2014年11月13日木曜日

聖マルティヌスの日

11月11日は、聖マルティヌスの日だそうです。
ポッキーの日でもありますが・・・。
聖マルティヌスとは、キリスト教の聖人の一人で、元々は兵士だったのですが、
その後、キリスト教の洗礼を受け、司教となりました。
マルティヌスは、兵士の頃、雪の中で凍えていた半裸の物乞いに、
自らのマントを半分裂いて与えました。
その夜、マルティヌスの夢の中に、半分のマントをまとったイエス・キリストが現れ、
「まだ受洗もしていない兵士マルティヌスが、私にこのマントをくれた」と言ったそうです。
この物乞いはイエス自身であったと言い伝えられています。

私は、キリスト教信者ではありませんが、娘の通うシュタイナー教室では、
毎年、この時期に、このマルティヌスの話を聞きながら、人型のパン(ドイツでは、
ヴェックマンというようです)をみんなで分け合って食べます。

マルティヌスが、物乞いにマントを全部与えるのではなく、半分に裂いて与えたのは、
相手を助けつつ、自らも凍えてしまわないように、ということだそうです。
相手も、自分も大事にすることが大切なのだそうです。
まさに、ウィン・ウィンですね。

大竹

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