2013年7月3日水曜日
言葉はごはん
さる土曜日の昼下がり、歌うことが大好きな妹が三年ほど前から始めたゴスペル教室の演奏会に誘われ出かけてきました。趣味程度のものかな?と思っていたら、ビックリ。上手か下手かを超越し、身体中から楽しんでいることが伝わり、最後には観ている人も参加して大合唱になりました。
キリスト教には、神を讃える讃美歌があります。賛美歌とアフリカのリズム・感性が融合した歌がゴスペルといわれ、そしてアメリカの奴隷制度時代に、白人の教会に入ることの許されなかったアフリカからの奴隷達が自分たちの言葉、自分たちの感性で神を賛美することから生まれた歌がブラックゴスペルといわれています。(あまり詳しくないので、間違っていたらすみません。)
「Amaging Grace」や、映画「天使にラブソングを・・」で歌われていた「Oh Happy Day」がよく知られたブラックゴスペルですね。
ゴスペルを主宰している牧師さんのお話しが印象的でした。『人はパンだけで生きているのではないのです。人は一人では生きているのではありません。そして「言葉」は、相手に伝えるためのもの、伝えたい相手がいるから「言葉」は生まれてきました。「言葉はご飯」です。美味しい言葉、美味しくない言葉、あなたは何を食べていますか?』
発した「言葉」は、相手の中に入り消化されて、今度は相手が「言葉」を発します。その繰り返しが、コミュニケーションとなるのですね。厳しい言葉であっても、消化されると栄養満点の美味しいご飯になることもありますよね。
さて、今日は、美味しいごはんを食べましたか?
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御室 2013.7
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