私の庵(事務所)は、静岡県東部の中核都市、
富士市の閑静な住宅街の端にある。
日頃、仕事づくめの日々を過ごしていると、
旅に出たい衝動に駆られる。
そんな時は、仕事そっちのけで外の世界へ旅立つ。
もちろん一人旅である(と、公式にはいっている)。
初めてみる異国の風景は魅力的だし、
街が醸し出す雰囲気も独特である。
さらに、異国に一人という"異邦人感"も心地よい。
ところが、そこで暮らす人々の様子を見てみると、
街ゆく人の手にはスマートフォンがあり、
街のスーパーには見慣れたスナック菓子や
例の黒い炭酸水が所狭しと並ぶ。
地元の菓子かと表示を見れば、made in china
街並みを見れば"M"のマークのハンバーガー屋や
女神のマークのコーヒーショップ。
もはや、風景以外の人々のライフスタイルは
世界で共通、区別できない程だ。
実は我々士業の世界も少し似ているような...
司法書士、弁護士、行政書士etcと看板は違う。
でも依頼者から見える仕事内容に、
違いを感じている人々がどれほどいるのか。
明確に、司法書士に依頼しなければ...
と思って事務所に連絡いただける方はいかばかりか。
混沌としている士業という業界で、
我々司法書士はその独自性、
必要性をアピールしていかなければなるまい。
ASAP、考えてよ。悠長にしてはいられない。
ASAP、実行に移さなければ。
ASAP、動かなければ、やがて消えゆく存在に。
いやいや、司法書士というのは必要な存在で、
そんな慌てて行動を起こす必要はないよ。
明後日には(A)素晴らしく(S)明るい(A)
プラン(P)を誰かが提唱するよ...
と考えている方は、ASAP、転職をお勧めする。
私の事務所にリクルート関連の雑誌が
たくさんあるので、お貸ししましょう???
あっ、しまった、誤りです、"ピー!"
入れておいてね、今の発言に。
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