっては仏壇の遺影に手を合わせ一方的に語りかけることしかできませんが、この気持ちを胸にこれから被後見人と向き合ってゆきたいと思います。
いぐち

2018年5月2日水曜日

話すことと聞くこと

 私の事務所では、朝礼の時にやっていることがあります。それは「1分間スピーチ」。お題は特に制限もなく何でもOK。朝のニュースだったり、家族のことだったり、とにかく事務所スタッフみんなで毎日1人ずつスピーチ当番を回してかれこれ3年近く続けています。

 1人が話をしている間、とにかくみんなは聞くこと。タイムキーパーの人にストップウォッチを持って貰い、話をする人のタイミングでスタート! 残り10秒になったら「あと10秒」という札を、時間になったら「時間です」と札を上げる。早く終わってしてしまうこともあるし、時間オーバーしてしまうこともありますが、とにかく最後まで話をします。笑いも入ったり、たまに1分ぴったりに終わることもあって、そんな時はちょっとみんなどよめきます。

 1分とした理由は、ある研修に参加した時に講師の方が「1つのテーマについてみんなで話をする時、人が心地よく誰かの話を聞くのは1分が限界。それ以上1人の人が話続けたら聞いている方は飽きてしまう。」と言っていたからです。お客さんと話をする時、友達と話をする時、話す機会はたくさんある中で、その「1分」という時間を意識できたら「自分が話すことだけでなく、話を聞いている人のことも考えれるようになるかな」と思って始めてみました。

 話すこと・聞くこと、どちらが欠けてもコミュニケーションは成り立たない。「1分」という時間を切り口にして、そんな両方を意識して対話が出来たらいいなと思います。私はまだまだ両方をバランス良くは出来ていないけれど、出来るようにこれからも頑張っていこうと思います!




佐藤圭

2018年4月27日金曜日

猛省

先週の金曜日、Rcafeしずおかで初めての講師をさせていただきました。
内容はキャッチコピーの作り方についての伝達研修です。
緊張のあまり詳細な記憶はありませんが、非常に拙い講師だったかと思います。
ご参加いただいた皆様、失礼いたしました。そして、ありがとうございました。

さて、一仕事終えた翌日土曜は朝5時前に車で静岡を出発し、6時間半かかけて仙台へ。
用事を済ませた後、夜9時に仙台を発ち、休憩を取りながら来た道を戻り、静岡に着いたのは翌朝8時頃。
とてもパワフルな週末でした。

が、その結果、疲れが出たのか、日曜から鼻水が止まらず、その翌日は朝から腹痛、更に喉の痛み、咳、そして発熱、頭痛、関節痛と、この一週間、ありとあらゆるかぜの症状が吹き抜けていきました。

現在は、ほぼ完調なのですが、仙台で見かけた東北大学の学生たちとは違って、もう無理がきかない年齢なのだと痛感し、少しやるせない気持ちになりました。
とはいえ、体調管理も社会人の務め、無理は禁物、猛省です。
皆様も体調にはお気を付けください。

小林

2018年4月20日金曜日

焼津みなとマラソン


最近、近くの細かな字が読めません。
これって老眼ってやつでしょうか。
ショックでご飯も食べれません・・・(うそです)
先日、毎年恒例となっている焼津みなとマラソンに参加しました。
私は、なんちゃってランナーなので5キロです^^;
制限時間が40分なのですが、今年は36秒オーバーしてしまいました。
原因はわかってます。途中苦しくて歩くからです。
ふらっとメンバーでもある宮内さんから、楽をするな!と怒られるのですが
どうしても無理。まだ一度も時間内に走り切ったことはありません。
来年こそは!!

佐藤

2018年4月16日月曜日

出雲大社


 先日、出雲大社に行ってきました。
 みなさんご存知でしょうが、出雲大社は、大国主命を祭っている神社ですね。
 大国主命といえば、国譲りの話であるとか、因幡の白兎の話などが有名ですが、私は神話の世界に興味はあるものの、恥ずかしながらほとんど神話の詳細は、知りません。
 事前にいろいろ調べてた来たらよかったなぁと思っていたら、お願いしていた観光会社のタクシーの運転手が、出雲にまつわる神話や、松江城にまつわる大名の逸話などに、すごく詳細に説明しながら、出雲から松江周辺を案内してくれて、大変楽しめました。
 出雲には、黄泉比良坂(よもつひらさか)というこの世と黄泉の国とを結ぶ境界とされる場所があるそうです。
 神話の中で、火の神を生んだ際に死んでしまったイザナミノミコトに会うため、イザナギノミコトが黄泉の国へと入っていった時の入り口がこの黄泉比良坂という場所だそうです。
 残念ながら時間の関係で今回は立ち寄ることができませんでしたが、また、出雲に行く機会があれば、次は行ってみたいと思います。


井上史人

2018年4月4日水曜日

「裁判手続等のIT化に向けた取りまとめ-「3つのe」の実現に向けて-」ADRもIT化?

 センター長の小澤です。
 平成30年3月30日、「裁判手続等のIT化検討会」による「裁判手続等のIT化に向けた取りまとめ-「3つのe」の実現に向けて-」が取りまとめられました。
 市民の司法アクセスの向上と裁判手続きの迅速化・充実化に資することを目的とし、市民にとって利用しやすい裁判の実現のための手段とする裁判手続等のIT化の方向性には基本的に賛成しています。
 そして、裁判手続等のIT化に向けた課題の一つとしてあげられた「本人訴訟について」のサポートについて、特に注目しています。
 なぜなら、司法統計によれば、平成16年から同28年までの、簡易裁判所における訴訟は、平均70.86%が双方当事者本人訴訟となっており、地方裁判所においても、平均20.20%が双方当事者本人訴訟であり、どちらか一方に代理人が選任されていない訴訟は、平均で63.42%であるからです。
 さらにいえば、平成16年から同28年までの被告の本人訴訟率は、簡易裁判所で平均92.25%、地方裁判所で平均59.45%となっています。
 したがって、これらの本人訴訟の当事者のサポートこそ、市民にとって利用しやすい裁判の実現のための裁判手続等のIT化の肝であり、これまで本人訴訟の支援をしてきた司法書士に課せられた役割は極めて重いのではないでしょうか?
 一方、民事調停のIT化もまだ先にはなるのかもしれませんが、進んでいくことと思われます。
 では、ADRは?
 より自由度の高いADRでこそ、市民の司法アクセスの向上のためにできることがたくさんあるような気がするのは、私だけでしょうか?