2012年4月14日土曜日

調停人の感性

私の家の前は通学路になっているようで、毎日小学生が歩いています。
私の子どもが小学校に上がったこともあり、自然と通学の様子を観察
するようになりました。

小学生ですから、みんなランドセルを背負っています。
昔は”黒か赤”が定番でしたが、最近は彩り華やかです。

低学年の子がランドセルを背負った姿はカワユイですね!
それに比べて、高学年の子は窮屈そうです。ランドセルの大きさは
変わるはずありませんので、体が成長したと言うことですね。
当たり前です。
ランドセルを背負った姿がサマにならなくなると卒業も間近・・
ということなんですね。

いつ頃からか、私、カワイイとかキレイだとかあまり感じないように
なっていました。
なぜでしょう・・?感性が鈍っていたとしか思えません。

感性が鈍っていると当事者の話の微妙なニュアンスに気づくことが
できません。外見から収集できる情報も限定されてしまうでしょう。

調停は、実は、調停人の技法だけでなく感性も重要な位置を占めるの

ではないかと思うこの頃です。自らの感性も養いたいと思います。


井上尚人

2012年4月10日火曜日

気になる“ふらっと”のお値段④

お値段シリーズ Vol.4。

前回まで、「申込手数料」と「手続実施手数料」のふたつをご説明してきましたが、このふたつのほかに「合意手数料」をいただく調停センターも少なくないようです。
文字どおり、調停において合意が成立した場合に当事者に納めていただく費用で、3万~5万円程度を申込人と相手方とが折半で納めるケースが多いようです。

でも、“ふらっと”では「合意手数料」はいただいていません。
それは、次のような理由によります。

メディエーションを採用する“ふらっと”では、当事者間の自主的な話し合いの促進を通じ、真に納得できる紛争解決を目指すことを理念に掲げています。
当事者が真に納得するには、結果が伴うことはもちろん重要ですが、むしろその結果に至る過程こそが重要だと“ふらっと”は考えています。
仮に合意に至ることができなかったとしても、当事者が「お互いに合意できない」という事実を認識し、これを受け入れ、そのうえで調停が終了することに納得をするならば、それもメディエーションのひとつの形だと“ふらっと”は考えるのです。

このような、結果だけを重視しないという“ふらっと”の考え方が、費用面にも反映されているのです。

中里

8分後の世界

今年に入って二度目の風邪。乾いた咳が止まりません。
整体師も驚くほど、肩と首がカチカチに固まってしまいました。
仕事が手につかず、山積する書類に気が滅入るこの頃・・・

さて、そんなとき、先日観た映画『ものすごくうるさくて、ありえないほどちかい』の中で主人公のオスカー少年が言ったセリフを思い出しました。

“太陽の光が地球に届くまでは8分間かかる。
だから8分前に太陽が爆発しても地球は8分後にならないとわからない”

なんか、すごく大きなスケールですよね。
壮大な宇宙に想いを馳せたら、少しだけ肩が軽くなったような気がしました。

で、一つ浮かびました。 

話し合いの場に、宇宙儀(地球儀ではありませんよ)や宇宙の写真などを置いたらどうでしょう。心が広くなって、相手のことを思いやる気持ちが芽生える一助にならないものか・・と。


ちなみに、

月まで光が届く懐中電灯で月に向けて光を放つと1.2秒後に月が光ります。

増田

2012年4月9日月曜日

争いと哲学と

今盛んに太平洋戦争を始め戦前から戦後にかけて
「坂の上の雲」に代表される日本が元気だったころ
の時代をふりかえ考えることによって現代の日本の
有り方を考えようとしている。
小生が考えるに同じ国家神道の旗を掲げながら
何故明治維新では西洋列強に勝ち他方で太平洋戦争に負けたか?
ということである。
思うに、明治維新日露戦争は守りの戦いであり
太平洋戦争は攻めの戦いであった。
ところが、国家神道は天照大神で女も神様を掲げていた。
女性は守りに強い。だから、守りの明治維新日露戦争には
強かったが、攻めに転化した太平洋戦争では負けたと言える。
では、どういう原理でやれば勝てたか?攻めと守りが一体
となった哲学でやれば戦わずして勝てたと言える。
若しくは、最小限の戦いで済んだ。
太平洋戦争が、世界最終末戦争の可能性があった。
では、どういう哲学が其れに当たるかは別途述べたいと思う。

藤曲より

2012年4月6日金曜日

気になる“ふらっと”のお値段③

お値段シリーズ Vol.3。

 申込手数料と手続実施手数料の説明をしましたが、なかなかピンとこない方も少なくないと思いますので、事例ごとに整理しましょう。
 なお、以下は“ふらっと”の規程による清算方法であり、当事者間でこれと異なる合意をすることができるのは既にご説明したとおりです。また、該当するパターンがない場合は事務局へお問い合わせください。

