2019年11月5日火曜日

縁は異なもの

こんにちは。
皆さんは三連休、どのように過ごされましたか?
私は特に予定もなく、たまった事務仕事を片付けようかと考えていたのですが、急遽、母親から、私の妹が私の夢を見たので帰ってきて欲しいと言っている、という知らせを受けて帰省したのでした。
以前、父親から、私が死ぬ夢を私の母親が見て心配をしているので連絡してやって欲しい、という電話をもらったことがあるので、母娘だな~、などと考えながら実家に帰ったのですが、妹に夢の内容を聞いてみると、「こわいゆめをみた」、「さびしいゆめだった」などと言って、なかなか内容を教えてくれません。
よくよく話を聞いてみると、どうやら、私が結婚をすることになり、それを聞いた妹が私の結婚相手を刺しに行く、という夢だったそうです。
とってもかわいい妹ですね。
さて、そんな話はさておき、結局三連休は何をしていたかというと、家族でお寺に行ってきました。
日帰りで、愛知の実家から、岐阜の華厳寺、そこから、長野の善光寺へ行って帰ってくるという強行日程でしたが、思いのほか楽しい旅でした。
私の中で、神社仏閣というとなんとなく静かに参拝して終わりというイメージでしたが、戒壇巡りなどの体験型のアクティビティ?のようなものもあって、少し罰当たりな気もしますがお寺のイメージががらりと変わりました。
父親が、娘二人の良縁を祈願していたことだけが少し気がかりですが、とにもかくにも、皆さんもぜひ、お時間のある時に戒壇巡り、試してみてはいかがでしょうか。

2019年11月2日土曜日

世代を超えて

午前十時の映画祭というイベント上映をご存じでしょうか?
評論家が選んだいわゆる名作と呼ばれる映画をリバイバル上映するのですが、私が生まれる前に上映された映画、タイトルは知っているけれど観たことのない映画を映画館で体験できるので、興味のあるタイトルはなるべく観に行くようにしています。
今年度が映画祭最後の一年なのですが、「ジョーズ」、「風と共に去りぬ」、「日本のいちばん長い日」、「砂の器」「時計仕掛けのオレンジ」「スティング」を観ました。
旧い映画だけあって、技術的なところだけで現代の映画と比較してしまうと見劣りするところもありますが、手間もお金も知恵もたっぷりと注がれているのが映画に詳しくない私でもまざまざと伝わってきて、名作として語り継がれるだけのことはあると納得させられてしまいます。
イベントは来年3月まで続くので、後の世にも語り継がれる名作をぜひご覧になってください。きっと元気になれますよ。

2019年10月24日木曜日

古事記から「大国主命」


天武天皇の命で舎人の稗田阿礼(ひだのあれい)と太安万侶(おおのやすまろ)が完成させた古事記は、全3巻から成り、第1巻は「建国の経緯」、第2巻は「神武天皇から応神天皇までの歴史、そして、第3巻は「仁徳天皇から推古天皇までの歴史が綴られています。
同時期に編纂された歴史書「日本書紀」とは違い、古事記は物語として書かれているところが興味深く、楽しめる内容となっています。
 では、「大国主(オホクニヌシ)」についての話の一部分をご紹介します。ご存じの方も多いと思いますが、大国主と言えば「因幡の素兎(シロウサギ)」の話が有名です。
大国主は、建速須佐之男命(タテハヤスサノオノミコト)と櫛名田比売(クシナダヒメ)の6代後の子孫として誕生しました。つまりスサノオの末裔という訳ですが、大国主の正妻はスサノオの娘である須勢理毘売(スセリビメ)なんです。スサノオは、神とはいえ何年生きているのだと考えさせられますし、大国主は、先祖の娘を嫁にするなんて何という近親相姦なのだ、いったい何歳同士の結婚なのだと思われるでしょうが、あくまで神話ですから心広く捉えるしかないのでしょう。
さて、大国主には多くの兄神たち八十神(ヤソガミ)がいました。それら神々が、美人で名高い八上比売(ヤガミヒメ)に求婚しようと因幡に向かった時、末弟の大国主は荷物持ちとして同道させられていました。途中、通りかかった大国主が、泣き伏せている素兎に出会い、事情を尋ねると、「私は隠岐からここに渡るため和邇(ワニ・鮫のこと)を騙して並ばせて、その上を踏んで渡ったが、最後に嘘がばれて毛皮を剥がされた。そこで八十神に海水で沐浴せよと言われ、このように皮が裂け泣いている。」と泣きながら告げた。大国主は「真水で身体を洗い、蒲の花を敷いた上で転がれば治るだろう。」と教え、素兎は元の姿に戻ることができました。このとき、素兎は大国主に「八十神ではなく、貴方が八上比売を得るだろう。」と予言しました。実は、この素兎は八上比売の使い神だったのです。素兎の予言どおり八上比売は、八十神の求婚をことごとく断り、大国主を選びました。そこで、怒った八十神らは、大国主を殺してしまいます。これを悲しんだ大国主の母神は、天の長老の一人である神産巣日之神(カミムツヒノカミ)に懇願し、赤貝と蛤の女神を以て大国主を蘇生させました。しかし、その後も迫害は続き、仕方無く大国主は黄泉の国に逃げ込みました。そこで、スサノオの娘である須勢理毘売(スセリビメ)と出会い、そして恋に墜ち結ばれました。そして、須勢理毘売とともに地上に戻り、黄泉の国で得たスサノオの宝物で襲い来る八十神たちを退け、国を造ったとされています。
(早川清人)

