2011年11月21日月曜日

あこがれのリモコン操作

調停人候補者の宮内です。


先日、ある研修会の講師を担当しました。


その講義のために初めてKeynoteでスライドを作成しました。今回はリモコンを使ってスライドを操作をしてみようと思っていたので、ネットの情報を参考にしてZeemoteというものを購入しました。これは、ゲーム用のリモコンなんですが、キーパッドモードという設定にすればスライドの操作ができます(設定の仕方は説明書に書いてあります)。試しに自宅で使ってみたところ、MacBookAirでも問題なく使うことができました。


しかし…。


研修会開始前に会場でプロジェクタを使ってスクリーンにスライドを映してみたところ、なぜかスライドが上手く出ません。


心の声「な、なんだ、これは??ど、どうなってるんだ??」


パソコンの画面とスクリーンの画面が違うのです。初めてこうなってしまったので、解決の仕方がわかりません。開始時間ぎりぎりまで色々と試行錯誤してみましたが、解決できませんでした…。


結局、作成したスライドをPDFに書き出してあったデータを使ってWindowsのノートパソコンで講義をやりました。また、このWindowsのノートパソコンではリモコンを試していなかったので、パソコンを手で操作してスライドを進めました。


特に設定を変更した覚えはないのですが、なぜ設定が変わってしまい、上手くスライドが出なかったのかわかりません。わかる方は簡単に解決できるものだったのかもしれませんが…。日々なんとなくパソコンを使っている私にはスライドをリモコンで操作するまでの道はまだまだ険しそうです。

2011年11月20日日曜日

肩狐狸庵ICHIの謎解きはディナールのあと(レート)で

私の庵(事務所)は、静岡県東部の中核都市、富士市の閑静な住宅街の端にある。

最近、イラクの通貨「ディナール」なるものを使った詐欺事件が多発しているとか(気を付けなはれや!!(`´)…ちょい古っ!)。

恥ずかしながら、私はイラクの通貨単位など全く関知してないし、ましてその為替レートがいくらであるのかまったくわかりません!!(@_@;) (ま~そこが騙す側の肝のようだが…)

実は、私は昔からこの為替レートなるものには違和感を持っていた。

例えばよく海外旅行などで、買い物をする場合、400バーツと表示された品物を「1バーツが2.5円だから、400バーツは1000円くらいか」などと日本円に引き直して、安いとか高いとか言っている人がいるが、それってどうなの??…と思ってしまう。

その国にある物の価値というのは、その国で生活しているすべての人々の日頃の営みによって決まるものであり、その価値を日本円に置き替えて判断してみても意味がない。

その物に対する評価は、自分の価値感で決めればいい(…と、思う)。

   ※ちなみに「バーツ」は、タイの通貨単位

先ごろ、急遽、ADRのサブメディエーターを仰せつかったことがあった。

テレビのアシスタントのおねーちゃんのように、メディエーターの横でキラキラの笑顔(*^_^*)で微笑んでいるだけでよいというので引き受けたのだが…(違うか?!)

1回目の期日が終了したときに、ふと先ほどの為替レートのことが頭に浮かんだ。

裁判所の判決というのは、正に為替レートで、それは、キッチリとした数値で評価する。

しかし、ADRは、異なる文化を持った両者が、目の前にあるものの価値をそれぞれの視点を持って評価しあうものであり、さらに、相手が下した評価を理解しようと努める。

その印象は、初めはゴツゴツしたものであるが、やがてお互いの生活してきた国の文化や経済などの理解が進んでいくと、次第にまんまるな、あるがままの姿が浮かび上がってくる。

まさに共同作業である…と勝手にこじつけてみたりした(まだまだ、勉強不足で上手く表現できないが…(T_T))。

そういえば、イラクディナールの為替レートは何円なのか教えろって!?

教えてあげますが、…それは、ディナー(ル)のあと(レート)で

2011年11月15日火曜日

ドラフト会議

ふらっと運営委員の佐藤です。

只今、日本シリーズの真っ最中ですね。
個人的には、ソフトバンクを応援してます。
久々な気がするし、監督もカッコいいし。

野球ネタに関連して、今年もドラフト会議が終わりましたね。
また、色々なドラマがあったようです。

その中で、明治大学の柴田章吾選手のエピソードがとても印象に
残っています。

彼は、ベーチェット病という難病を患い、失明の恐怖やお腹の痛み
に苦しみ自暴自棄になっていたとき、お母さんから、「ありがとう」
「感謝します」という言葉を言うことを心がけると気持ちが楽になる
よ、と言われたそうです。
彼は言われたとおり実践してみると、お腹の痛みが和らぎ楽になった
という話が紹介されていました。

深イイ

私も、やっていこうと思います!

