2013年7月31日水曜日

有名ロックバンドに学ぶ人間関係②


 名ばかりのセンター長の小澤です。
 前回は、有名ロックバンドに学ぶ人間関係・・・ということで・・いきなりビートルズのネタをあげさせていただきました。ビートルズだけでも、半永久的に続けられる自信はありますが、このブログは、そういう場ではありません。そこで、今回は、ビートルズといえば、ローリング・ストーンズということですから、ビートルズにおける人間関係との比較を踏まえて?、ローリング・ストーンズを取り上げてみたいと思います。
 ビートルズでいうところの、レノン=マッカートニーという作曲コンビは、ローリング・ストーンズで言えば、ジャガー=リチャーズということになりますが、ストーンズが少々複雑だった事情は、当初のリーダーは、このミック・ジャガーとキース・リチャーズではない、ブライアン・ジョーンズであったという事実であります。
 また、シンガーだったミック・ジャガーに注目が集まるようになっていったことも、バンド内でのコミュニケーションに相当の影響を与えたことだと推測できます。
 結局、リーダーだったブライアン・ジョーンズが孤立するような形で、最終的には変死をしてしまい、その後任者として、ミック・テイラーという方が加入します。皮肉なもので、このミック・テイラーが加入した後のストーンズは、まさに世紀の大傑作とも言える作品を、これでもか!というくらいに発表していくこととなり、ビートルズ解散後の王者の地位を確立することとなっています。
 その後、ミック・テイラーは脱退、現在に至るまで、ロン・ウッドがその場所にいることになっています。
 一方、ジャガー=リチャーズのコンビは、かれこれ数十年間、仲違いしていないわけですが、一時期は、険悪な時期もあったとされています。その時期に録画されたプロモーション・ビデオには、キース・リチャーズがミック・ジャガーにギターで殴りかかるシーンがあり、やらせなのか本気なのかが議論になったこともありました。
 世界のトップに立つロック・バンドのフロントのお二人ですから、いろいろな思いが渦巻いているのだろうと察しています。
 ただ、そうは言っても、思春期に同じ音楽を愛し、その音楽を演奏することに喜びを感じてきたという根本的で単純な強く深い繋がりが、いまだに同じバンドでの活動を保障しているのではないかと考えています。

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