こんにちは。
運営委員の井上史人です。
私には、2歳半の子供がいて、今、いろいろな言葉を急速に覚えています。
両親の私たちもびっくりするほど、その場面に的確な言葉を発っするときもあり、あるときは驚かされ、あるときは、妻と爆笑してしまうこともあります。
先日お世話になっている会計事務所の事務員さんがいらっしゃって、その事務員さんにも同世代の子がいるため、前述のような話をしていたら、その事務員さんの3番目のお子さんは、まだ、言葉がうまく話せないときに、2番目のお子さんが何でも先回りで察知して手助けしてしまったため、3番目のお子さんの言葉の発達がかなり遅かったということを聞かれました。
その話を聞いたとき、言葉(コミュニケーション能力)は、自分の思いや考えを上手く伝えられないことによるストレスによって、上達するのだなということに気が付きました。
それからは、子供が何をしてほしいのかよくわからないときでも、あえて推測で考えを読み取ろうとはせず、「何がしてほしいのかきちんと言葉で話してごらん」と、話をさせるようにしています。
ふと、これは調停の場面でも通じるものがあるなと思いました。
先日の事例検討会に出席したとき、ある方が「いい調停とは、調停人ががんばりすぎない調停である。むしろ、調停人には任せておけないから当事者自身がかんばらなくてはと思う位がちょうどいい」という趣旨のことを言っていました。
どんな場面でも、他人に任せておけないという状況が人を育てるのでしょうね。
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