自動車メーカーの究極の目標、それは本当の「自動」車をつくること。
でも目標達成までの道のりは気が遠くなるほどに長く険しい。
なので、その長い道のりの中、研究の成果が部分的に、
とても役立つものとして世に出てくることがあるのです。
例えばカーナビ。
自動運転をするには、自動車が現在地から目的地までの道のりを
把握している必要があります。
そのために地図データとそのデータをもとに
最適な道順を選び出す仕組みが研究されたのですが
人間が運転する場合でも有益だろうということで
独立した商品として販売されているのです。
例えばクルーズコントロールや自動ブレーキ、自動パーキング。
人間が行なっているアクセルやブレーキやハンドル等の操作を
機械にさせるための研究成果が
事故防止のための補助的デバイスとして商品化されています。
「ふらっと」はメディエーションという手法によって
紛争を解決することを目的として設立された組織ですが、
調停人のレベルを維持するために定期的なトレーニングを行っています。
ところがこのトレーニング、コミュニケーション技術を向上させるために
実際の紛争から得た経験をフィードバック、研究して改良を重ねたものなので
調停のみならず、いろんなところで使えるシロモノなのです。
しかも、「ふらっと」では自動車のオプション装備と違って
会員向けに無料で実施しています。
3月20日(日)には新人及び会員向けのトレーニングが
静岡県司法書士会館にて午前10時から午後5時まで開催されますので
この記事をご覧の司法書士会員の皆様、
「ふらっと」の副産物を体験してみませんか?
「ふらっと」運営委員 竹下
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