運営委員の鈴木修司です。
先日、日司連の相談員研修養成講座に参加してきました。
そこで、講師の先生から「自分を知らないと相手を知ることができない」という趣旨のお話がありました。
自分がどんな人かは理解しているようで理解できていないということは、案外多いのではないかと思います。私も「自分は、○○なところがある」、「自分は、○○な人間だ」と思っていても、周囲や相手からどのように理解され、どのように映っているかは正確には分からないものです。
また、このことは、性格的なものではない感情にも言えるものだと理解しました。
例えば、楽しい、うれしい、動揺、苛立ち、怒りなどの感情も自分をしっていないと相手の感情も理解できないのかなぁと感じました。
基本的に相手を知る判断の基準は、自分自身になるからなのか等々、普段あまり考えないことを考えてみました。
その意味で今回の研修はとても新鮮なものがありました。
法律実務家は、感受性や洞察力、観察力を持ち合わせていないとならない、とよく言われますが、そのためには自分を知ることが重要だと実感した次第です。
「人生は自分探しの旅」という言葉がありますように、自分を知るって結構奥深いものです。
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