9月6日、「法と教育学会~子供の法意識・法知識と法教育」が早稲田大学で開催されました。
私は、小学校~高校における様々な法教育の研究・実践を発表する分科会に参加しました。実際におこった事案を題材に、異世代の意見の相違を確しどう考えていくかで話し合った事例等が発表されました。
一例をあげます。
所沢市での住民投票となった、学校にエアコンはいるのか?の事案
大人の意見: 子供は(暑さ)我慢するものだ。
私たちはそうしてきた。
税金の無駄遣い。
子どもは外で遊ぶものだ。
大人の意見: 子供は(暑さ)我慢するものだ。
私たちはそうしてきた。
税金の無駄遣い。
子どもは外で遊ぶものだ。
子どもの意見: 入間基地の騒音がうるさくて、勉強に集中できない。
学校は勉強するところだ(快適な環境)。
子どもには、我慢させて、大人はどうなんだ?
話合い後の感想:答えを出すことが大事なのではない。
話し合うためのルールに気づくことで、円滑に話合
いができる。
自分たちがどのような立場に置かれているかを理解
でき相手の立場についても理解できる。
答えを出すための話合いから、何故私たち話し合っているの?と視点が変化し、互いを理解しようすることが、問題解決の入口なのだなと感じました。それぞれの立場で、一つの問題も違う見え方となりますが、相手の考えや思いを知ることで、景色が変わってくるのでしょうね。
まさしく、ふらっとの趣旨ですね。
「私たち、何故話し合うの?」と問い直してみたら日々の景色も変わるかな?
「法と教育学会」は、小・中・高等学校における法教育、大学法学部における法学教育、法科大学院・司法研修所における法曹教育、そして法律専門家に対する研修・教育のあり方について総合的に研究し、 それを教育の現場で実践するため、法学、教育学またはこれらの関連分野における研究 もしくは実務に携わる方の研究上の連絡・協力を促進することを目的とした学会です。 (法と教区学会のHPより)
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