こんにちは。事務長の佐藤です。
只今、司法書士業界では去年合格した新人の研修を行っています。
私が新人研修を受けたのは、7年前。
少しは先輩らしくなったのかなあ・・・(苦笑)。
さて、この新人研修で、しみじみ「そんな時代かなあ」と思ったことが。
先日、新人研修の講師を務めたんですが、私が受けもったのは
相談技法のゼミナールでした。
私が新人研修を受けたときは、こういったゼミナールはありませんでした。
相談技法じゃなくてクレサラゼミナールなんてのがありましたが、クレサラの
需要が変容してきたこともあり、クレサラゼミはなくなり、新しく相談技法ゼミ
をするようになったんですね。
そんな時代なんだね~。
それで、この相談技法ゼミナールですが、一つの題材をもとに受講生たちが
このましい法律相談を目指し、ロールプレイの台本を作りみんなの前で披露
するというものでした。
受験勉強で知識を詰め込んできた新人にとっては驚きだったでしょう。
「相談のやり方」を学ぶんだから。
苦戦しながらも、みんな頑張っていて頼もしかったです。
おそらく、相談の仕方なんて教えてもらわなくても「ふつう」にやればいいことじゃん、
って思ってしまうところ、自分の発言が相談者に与える影響をどれだけ「意識しながら」
できるか、ということをこのゼミで学ばせたかったんだと思います。
何が正解か、ではなく、「意識する」
当たり前のようで当たり前じゃないんだな。
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