2ヵ月に1度、「対話」を中心に
コミュニケーションについて考える
Rcafeしずおか、が開催されています。
先日のRcafeは"ふらっと"のメンバーが
ファシリテーターとなり、
メンバーも含め30名の参加者と共に、
対話の前提となる人の「違い」について
ワークを行いました!
今回のファシリテーター、
ふらっと運営委員の見城美妃さんです!
ワークの内容について、
ご紹介させていただきます。
田中さんと斉藤さんのお金に関するトラブルに
ついて考えるワークでした。
田中さんと斉藤さんには、
各々いくつかの基本情報が設定されています。
シートに書かれた基本情報に基づき、
田中さんと斉藤さんの事情や思いを
推理小説を読み解くように
参加者一人一人が回答シートに向かって
検討していきます。
検討するのは・・
田中さんの事情や思い、
その事情や思いを抱えた田中さん
から見える斉藤さんの事情や思い
斉藤さんの事情や思い、
その事情や思いを抱えた斉藤さん
から見える田中さん事情や思い
参加者自身もどちらの当事者の立場に
立つかによって、見え方が違います。
ましてや、グループで複数の方々と検討すると
全く違った見方が見えてきます。
参加者全員が人の「違い」について
ここまでじっくり考えたことは
なかったのではないでしょうか。
今回が初めてとは思えない
ファシリテーターの見城さんの
見事な進行によって、
とても有意義な時間となったと思います。
(アンケートの集計が楽しみです)
運営委員 名波直紀
2015年6月28日日曜日
2015年6月15日月曜日
ふらっとの利用料を改定しました!!
この度、調停センター“ふらっと”では、
より多くの方にセンターを利用していただくため、
利用料の改定しました!
但し、平成27年6月15日から平成29年3月31日
までの期間限定です。
改定前 申込時に50,000円(消費税別)
をお預かりしていました。
(申込手数料20,000円+期日開催費3回分)
↓ ↓ ↓ ↓
改定後 申込時に25,000円(消費税別)
をお預かりします。
(申込手数料15,000円+期日開催費1回分)
また、静岡県司法書士会館以外の場所で調停を実施する場合でも、
会場費や調停人の交通費はいただきません。
詳しくは、054-289-8741(ハナシ・アイ)
までお問い合わせください。
相談は無料です。
2015年5月9日土曜日
子どものこころの勉強会に参加してきました!
昨日、子どものこころの勉強会
http://kodomokokoro.blog.so-net.ne.jp/
に参加してきました。
講師は、ふらっとの市民公開講座でもご講演いただいた
山口権治先生です。
テーマは「不登校・いじめの防止を目指したピアサポートの実践」
山口先生のご講演は何回お聴きしても、新たな気づきがあります。
今回は、「人とつながる力を育てることがピアサポート」
という言葉が心に響きました。
参加者は、病院の心理士、スクールカウンセラー、
スクールソーシャルワーカー、教職員、福祉関係の方々
が中心でしたが、山口先生の指導の下、高校でピア・サポート
を実践されていた生徒さんたちが大学生になられて参加されていました。
なんと、大学でもピア・サポートのサークルを自主的に作るために
活動中とのこと!
山口先生の実践の輪は、高校だけでなく、大学にも波及しようとしています。
海外では、大学にピア・サポートの仕組みがあるか否かが重要な選択の
基準になっているところもあるようです。
講演の中で、先日のふらっとでの市民公開講座の様子を報告する機会を
いただきました。
「大人の世界でも」対話による紛争解決の実践がされていることをしっかりと
PRしてきました!
副センター長 名波直紀
2015年3月16日月曜日
日本司法書士会連合会 平成26年度 第9回司法書士人権フォーラム『無戸籍者問題を考える~私を証明できない私たち』(3月28日開催)
センター長の小澤です。この分野もADRを活用することができるような気がします。是非ご参加ください!参加無料。誰でも参加可能です!
