2015年2月16日月曜日

これでなくても

  最近、乳製品が体に合わなくなってきた。とは言っても、製品の入っていない食品を選ぶのは大変だ。洋食、ケーキはもちろんのこと、せっかく買った、バレンタインデーの自分用ご褒美チョコにも・・・祈るような気持ちで材料を確認すると、当然・・・入ってますよね!

 パンは、元々他のアレルギーの関係で手作りすることが多かった。原始的なパンであるなら、小麦粉と塩と水だけで十分なのだがフカフカの食パンには、バターや牛乳を配合する。

ふらっとで言うなら、第一回期日。昨日は、食パンのレシピはこれでなくてはという固定観念を捨てて、バターをココナツオイルに、牛乳をココナツミルクに置き換えて実験。それなりに膨らんだが、パサつく感じ。これもありだと納得できれば1回で合意なのですが・・・

来週は、第2回期日に挑戦。今度は食パンは四角い型に入れて焼かなくてはという固定観念を捨てて、丸い小形パンに成形してみようかしら?
                                                  管理人 橋本

2015年2月12日木曜日

歯医者

左の上の奥歯が虫歯だ。舌で触るとギザギザしているのがわかる。
石灰岩が雨に溶かされてゆくようにボロボロになってしまったのに違いない。
歯医者に行かないと。でも行きたくない。
今のところ歯自体に痛みはないけれど頭痛がする。首と肩も痛い。
夜中にはっとして起き上がってしまう。
いよいよ重症だ。もうこれ以上放置するわけにはいかない。
意を決してようやく歯医者に行った。
すると「どこが気になるのですか?」と歯医者が言う。
「左の上の奥歯が」と説明すると「ここは何かの拍子にかけてしまったのですね。少し削って埋めておきましょう。心配するような虫歯はありません。」と言われた。
「本当にそれだけ?頭痛は無関係?」いろいろ思ったけれど、歯医者は治療をして最後に丁寧に噛み合わせを確認してくれてその日だけで終わった。

歯医者に行ったほうがいいことはわかっているし、行かなければ治らないこともわかっているけれど、歯の磨き方や、放置しておいたことなど自分の悪いところを言われるだろうし、何より痛い思いをすると思ってずっと先延ばしにしていた。

ふらっとに調停の申込みがある案件の中にも、話し合いをしたほうがいいことはわかっているし、話し合わなければ解決しないこともわかっているれど、でも話合いをしたくない、と思っている当事者がいるかもしれない。歯医者に行きたくない理由を思い返しながら、問題解決のために何ができるだろう、と考えました。
(井口)

2015年2月3日火曜日

肩こりの原因


先日、肩こりがひどくて鍼灸院に行きました。
うがいもできないほど、頭が動かなくなってしまったのです。 
何をされるのかドキドキしていると、先生の第一声は、姿勢が悪い、でした。
本来あるべき位置に足とか首とかがないらしいのです。
姿勢を治すため、先生の言われるがまま、足の付け根や足の指を引っ張ったり、曲げたり伸ばしたり。
そうこうしているうちに、ほら、足がまっすぐになったでしょう?と言われ、うーん、確かに鏡を見るとまっすぐ立っているような気がします。
ほかにもいろいろほぐしてもらい、終了間際になってようやく、今から針が打てるようになったよと言われました。
終わってみると、針を打ってもらった時間より、体を動かす時間の方が多かったです。
肩が痛いと思っていたのですが、特に、足を重点的に動かしたということは、本当の肩こりの原因は足にあったようです。
肩を治すのに足を治すなんて私は全く知らなかったのですが、おかげで、頭が動かなくなるほどの肩こりはなくなりました。
 
実際、肩こりに限らず、本人が思っていることとは別のところに原因があることも多いのかもしれませんね。

井野口

市民公開講座「いじめを防ぐチカラ!」 ~いじめの傍観者を仲裁者に変えるピアサポートの現場から~ 

市民公開講座を開催いたします!
【申込不要 ・ 参加無料です】
多くの方のご参加をお待ちしております!


