2014年9月22日月曜日

肩狐狸庵ICHIの「あさましき夢みし」

私の庵(事務所)は、静岡県東部の中核都市、

富士市の閑静な住宅街の端にある。


夢を見た…


大人の事情により「Dえもん」とするが、

あの四次元ポケットから出てくる

どこでもドア等の道具には

ワクワクさせられたことを覚えている。


だが今の私は、単純にDえもんが出す

「夢」のような道具に心躍らせるような

ことはなく大人で、安易に「夢」のような道具を

提供するDえもんの行動には苦言を呈するし、

「おいおい、そんな道具を使えば、

住居侵入罪で、3年以下の懲役

または10万円以下の罰金に処せられるちゃうよ」

と、ニヒルに微笑んだりもするだろう。


だが、開発者(または、開発を夢見る者)の

Sかちゃんのお風呂を覗きたいという素直な

欲望いや「夢」が、やがて空間さえ超越する

素晴らしい発明品を作り上げるやもしれない。


そう思うと、やはり夢は捨てられないね。


どうも大人になると、夢を自ら否定する

傾向が顕著になる。諦観とでもいうのか…


そんな大人では、未来だけでなく、

目の前の現実さえ変えることもできないと反省する。


たとえ実現不可能と思えても

やはり「夢」は追い続けなくてはね。


「じゃあ、Dえもん!「夢」実現のため

四次元ポケットから…」

成長しないNび太君である。


…気が付くと、自分の体は透明になり

 他人からは全く見えない。

「やった、とうとう夢見ていた悪魔の実、

スケスケの実を開発した!!」

「これで堂々とSかちゃんのおふ…」

明るい未来を示唆する夢…なわけないか。

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