http://www.shiho-shoshi.or.jp/cms/wp-content/uploads/2015/02/239abae385b9c454ef82d171220a6d0e.pdf
平成26年度 第9回司法書士人権フォーラム
『無戸籍者問題を考える~私を証明できない私たち』(3月28日開催)
【開催概要】
平成26年7月17日に、いわゆる「離婚後300日問題」に関する最高裁判決があり、無戸籍者問題がクローズアップされました。無戸籍者に関する問題は、離婚・DV・貧困・戸籍等様々な事情が複雑に連鎖しあっており、当事者の方々は声を上げることすらできずに長年苦しんでいるのが現状です。そして、そのような状況にある当事者の方を、ボランティアで支援し続けている方々がいらっしゃいます。
無戸籍者が戸籍を取得するためには裁判が必要ですが、「認知調停」「親子関係不存在調停」など、司法書士としても書類作成や相談業務を通じて支援することができます。支援者が各地に存在するということを全国的にアピールすることにより、埋もれていた無戸籍者を支援することも可能になると考えます。
そこで、この問題についての周知を図り、問題点を理解しつつ、市民の皆様と共に考えるため、当フォーラムを開催いたします。
参加費は無料、どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。詳細については開催案内チラシをご参照ください。
●実施要項
【日 程】平成27年3月28日(土)午後1時~午後5時30分
【開催場所】司法書士会館地下1階「日司連ホール」
【定 員】150名
【対 象】どなたでもご参加いただけます。
【参 加 費】無料(昼食、宿泊は各自ご手配ください。)
【申込方法】会場準備の都合上、下記申込書に必要事項をご記入の上、連合会事務局あてFAX(03-3359-4175)にてお申し込みをお願いします。
定員を超える申込があった場合に限り、申込受付後1週間以内にご連絡いたします。
●内容
第1部 基調講演「無戸籍者が生まれる現状と課題」(60分)
講師:本山敦氏(立命館大学法学部教授)
第2部 事例報告(各30分)
「無戸籍者として生きる困難」
報告者:当事者の方
「無戸籍からの脱却~相談から調停・裁判まで」
報告者:南和行氏(弁護士)
第3部 パネルディカッション「無戸籍問題解決のためにできること」(120分)
登壇者:井戸まさえ氏(民法772条による無戸籍児家族の会代表)
本山敦氏(立命館大学法学部教授)
南和行氏(弁護士)
当事者の方
森田みさ(日司連子どもの権利擁護委員会委員)
コーディネーター:伊見真希(日司連市民の権利擁護推進室室委員)
*内容、登壇者等はいずれも予定であり、一部変更する場合がありますのでご了承ください。
http://www.shiho-shoshi.or.jp/cms/wp-content/uploads/2015/02/239abae385b9c454ef82d171220a6d0e.pdf
平成26年度 第9回司法書士人権フォーラム
『無戸籍者問題を考える~私を証明できない私たち』(3月28日開催)
【開催概要】
平成26年7月17日に、いわゆる「離婚後300日問題」に関する最高裁判決があり、無戸籍者問題がクローズアップされました。無戸籍者に関する問題は、離婚・DV・貧困・戸籍等様々な事情が複雑に連鎖しあっており、当事者の方々は声を上げることすらできずに長年苦しんでいるのが現状です。そして、そのような状況にある当事者の方を、ボランティアで支援し続けている方々がいらっしゃいます。
無戸籍者が戸籍を取得するためには裁判が必要ですが、「認知調停」「親子関係不存在調停」など、司法書士としても書類作成や相談業務を通じて支援することができます。支援者が各地に存在するということを全国的にアピールすることにより、埋もれていた無戸籍者を支援することも可能になると考えます。
そこで、この問題についての周知を図り、問題点を理解しつつ、市民の皆様と共に考えるため、当フォーラムを開催いたします。
参加費は無料、どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。詳細については開催案内チラシをご参照ください。
●実施要項
【日 程】平成27年3月28日(土)午後1時~午後5時30分
【開催場所】司法書士会館地下1階「日司連ホール」
【定 員】150名
【対 象】どなたでもご参加いただけます。
【参 加 費】無料(昼食、宿泊は各自ご手配ください。)
【申込方法】会場準備の都合上、下記申込書に必要事項をご記入の上、連合会事務局あてFAX(03-3359-4175)にてお申し込みをお願いします。
定員を超える申込があった場合に限り、申込受付後1週間以内にご連絡いたします。
●内容
第1部 基調講演「無戸籍者が生まれる現状と課題」(60分)
講師:本山敦氏(立命館大学法学部教授)
第2部 事例報告(各30分)
「無戸籍者として生きる困難」
報告者:当事者の方
「無戸籍からの脱却~相談から調停・裁判まで」
報告者:南和行氏(弁護士)
第3部 パネルディカッション「無戸籍問題解決のためにできること」(120分)
登壇者:井戸まさえ氏(民法772条による無戸籍児家族の会代表)
本山敦氏(立命館大学法学部教授)
南和行氏(弁護士)
当事者の方
森田みさ(日司連子どもの権利擁護委員会委員)
コーディネーター:伊見真希(日司連市民の権利擁護推進室室委員)
*内容、登壇者等はいずれも予定であり、一部変更する場合がありますのでご了承ください。
おでん横丁の夜
みなさんは、静岡の街中にある青葉おでん街(おでん横丁)に行かれたことがありますか。先日私は、あるイベントで知り合った数名の方々と一緒に暖簾をくぐり、あったかい体験をしてきました。
