2015年10月15日木曜日

ふらっとに関わって学んだこと


調停センター“ふらっと”が法務省の認証を取得し設置されたのが平成21年、早いもので足掛け7年となりますね。

前身であったADR研究会から“ふらっと”開設当初にかけて、多くの勉強会に参加し、また、実際の事件も担当させていただきました。応諾者の方からかなり厳しい口調で延々と電話で怒鳴られたことも今では懐かしい思い出です。

この経験から多くのことを学びました。特に「傾聴スキル」と「コミニュケーション能力」を学んだことが一番大きかったと思います。その後の実務に大いに役立ったことは間違いありません。

「傾聴」は日常、事務所で相談を受ける場面、また、市民相談や各種相談会などで大いに役立っています。相手との信頼関係が構築され、相手をしっかり理解できることによって、相談の本質も分かってくるようになりました。

「コミュニケーション能力」についても、後見活動で被後見人やその家族と意思疎通を図り、より良い関係を作りたい場面で役に立っているし、また、各方面いろいろな業種の方との話し合いの場面でも大いに役に立っていると思います。

“ふらっと”は現在、ベテランの方、中堅の方、新入の方など多くの方が運営、活動されていると思います。これからも大いに活躍されることを期待します。
いけがやみちお

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