2012年3月23日金曜日

気になる“ふらっと”のお値段①

“ふらっと”をご利用いただく場合、利用者から費用をいただいています。
お値段シリーズその1の今回は、「申込手数料」について説明します。


調停を申し込むために必要な「申込手数料」は、申込人から、調停申込書を提出するときまでに2万1000円を納付していただきます。
したがって、利用相談の段階では費用をいただいておりません。
申込書を提出する時点では、相手方が調停に応じるかどうかは不明な状態ですが、“ふらっと”では、申込書の提出を受けて事件管理者を選任し、事件管理者が相手方との連絡等の調停手続に着手することとなるため、相手方が調停に応じるかどうかにかかわらず、申込人から2万1000円全額を納めていただいています。
なお、相手方が調停に応じなかった場合、半額の1万500円は返金いたします。

中立・公平な調停を目指す“ふらっと”としては、相手方にも平等に1万500円をご負担いただくのが適切だとも考えられます。
しかし「調停に応じてください。応じる場合は1万500円ご負担ください」と説明するのは現実的ではなく、相手方が調停に応じるケースがとても少なくなることが予測されます。
このため、申込手数料は2万1000円全額を申込人にご負担いただいています。

もちろん、調停において申込手数料の負担割合を別途話し合うこともできますので、一旦は申込人がご負担いただいた2万1000円の内、その一部または全部を相手方が負担する旨の合意をすることも可能です。

中里

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