2017年12月21日木曜日

ロールプレイ研修会

12月2日、3日の2日間、調停ロールプレイに特化した研修会「徹底的にロールプレイ研修会」が鹿児島県で開催されました。私は事務局として関わらせてもらいましたが、研修会には鹿児島県のほか、青森・栃木・埼玉・奈良・福岡から計21名の参加がありました。

研修内容は、参加者が各セッションごと複数のグループに分かれ、それぞれ調停人役・当事者役・観察者となって2日間で4本の調停ロールプレイを行うというハードな内容です。参加された方はその疲労感から抜け出すのに数日を要したことと想像します。参加者も、運営側もくたくた・ヨレヨレになるこの研修会、今年で3回目となりますが、何故開催し、何故人が集まるのでしょうか。

調停ロールプレイをやってみることで得られるものはとても多く、調停人としての成長はもとより、当事者の気持ちを知ることにより日頃の業務や日常生活で役に立つ有益なヒントをたくさん持ち帰ることができます。実際の調停に触れる機会は限られていますし、また独学で得られるものではないので、このような研修の機会は大切なのだとあらためて考えさせられます。そして研修が終わった後、「行って良かった、やって良かった。参加者のみなさんに会えて良かった。」と思うのです。


井口

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