富士市の閑静な住宅街の端にある。
IOC総会での東京召致に向けた最終プレゼンや、
ロビー活動を積極にやったという報道から
いよいよ日本人も世界標準のパフォーマンスを
する民族になったのか?!と思ってしまう方も
いたかもしれませんね。
ところが、現実の生活の中では、
ほとんどの日本人は「奥ゆかしさ」「礼儀正しさ」
「忍耐強さ」そして「お・も・て・な・し」という
日本人の美徳といえる気質を大事にしている方が
まだまだ多く、やられたら、「倍返しだ!!」
なんて、声高に叫ぶ輩は少数だと感じます。
昔から日本人は「察してもらう」ことを
期待しながら、社会生活を送っているようで、
本音と建前を上手に使い分けてきました。
ところが、昨今の状況はそれでは上手くいかない
場面が多々現れてきているように思います。
「言わなければ判らない・・・」
それが現在の人間関係を表すキーワードのように
感じられます(私見ですが)。
でもこのことは、「言えばわかりあえる」という
ことの裏返しでもあるのではないかと思います。
何も言わずに「察しろ」ではなく、
お互いに向き合いながら本音を「言う」
まるで“ふらっと”で行っている調停のように。
(判らぬよう宣伝をいれる、奥ゆかしさ・・・)
建前だけの主張ではなく、本音の主張。
それを繰り返すうちに、「理解」「共感」等
こじれた問題を解決するための方法が
生まれてくるはずです。
0 件のコメント:
コメントを投稿