2012年4月19日木曜日

若葉の色

今年の冬はいつまでも寒かったですが、やっと春らしくなりました。
外を歩くと日差しがまぶしく若葉が気持ちいいです。

ところで、若葉の色って何色だと思いますか?

以前の私だったら「みどり」としか頭に浮かびませんでしたが、この年(年齢は秘密です・・)になって必ずしもそうではないとことに気がつきました。
“やまもみじ”の若葉は、赤茶色というか「いわゆる紅葉の色」ですし、生垣によく使われている“レッドロビン”の赤色も、若い葉が赤みがかった葉色で次第に緑になっていくようです。

そう思いながら町を歩くと、けっこう緑ではない若葉があることに気付きます。
以前は、まったく気付かずに見過ごしていました・・・

そういえば、自動車を買おうと思って探しているときなんかも、急に同種の自動車が目に付くようになりますよね。「この車、こんなに走ってたのか」とビックリすることがあります。

同じものが視界に入っていても、意識しているのとしていないのでは大違いです。他にも随分と見落としたり、気がついてないことがあるんだろうな~。

花田眞吾

2012年4月17日火曜日

気になる“ふらっと”のお値段⑤

お値段シリーズ Vol.5。

今回は、調停の当事者に「会場費」や「交通費」をご負担いただくケースについてご説明します。

“ふらっと”の調停は、静岡県司法書士会会館で開催することを原則としています。
この場合、会場費はかかりません。
また、調停には、調停人が1名または2名同席いたします。
同席する調停人は県内各地に居住していますが、居住地から会館がある静岡市までの交通費は、“ふらっと”が負担します。

ところで、調停の両当事者が共に県西部地区または東部地区に在住するようなケースでは、わざわざ静岡市に出かけていくことに煩わしさを感じることも考えられます。
そこで“ふらっと”では、便宜、会館以外の場所で調停を開催することも認めています。

この場合に生ずる「会場費」の全額は、調停当事者にご負担いただいています。
また、同席する調停人がその居住地から静岡市へ出向くための「交通費」は“ふらっと”から支給されるため、調停当事者にはそれを超過する場合の差額をご負担いただきます。
超過額が生じない場合は、「交通費」をご負担いただく必要はありません。

どちらの当事者にご負担いただくかについて、“ふらっと”では次のように定めています。

◆ 会館以外での調停を両当事者が希望した場合 … 申込人と相手方との折半
◆ 会館以外での調停を一方当事者だけが希望し、他方当事者がこれに同意した場合 … 希望した当事者が全額

もちろん、調停においてこれとは異なる合意をすることができるのは、他の費用と同じです。

中里

2012年4月16日月曜日

ホームページ→ブログ→ツイッター→FB?

センター長の小澤です。
 私が事務所のホームページを立ち上げたのは、10年以上前のこと・・・
 当時は、司法書士事務所のホームページもあまりなかったと記憶していますが、その後、多くの事務所がホームページを作成、そして、ブログを立ち上げる司法書士もあっという間に増えました。
 ホームページからブログへの移行は、思うに、アップロードがホームページと比較して、圧倒的に容易になったことが原因だと思います。ツイッターは、さらにアップロードは容易になっていますよね。
 一方、ホームページやブログ、ツイッターは、不特定多数へのメッセージ送信になりますので、多くの方の目に触れる可能性はあるものの、誰が見ているかは分からず、その意味で発信するメッセージも限定されてきます。
 そして、FB。これは、お友達という限定された仲間・・・という安心感から、多くの方がかなりプライベートなコメントもしております。
 ネット上のコミュニケーション・ツールの変化は、ものすごいスピードで、そのツールを使う人間の感性などの変化を大きく上回っているようにも見えます。
 これまでとは考えられないほど、多くの人間と、瞬時のコミニュケーションを可能にしているツールが、対話の常識をどんどん変えて行ってるようにも思います。

