こんにちは、運営委員の鈴木です^^
今朝、こんな心温まる記事を読みましたので、ご紹介させて頂きます。
米紙ニューヨーク・タイムズに掲載されていたのですが、米ニューヨーク州に住む77歳のルドルフ・レスタさんという方が、今から40年以上前に失くしてしまったお財布が、なんと手元に戻ってきたという話です。
簡単に経緯をご説明しますと、1970年のある日、レスタさんが当時勤めていたニューヨーク・タイムズ本社のクローゼットにジャケットをかけて置いた所、何者かにお財布を盗まれるという被害に遭いました。
それから長い歳月を経て、2010年秋のある日、以前本社があった建物の警備員が、建物を点検をしていた所、偶然盗まれたお財布を発見しました。警備員が、お財布の中身を確認した所、持ち主がレスタさんの物であることが判明。そこから、数人の方々のご協力により、レスタさんの居場所を突き止め、無事ご本人にお財布を届けることができたそうです。
戻ってきたお財布は、残念ながら、現金は姿を消していましたが、当時の古いクレジットカードの他に、新聞の切り抜き、家族写真などが残っていました。懐かしさで胸が一杯になったレスタさんですが、中でも一番嬉しかったというのが、お財布を紛失する数年前に他界された父親のポートレート写真がそのまま残されていたこと。もう二度と眺めることができないと諦めていた、大切な写真が返ってきたことを心から喜んでいるそうです。
もし、警備員が、見つけたお財布をそのまま処分してしまっていたら、このような結果にはならなかったでしょう。また、警備員から話を聞いた知人達が、レスタさんの居場所を調べることに協力してくれていなかったら、やはりうまくはいかなかったでしょう。
まさに、数人の方々の善意の連鎖によって、奇跡的な出来事が起こったのだなと、とてもほっこりとした気持ちになりました^^
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