2012年6月25日月曜日

チームワークとコミュニケーション能力

今年の4月、私は先輩司法書士が代表を務める司法書士法人に入所しました。
 これまでスタッフを雇うこともなく、一人で雑務もすべてこなしてきた状況から一変、大勢の司法書士やスタッフと共に働くことことになりました。
 最初は、気が付くと「なんで私がコピーとっているんだろう・・・」と何でも一人でやる癖が抜けきれないこともありましたが、最近、ようやく皆さんと仕事をするということに慣れてきました。
 先日は、事務所内においても、チームワークを強める一環として「報(報告)・連(連絡)・相(相談)」の研修を行いました。
 まずは、人間関係の基本として①相手を知る②自己開示③信頼関係を築くということを確認し、次にその実現のために必要なコミュニケーション能力として①伝達力②受信力③受容力が必要だと確認しました。
 ①の伝達力では、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの技術、②の受信力では、傾聴の技術、③の受容力では、相手を非難する言葉を言わない、などなどADRの研修でも聞いたことがあるような内容ばかりでした。
 結局、対立関係にある人達の間でも、事務所内で協調関係にある人達の間でも、人と人との間に必要なコミュニケーション能力とは共通のものなんだなと感じました。
 そして、最後に「報・連・相」が必要な場面でのケーススタディを行いました。
 これからも定期的に事務所内研修を行い、チームワークを強化し、一人の力では実現できない大きな力を生み出していければいいなと感じています。

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