2012年4月14日土曜日

調停人の感性

私の家の前は通学路になっているようで、毎日小学生が歩いています。
私の子どもが小学校に上がったこともあり、自然と通学の様子を観察
するようになりました。

小学生ですから、みんなランドセルを背負っています。
昔は”黒か赤”が定番でしたが、最近は彩り華やかです。

低学年の子がランドセルを背負った姿はカワユイですね!
それに比べて、高学年の子は窮屈そうです。ランドセルの大きさは
変わるはずありませんので、体が成長したと言うことですね。
当たり前です。
ランドセルを背負った姿がサマにならなくなると卒業も間近・・
ということなんですね。

いつ頃からか、私、カワイイとかキレイだとかあまり感じないように
なっていました。
なぜでしょう・・?感性が鈍っていたとしか思えません。

感性が鈍っていると当事者の話の微妙なニュアンスに気づくことが
できません。外見から収集できる情報も限定されてしまうでしょう。

調停は、実は、調停人の技法だけでなく感性も重要な位置を占めるの

ではないかと思うこの頃です。自らの感性も養いたいと思います。


井上尚人

2012年4月10日火曜日

気になる“ふらっと”のお値段④

お値段シリーズ Vol.4。

前回まで、「申込手数料」と「手続実施手数料」のふたつをご説明してきましたが、このふたつのほかに「合意手数料」をいただく調停センターも少なくないようです。
文字どおり、調停において合意が成立した場合に当事者に納めていただく費用で、3万~5万円程度を申込人と相手方とが折半で納めるケースが多いようです。

でも、“ふらっと”では「合意手数料」はいただいていません。
それは、次のような理由によります。

メディエーションを採用する“ふらっと”では、当事者間の自主的な話し合いの促進を通じ、真に納得できる紛争解決を目指すことを理念に掲げています。
当事者が真に納得するには、結果が伴うことはもちろん重要ですが、むしろその結果に至る過程こそが重要だと“ふらっと”は考えています。
仮に合意に至ることができなかったとしても、当事者が「お互いに合意できない」という事実を認識し、これを受け入れ、そのうえで調停が終了することに納得をするならば、それもメディエーションのひとつの形だと“ふらっと”は考えるのです。

このような、結果だけを重視しないという“ふらっと”の考え方が、費用面にも反映されているのです。

中里

8分後の世界

今年に入って二度目の風邪。乾いた咳が止まりません。
整体師も驚くほど、肩と首がカチカチに固まってしまいました。
仕事が手につかず、山積する書類に気が滅入るこの頃・・・

さて、そんなとき、先日観た映画『ものすごくうるさくて、ありえないほどちかい』の中で主人公のオスカー少年が言ったセリフを思い出しました。

“太陽の光が地球に届くまでは8分間かかる。
だから8分前に太陽が爆発しても地球は8分後にならないとわからない”

なんか、すごく大きなスケールですよね。
壮大な宇宙に想いを馳せたら、少しだけ肩が軽くなったような気がしました。

で、一つ浮かびました。 

話し合いの場に、宇宙儀(地球儀ではありませんよ)や宇宙の写真などを置いたらどうでしょう。心が広くなって、相手のことを思いやる気持ちが芽生える一助にならないものか・・と。


ちなみに、

月まで光が届く懐中電灯で月に向けて光を放つと1.2秒後に月が光ります。

増田

2012年4月9日月曜日

争いと哲学と

今盛んに太平洋戦争を始め戦前から戦後にかけて
「坂の上の雲」に代表される日本が元気だったころ
の時代をふりかえ考えることによって現代の日本の
有り方を考えようとしている。
小生が考えるに同じ国家神道の旗を掲げながら
何故明治維新では西洋列強に勝ち他方で太平洋戦争に負けたか?
ということである。
思うに、明治維新日露戦争は守りの戦いであり
太平洋戦争は攻めの戦いであった。
ところが、国家神道は天照大神で女も神様を掲げていた。
女性は守りに強い。だから、守りの明治維新日露戦争には
強かったが、攻めに転化した太平洋戦争では負けたと言える。
では、どういう原理でやれば勝てたか?攻めと守りが一体
となった哲学でやれば戦わずして勝てたと言える。
若しくは、最小限の戦いで済んだ。
太平洋戦争が、世界最終末戦争の可能性があった。
では、どういう哲学が其れに当たるかは別途述べたいと思う。

藤曲より