2011年11月28日月曜日

九州大学 紛争管理と調停トレーニング 応用編に参加しました。

調停人候補者の渡辺です。
 
 11月26日、27日に、九州大学でレビン先生の調停トレーニングに参加しました。

 5月の基礎編に続き、今回の応用編も参加。前日入りして博多でもつ鍋を堪能して、
さてトレーニングを頑張るぞと気合いを入れて九州大学へ向かいました。九州大学の
キャンパスはとにかく広い。本当に迷子になりました。
 
 初日は、調停のロールプレイを2本行いました。調停ロールプレイは、何度か経験し
ていますが、何度やっても新しい発見があります。

 2日目は、サークルという手法について学び、実際にサークルのロールプレイをしま
した。
 この方法と調停との違いは、調停では、当事者間の話し合いが主であり、当事者以
外の人の参加は特別な場合以外は予定されていませんが、サークルでは、事件の当
事者だけでなく、必ず当事者と関係のある人を含めて話し合い、当事者にとってよりよ
い解決をみんなで考えていくことにあります。
 調停では、調停人が話し合いの進行役を務めますが、サークルではキーパーと呼ば
れる人が話し合いをまとめます。
 どうやら海外では量刑サークルという手法で、刑事事件で用いられている模様。
 サークルで話し合いをするメンバーは、必然的に多数になるので、多数の参加者の
意見を引き出しながら、参加者全員が納得できるように話し合いを進めていくための
テクニックが必要となります。
 私は、事件の当事者の利害関係人役でロールプレイに参加しましたが、初めての経
験で、 役を演じることに四苦八苦。とにかくヘトヘトになりました。でも、この手続の流れ
と雰囲気 は感じることができました。

 もう少し博多を楽しみたいと後ろ髪を引かれる思いで、静岡に帰ってきました。

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