2013年6月21日金曜日

非言語コミュニケーション

娘が産まれてからはここに書く記事が
育児日記のようになってしまっていますが、
今回も娘と過ごして感じたことを記してみたいと思います。

1才と5か月になる我が娘は、
こちらが話しかけている内容については
ある程度理解しているようですが、
まだ言葉らしい言葉はほとんど話すことが出来ません。

何かを伝えたいときには、身振り手振りで必死に訴えてきます。
私の手を引っ張ったり、背中をペチペチ叩いたり、
脚にしがみついたり、両手を広げてこちらの顔を見つめたり、
行きたい方角を指さしたりして、
なんとかこちらに自分の要求を理解させようとするのです。

何を主張したいのか理解するのは疲れますが、言葉を介さない分、
要望を理解しようとして娘の呼びかけに集中するので、
大人を相手にしている時よりも
聞く能力は鍛えらるような気がします。


まあ、大抵の要求は「あれ食べたい!」なんですけど・・・。


調停人候補者 竹下

2013年6月14日金曜日

裁判と証拠



この前の裁判でまけました。正確には証拠不十分による請求棄却ということになりますが。裁判を一度でもやればわかることですが、裁判はとにもかくにも「証拠」です。証拠がなければ、その事実はなかったということになる。しかも証拠の中でも書類による証拠「書証」がとかく有力視される(書証は証拠の神様?)。訴えてやる!と息巻く相談者を目の前にして、まず何を尋ねるかというと「証拠はありますか?」

でもどうなんでしょう?親しい間柄や家族、友人など、お金を貸し借りするにもわざわざ「契約書」を持ち出すことってなかなかありません。裁判官から言わせれば「どうして契約書とか書面にしなかったの?」となりますが、当人にすれば、友人を信じているから、よもや裁判沙汰になるとは思ってもみなかったわけです。

裁判所の風景はどこかしら「浮いて」います。当人は裁判所にはおらず、裁判官をはさんで、原告被告の代理人が向き合っています。口頭弁論といっても書面のやりとりばかりです。原告側がいくら「事実」を認めさせたくても、相手側は、「知りません」「違います」と繰り返していればいいのです。真実を追求したい相手は代理人によって固くまもられているのです。

もっと当人同士で話し合えないのかな、と強く思うときがあります。話し合えないから裁判になってしまうのですけど…でもやっぱり・・・「話し合ってみませんか そのトラブル 裁判に訴える前に 司法書士が話し合いのお手伝いをします!」いいね~
(浜松 衞藤)




2013年6月7日金曜日

小さな調停人

大竹です。

先日、小学2年生になる娘のクラスで席替えがあり、
新しい班ができ、娘が班長に決まったそうです。

はりきり屋の娘が、班長の役割を説明してくれました。

班長の仕事は、①提出物をまとめること、②班の中で
喧嘩が起きたときは、喧嘩をまとめること、だそうです。

娘の話によると、これまでもクラスで喧嘩が起きたときには、
必ず、顔をだし、両者の話を聞くそうです。

例えば、男の子が廊下を走っていて、女の子にぶつかり、
喧嘩になっていたとします。
そういう時には、娘は、女の子には、「〇〇君は、△△ちゃんに
わざとぶつかった訳ではないんだよ。」と伝え、男の子には、
「〇〇君は、わざとではなくても、△△ちゃんは、ぶつかって
痛かったんだって。だから、謝ろうね。」とおさめるのだそうです。

この間も、クラスの女の子が、娘の所に慌ててかけより、
「〇〇ちゃんが、男子にいじめられてる!」と伝えに来たそうです。
娘が現場に駆けつけると、男子は「あき(娘)が来た~!」と
一目散に逃げ出したそうです。

我が娘ながら、頼もしい~。