中里

◆調停申込書を提出する場合
 ※ これは、あらゆるパターンで共通です。
  ☛ 申込人は5万2500円を納める
     内訳・申込手数料として、2万1000円
         3期日分の手続実施手数料として、3万1500円

◆相手方が調停に応じなかった場合
  ☛ 申込人に4万2000円を返金する
     内訳・申込手数料返金分として1万0500円
         開催しない3期日分の手続実施手数料返金分として、3万1500円

◆相手方が調停に応じた場合で、

◆◆申込人が第1回期日前に調停を取り下げた場合
◆◆相手方が第1回期日前に調停を離脱した場合
   ☛ 申込人に3万1500円を返金する
      内訳・開催しない3期日分の手続実施手数料返金分として、3万1500円

◆◆第1回期日で合意が成立した場合
◆◆第1回期日後、第2回期日前に、申込人が調停を取り下げた場合
◆◆第1回期日後、第2回期日前に、相手方が調停を離脱した場合
   ☛ 申込人に2万1000円を返金する
      内訳・開催しない2期日分の手続実施手数料返金分として、2万1000円

◆◆相手方が第1回期日・第2回期日に連続して出頭しない場合
  ※ この場合、調停人は「和解の見込みなし」として調停を終了します。
◆◆第2回期日で合意が成立した場合
◆◆第2回期日後、第3回期日前に、申込人が調停を取り下げた場合
◆◆第2回期日後、第3回期日前に、相手方が調停を離脱した場合
   ☛ 申込人に1万0500円を返金する
      内訳・開催しない1期日分の手続実施手数料返金分として、1万0500円

◆◆相手方が第2回期日・第3回期日に連続して出頭しない場合
  ※ この場合、調停人は「和解の見込みなし」として調停を終了します。
◆◆第3回期日で合意が成立した場合
◆◆第3回期日までに合意が成立せず、調停が終了した場合
◆◆第3回期日後、第4回期日前に、申込人が調停を取り下げた場合
◆◆第3回期日後、第4回期日前に、相手方が調停を離脱した場合
   ☛ 返金なし
      
◆◆第4回以降の期日が開催される場合
   ☛ 期日のたびごとに、申込人が5250円、相手方が5250円を納める
      内訳・1期日分の手続実施手数料として、1万0500円を折半

2012年3月28日水曜日

ADR研修会が開催されました。



3月24日(土)、3月25日(日)の2日間、
ADR研修会が開催されました。

“ふらっと”での基礎的な研修会として
この時期に開催することが恒例となっています。

講師も毎年お願いして5年目になる
九州大学大学院准教授の入江秀晃先生です。

新人研修の一環として行われていることもあり、
受講者は今年度の新人の方を中心とした15人でした。

入江先生の講義は、毎年バージョンアップされていて、
益々円熟味を増しています。

私も“ふらっと”に関わる者として、現場で起きていること
を中心に少しお話しをさせていただきましたが、
参加された方の意識が高く、飲み込みの早さと本質をつかむ
勘所の良さには関心させられました。

近い将来、受講者の中から、“ふらっと”の調停人として
活躍していただく方が現れると期待しています。

副センター長 名波直紀

2012年3月27日火曜日

気になる“ふらっと”のお値段②

お値段シリーズ Vol.2。
今回は「手続実施手数料」をご説明します。

調停期日を1期日開催するごとに発生する経費で、1期日ごとに1万500円をいただいています。
“ふらっと”では、3回の期日を目安に合意成立を目指しています。一般に、メディエーションは、話し合いが長期化すればするほど合意成立が難しくなると指摘されているからです。
申込人には、3期日分に相当する3万1500円の手続実施手数料を、申込手数料(お値段シリーズ①を参照)の納付と同時に納めていただきます。したがって、申込人に最初にご負担いただく金額は5万2500円となります。

もっとも、相手方が調停に応じなかった場合や、3回目の期日を迎える前に合意が成立した場合には、開催されなかった期日分に相当する手続実施手数料は申込人にご返金します。
また、申込手数料と同様、手続実施手数料の全部または一部を相手方にご負担いただく旨の合意をすることは何ら問題ありません。

“ふらっと”の調停は、当事者間の合意が基本にあるのです!

なお、やむを得ず4回目以降の期日を開く場合の手続実施手数料は、申込人と相手方とにそれぞれが5250円ずつご負担いただいています。すでに3回の期日を重ね、相手方にも相当のご負担をいただくことに十分な理解が得られるであろうと考えるからです。

中里