市民公開講座「いじめを防ぐチカラ!」  
~いじめの傍観者を仲裁者に変えるピアサポートの現場から~ 

1.日 時  平成27年2月24日(火)
       13時30分~17時00分
       (受付開始は13時00分~)

1.場 所  静岡県司法書士会4階 大会議室
       ※JR静岡駅南口から徒歩5分
       http://tukasanet.jp/access/

1.内 容  講演「いじめを防ぐチカラ!」
  
  ~いじめの傍観者を仲裁者に変えるピアサポートの現場から~             
       講師 学校カウンセラー
          ピアサポートコーデュネーター
静岡県立浜松江之島高等学校教諭
山口権治 先生 
       ※ピアサポートの実演と
        調停センター“ふらっと”による
解説と機関の紹介もあります。



1.参加費  無料

2015年1月3日土曜日

「つもり」を無くそう!

新年明けましておめでとうございます。
委員の佐藤です。

1月1日から2015年がスタートしました。
年初は、皆さんいろいろな計画を立てると思いますが、私は、「つもり」を無くそう! を今年の自分の中のテーマとしました。

「言ったつもり」、「伝えたつもり」、「聞いたつもり」、「理解したつもり」と挙げていくときりがないですが、「つもり」だけでは人とのコミュニケーションは取れないし、時には「つもり」がすれ違いを生んで、トラブルになってしまうこともありえますよね。

お客さんや友人、家族など大切な人とのコミュニケーションをちゃんと取っていくためにも、そしてトラブルを予防するためにも、この「つもり」を無くすことを今年のテーマとしていきたいと思いました。

一年間、目標達成出来るように頑張ります!!

佐藤圭

2014年12月21日日曜日

無題

何を書いて良いかアイデアが出てきません・・・
感性が枯れてきているのかなと思います(汗)
子供の頃のような多感性は不要だけど、もう少し感性を磨きたい。
どうしたらよいか?
漫然と日々を送るのでなく、変化に富んだ生活をするしかないだろう。
生活習慣を変えてみる。
嫌な仕事でも受けてみる。
付き合う人を変えてみる。

仕事が出来る人や人望がある人って、感性が鋭い人が多いと思う。(個人的見解です)
言い換えると、機微が分かるみたいな。
調停人にも必要とされる能力ではないでしょうか?

池谷大介

2014年12月9日火曜日

Barn's burnt down, now I can see the moon



 昨年だったか、兵庫県の灘に行ってきました。

 灘五郷(今津・西宮・魚崎・御影・西)は、豊かな水に恵まれ、地元兵庫の米を使って杜氏による長い経験と勘による酒作りが行われてきた、灘の生一本という言葉でも知られている日本屈指の酒蔵の街です。
 日本酒好きにはたまらない・・・といいつつ、名だたる酒蔵の見学を。

 阪神淡路大震災での延々と炎に包まれる東灘区の光景が今でも私の目に焼き付いていましたが、今では街はすっかり、新しくなり、高層マンションが静かに立ち並ぶ間に、有名酒蔵の工場が点在していました。

 ある小規模の酒蔵で各種ある日本酒の中で、杜氏がすすめた「空藏」というお酒の銘柄の由来についてお話を伺いました。

「平成7年1月17日、
  神戸を大震災がおそった。一面の瓦 
 の中で杜氏はつぶやいた。   
 『蔵もつぶれて空しか見えない』と。
  あの日空をあおいだ同じ場所から
  新たな酒は生まれた。・・・・・」

 代々引き継がれてきたものがつまった酒蔵も崩れ落ち焼け落ちてしまった後、ゼロからの出発を決意した言葉だった と。
 
 
 この話からふと思い出した一句があります。元禄元年、自分の蔵が類焼した際、この一句を詠み平然としていたことを松尾芭蕉が聞き、「是こそ風雅の魂なれ」「その者ゆかし」と言い、便りを行き来することになり、師弟の契りが結ばれた水田正英の一句です。
          
     蔵焼けて さはるものなき月見哉

蔵は焼けてしまったけれど、蔵があったときには気付かなかった、蔵がなくなって初めて気づいたよ、ああ、いい月見だな。
あるべきであると思っていたものもなくなってみると新しい視点でものが見えるという意味かしら?
 既存の概念を打ち壊してみると、新たな世界が広がる。
 
 相容れない意見であっても、耳を傾けて理解しようとしてみたら、ふっと新たな世界が広がる、これぞはなしあいの原点かもしれませんね。                      御 室