2010年8月24日火曜日

真夏の農作業

 こんにちは、”ふらっと”のメンバーの渡辺です。

 妻の実家が農地を持っており、休日になると農作業を手伝うことがあります。
 山間部の小規模農地ですが、それ故に機械を使わないため、全てが手作業です。
 今回は、ジャガイモの収穫を手伝いました。鍬で畑を掘り起こし、地中に埋まっているジャガイモを手作業で掘り起こしていきます。30分ほど鍬を振るっていると滝のように汗が流れ、手にまめができ、筋肉が悲鳴を上げてきます。半日かけてジャガイモを収穫しましたが、あらためて農作業の大変さを実感しました。
 しかし、肥料を蒔き、苗を植え、土を盛り、雑草をとり、猪や鹿と戦い、やっと収穫までこぎつけても、今日収穫したジャガイモは、価格にすれば数万円です。山間地の小規模農地では、生活できるだけの収入を得ることは難しいのが現実です。
 
 夜になると畑の周辺で、蛍を見ることができます。自動車のウィンカーを点滅させると、その光に吸い寄せられるように蛍がよってきます。ふわふわと漂う、幻想的な光に包まれていると、昼間の農作業の疲れを忘れます。

 自然の美しさと、農業の大変さを実感した一日でした。

 収穫したジャガイモは、我が家でおいしく頂いています。