2012年7月20日金曜日

いつでも、どこででも

「どや?」


「ふや」


小学校のとき、担任の先生が、一番短くて情景が浮かんでくる

素晴らしい詩だと教えてくれた。

「どこへ行くの」「お風呂屋さんだよ」という意味だ。



幼稚園のときに見た一番言葉の少ない紛争解決の場面。

疲れて他人の車に手をついたおじいさんが(たまたま折りたたみの傘を

持っていた。)、車の持ち主Aに傷がつくじゃないかと怒鳴られていた。

をこに通りかかったBさん。

A「車に傷をつけたな××○・・・」

B「まあ、まあ、まあ、まあ」 両手を前に大きく突き出して制止するように。

A「だって、こないだ○○××・・・」

B「いいから、いいから」前に突き出した両手を大きく上下に振って。

A「なんだ××・・・」

B「まあ、まあ、まあ、まあ」

A「しょうがないなぁ~もうやるなよ」

おじいさんがうなづく。



「まあ、まあ」と「いいから」だけで場がおさまった。



今、ふと思い出し、Aさんは、言いたいことを全て話し、Bさんは傾聴し、

最後に合意があったのかと考えてしまった。



少し前の昭和の出来事でした。

                                      管理人 橋本

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