2011年11月10日木曜日

”ふらっと”ロールプレイ講座 受講レポート

こんにちは、運営委員の井上史人です。

先日、“ふらっと”主催の調停ロールプレイ研修に参加してきました。
研修は、参加者がそれぞれ調停員役、当事者役、それを客観的に観察する役に分かれて、調停を体験するものですが、ロールプレイ研修ですので、それぞれの役割をシナリオに従ってただ演じるのではなく、研修主催者側から与えられた各紛争当事者の言い分が記載された紙面及び紛争事例シートに基づき、実際に当事者に成りきって、紛争解決に向けて話し合いをしていきます。
同じ紛争事例を、いくつかの班に分かれて、ロールプレイしていきますが、各当事者の性格や価値観の違いもあり、めでたく合意に達した班もあれば、合意に至らなかった班もあり、また、合意内容も同じ内容になるわけではありません。
私は午前の部では調停員役を、午後の部では当事者役を演じましたが、調停員役を演じていたときに、話し合いが上手くいかず、当事者役の一人が怒って、「帰ります。」と言い席を立ってしまうというハプニングがありました。
調停員同士で話し合い、当事者の意見を聞いたうえで、再度の調停期日を設けたという設定で、2回目の調停期日を開いたところ、無事話し合いは合意に至りました。
調停中に怒って席を立った当事者役の方に、後で振り返り(反省会)において、理由を聞いたところ、調停員の対応にも不満があり、感情のままに行動しようと思った結果とのこと。
研修講師の芝さん曰く、実際の調停においても、このような行動をする当事者もおり、その理由は人によって様々であるが、当事者の解決能力を信じて、如何に話し合いを終わらせずに、当事者が調停を続けられるように導くかが調停員としての腕の見せ所であるとのこと。
私は、まだまだ力不足だなぁと実感させられた研修でした。

2011年11月4日金曜日

こんなふうに話したい・・・

こんにちは。

年に2~3回お会いする地元名士(女性)の方がいますが、彼女はいつも
笑顔。それも、相手を包み込むような柔らかい笑顔。
彼女に会うたびに、こんな笑顔で他人と接することができたらいいなぁと
いつも思います。

他にも相手を包み込むように話す人っていますよね・・・相手の言動に
左右されること無く、相手の言葉を遮るでもなく、大きく構えて淡々と、
それでいて物腰柔らかく話をする人・・・職業柄、私もこうした話し方が
できたらいいのになぁと思います。

どうも私は、興奮してくるとどうしても早口になってしまうようです。
個性と言ってしまえばそれまでですが、相談者と接するときは、相手を
包みこむように話をしたいものです。

ところで、少し前に調停人デビューさせてもらいましたが、これがなかな
か難しい。
事件としては合意にこそ至ったものの、相当の体力と神経を使います。
こちらの作った土俵の上(醸し出す雰囲気の中)で当事者に話しあっても
らうことが出来れば、もっとスムーズに進むのでしょうが、どうしても本
人達の言葉に右往左往してしまいます。
当事者を包み込むような話し方(接し方)ができれば、調停人としてのス
キルもあがるだろうし、日々の相談業務にも役立つだろうに・・・・・・
・・・と思う今日この頃です。

花 田

”ふらっと”ロールプレイ講座

みなさん、こんにちは。

事務長のしばです。

昨日、”ふらっと”主催のロールプレイ講座を開催しました!!


















3組に分かれて、90分と60分の長時間ロールプレイを
おこないました。

当事者役のみなさんの役作りが素晴らしくって
白熱した調停になりましたね。

県外からも多数の方にご参加いただけました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

それぞれ新しい気づきがあったようでよかったです。

今後も企画していきますので、
またぜひご参加くださいね。

2011年11月1日火曜日

10月15日-16日と気仙沼に無料法律相談に行ってまいりました。

 被災から半年以上経った気仙沼は、様々なものが「混在」しているように思えた。
 3・11以来放置されているであろう倒壊した建物の隣に、建替中の建物や、既に建て替えられたであろう建物が存在していた。
 また、港には、一部が陥没した道路がそのままの状態で残されていたし、遺体の有無のチェックを終えた「完了OK」と大きくマジックで書かれた、ひしゃげた無数の自動車が至るところに積み上げられていた。そのような風景の中で、営業を行う会社の建物も存在していた。
「お魚いちば」には、水揚げされた秋刀魚や様々な魚が売られており、多数の観光客で賑わっていた。その後、港から少し車を走らせたラーメン店で昼食をとったが、そこも、多くの地元の方で混み合っていた。
 昼食後は、3つの仮設住宅を回った。いずれも避難所である学校に隣接していた。そこは、ネットやフェンスで仕切られており、閉塞した雰囲気を醸し出していたが、一方で、無邪気に遊ぶ子供たちに会えたし、既に日常となっているであろう、仮設住宅における生活に穏やかさを感じた。これは誤りなのだろうか?
 たまたま、当日の気候が温暖だったから、そう感じたのかもしれない。そう、当日の気候は、まさに小春日和だった・・・
 3つ目の仮設住宅を後にした道中、瓦礫などがまだ十分に片付いていない場所で、バーベキューに興じる地元の人たちを見ながら、穏やかな海岸線を走った。本当にこの海があの被害をもたらしたのだろうか・・・と思いながら・・・(センター長 小澤吉徳)