カウンターのみ。10名も入らないくらいの店内。真っ黒な出汁に浸かったおでんがこれまた真っ黒な、いわゆる『しぞーかおでん』のお店です。
席を詰めてもらってなんとか座ることができた私達に、横の親子(母と娘)とその隣の三人組の男性が普通に話しかけてきます。
「あんたらどこから来た?」
「こんなおでん、食べたことないでしょ」
私以外は県外の方なので、それぞれの地元の話や、静岡の食の話で大盛り上がりです。
聞けば、男性陣は三人組ではなく、二人の会社員と、旅行中の大学生の二組であり、彼らもまた初対面で意気投合したとのこと。あまりに馴染んでいるので分かりませんでした・・。
しばらくお酒が進み、店主のおばちゃんの人柄も相まって、店内に一体感が生まれ、私達はいろんなことを話し合いました。
楽しい時間はあっという間に過ぎて、お開きのとき。それぞれの今後の人生の小さな幸せを願い、私たちは1年後の再会を約束しました。
冒頭、イベントといったのは、静岡で10回目を迎える「静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」のこと。二日間、県内と県外の災害ボランティアが一堂に会してワークショップなどをすることにより、被災時にボランティア間の連携をスムーズに取ることが訓練の目的です。
カウンターのみ。10名も入らないくらいの店内。真っ黒な出汁に浸かったおでんがこれまた真っ黒な、いわゆる『しぞーかおでん』のお店です。
席を詰めてもらってなんとか座ることができた私達に、横の親子(母と娘)とその隣の三人組の男性が普通に話しかけてきます。
「あんたらどこから来た?」
「こんなおでん、食べたことないでしょ」
私以外は県外の方なので、それぞれの地元の話や、静岡の食の話で大盛り上がりです。
聞けば、男性陣は三人組ではなく、二人の会社員と、旅行中の大学生の二組であり、彼らもまた初対面で意気投合したとのこと。あまりに馴染んでいるので分かりませんでした・・。
しばらくお酒が進み、店主のおばちゃんの人柄も相まって、店内に一体感が生まれ、私達はいろんなことを話し合いました。
冒頭、イベントといったのは、静岡で10回目を迎える「静岡県内外の災害ボランティアによる救援活動のための図上訓練」のこと。二日間、県内と県外の災害ボランティアが一堂に会してワークショップなどをすることにより、被災時にボランティア間の連携をスムーズに取ることが訓練の目的です。
今年の図上訓練はとても充実した内容であり、被災時に大いに役立つものではあったと思いますが、本年の収穫は、なんといっても、このおでん横丁でのひとときです。
お互いを知ること、互いの人となりを知ることが「連携」の第一歩なんでしょうね。
夜、寒さ、狭い店内、黒いおでん、古びたポスター、お酒、気のいい人たち・・すべてが揃った一夜の出来事でした・・・。
増田真也
2015年3月9日月曜日
“ふらっと”は意外とお金がかからない?!
調停センター“ふらっと”は
結構お金がかかるのでは?
というご質問をお受けすることがあります。
確かに、“ふらっと”は、
申込時に50,000円(消費税別)
にお預かりすることから、
例えば2、30万円の紛争を解決するには
費用が高く感じるかもしれません。
しかし、“ふらっと”の申込時の費用は、
預り金であって、
ほとんどの場合、一部返金がされています。
例えば・・
相手方が不応諾の場合、
40,000円+消費税分の返金、
第1回期日で解決した場合、
20,000円+消費税分の返金があります。
(※振込手数料は申込人負担が原則)
過去の実績でも、合意に至った9件中、
7件が1期日で合意に至っているので、
そのときも上記の返金がされています。
合意後に約束が守られる可能性が高いため、
いわゆる強制執行費用がかからない可能性が高い
のも“ふらっと”の特徴です。
例えば、建物明渡しの強制執行の場合、
執行官の費用だけでも6万円かかります。
紛争解決をトータルで考えると、
意外と“ふらっと”は費用がかからない
といえるのです。
なお、費用の面でいうと、
申込人の収入によって、
申込費用が減額や免除されること
があることも意外としられていない
ことです。
“ふらっと”の利用相談も無料ですので、
身近なトラブルを話し合いで解決
したいと考えている方は・・
054-282-8741(ハナシ・アイ)
に是非、お電話してみてください!
2015年3月2日月曜日
「ふらっと」の挑戦
平成21年1月19日、法務省よりADR法に基づく紛争解決機関としての認証を受けて「ふらっと」が誕生してから、早くも6年が経過しました。
この間、さまざまな場面でメディーエーションという新しい紛争解決の方法を紹介し、みなさんにご利用いただけるように努力を重ねてきました。
しかし、今、「ふらっと」は大きな岐路を迎えています。
利用件数の伸び悩みが続く中、組織を存続させるのか、存続させるとして、従来の司法書士だけで行うメディエーションを維持するのか、あるいは弁護士の協力を得てもっと幅広い紛争解決にチャレンジするのか、利用料の減免を拡大するのかなどなど・・・
「ふらっと」の挑戦は続きます!
(中里)
この間、さまざまな場面でメディーエーションという新しい紛争解決の方法を紹介し、みなさんにご利用いただけるように努力を重ねてきました。
しかし、今、「ふらっと」は大きな岐路を迎えています。
利用件数の伸び悩みが続く中、組織を存続させるのか、存続させるとして、従来の司法書士だけで行うメディエーションを維持するのか、あるいは弁護士の協力を得てもっと幅広い紛争解決にチャレンジするのか、利用料の減免を拡大するのかなどなど・・・
「ふらっと」の挑戦は続きます!
(中里)
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