2019年10月17日木曜日

台風

先日の台風、すごかったですね。
被害に遭われた方に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

さて、私のところは近くに大きな川もなく特に被害はありませんでしたが、台風を心配して、遠方の普段連絡のない人からも連絡があったりしました。ありがたいことですね。

静岡市内全域にレベル4の避難勧告がでていましたが、ニュースなどで、レベル5だと「今から逃げてもすでに手遅れ」だという話もあったので、避難すべきか少し悩みました。
前述のとおり私の住んでいる場所は、ハザードマップ等でも水害の危険はなさそうで、逆に今外を出歩くのは危ないのでは、というか、知っている避難場所も地震等が起きたときの避難場所なので、逆に小学校や体育館の1階って大丈夫なのかな、等と考えていたら、近くに住む友達からも電話がありました。
友達も同じように避難した方がいいのか迷っていたようで、色々調べた結果、「『全員避難』とは、避難勧告や避難指示が発令された地域の中でも、浸水や土砂災害などの恐れのある地域にいる人が避難してくださいという意味」ということが分かり、たぶんこの辺りは大丈夫だけど、とりあえず荷物だけまとめて逃げるときは一緒に逃げよう、という話をしました。
結局何もありませんでしたが、何かあってから慌てても遅いので、こういうことは普段から知っておかなければいけませんね。

2019年10月13日日曜日

あせりからはじまる…。


 世の中で締め切りに遅れた漫画家、特に週刊誌に連載している人ほど時間に追われる者はないだろう。そういう筆者も、締め切りがとうに過ぎている。あせりで手が震え、それによって筆が進まないからさらにあせるのだが、窓の外からは太鼓の音がドンドンと響いてきて、イカらしきものを醤油で焼いたような、そんなにおいも風に乗って舞い込んでくる。まるで集中できない。デフレスパイラルという言葉を聞いたことがあるが、今の筆者はあせりスパイラルといったところか。
 
 さて、今の筆者には、今夜、はたしてスコットランド戦が行われるかどうか定かでない。こんなときの選手は、「試合、やるのかなぁ…。」ではなく、「必ず試合がある!」と思って気持ちも身体も準備するのが鉄則だ。
 
 はてさて、筆者は、考え過ぎると緊張したり、身体が硬くなったりする。そして、そのような形で緊張してしまうと、つい「失敗したら…。」と自己暗示してしまう。なので、反復練習によって反射的に体を動かすことができるようにまで自己鍛錬を積み、頭の中を空っぽにして試合に臨む。そうすると、相反するようだが、結果のことなぞまったく気にすることなく、芝生の状態、空の色、風、ピッチャーやバッターの調子、そういった良いプレーをするために必要な情報を、何の努力も必要とすることなく、瞬時かつ一度に把握することができる。
 
 そんな自分自身との対話のような話題でまとめようとしていたら、本間剛(ほんまごう)がビールとつまみの柚子胡椒をもってやってきた。書くのをあきらめろ、そんな神のお告げだろう。
 
 今日は絶対に勝とう!
 こんな決戦には、頭の先からつま先まで、身体のすべての細胞に「絶対勝つ!」と言い聞かせて臨む、それが鉄則だ!

2019年10月3日木曜日

消費税

私の家の近所に、知っている人は知っている美味しいとんかつ屋さんがあります。
私も何度か食べに行ったことがあるのですが、店主の方はむすっとしていて、初めて入った時は怖いと感じたほどでしたが、出てきた定食のとんかつを一口かじると、本当においしくて、とても丁寧な仕事をされているのだろうなと店主の顔ととんかつを見比べたのを覚えています。
先日、そのとんかつ屋さんの前を通ると、看板のところに張り紙が張ってありました。
張り紙の内容は、
「10月からの面倒な消費税増税のため、とても悩んだけれどお店をたたむことにしました。皆さんのおかげで四十数年続けてこられました。今まで本当にありがとうございました。」
というようなものでした。
驚いて、既に閉店したお店の前で何度も張り紙を読み返していたら、どこかに出かけていたらしい店主ご夫婦が帰ってきて、不審者に間違われてはいけないと、その時は焦ってその場を離れました。
たしかに、テイクアウトやオードブルのメニューもやっているようでしたし、キャッシュレス決済などとは程遠い昔ながらの老舗という感じのお店だったので、「消費税が面倒」というのはなんとなく理解できてしまい、家までの帰り道、やるせない気持ちになりました。
時代の変化は仕方ないのかもしれませんが、もし、消費税が、今のようなかたちではなく、一律10%となっていたら、あの店主は今もお店の厨房に立っていたのだろうかと、お店の前を通るたびそんなことを考えます。
ふらっとの利用料金もそうだと思いますが、利用者にとって、金額の高い安いももちろん重要ですが、料金の分かりにくさが思いのほか高いハードルとなってしまうこともあるので、気を付けなければいけませんね。

2019年10月1日火曜日

あの日のランドセル


小学4年生の僕。
下校は近所の同級生「ふみくん」といつも一緒だった。
ある日の下校時、ふみくんは、僕のランドセルを女子トイレに投げ入れてしまった。
僕は、なぜそんなことをされたのかが全く分からず、頭にきてランドセルを拾わずにそのまま帰宅した。

翌日、僕はふみくんを無視した。同じクラスなのに一言もしゃべらなかった。

その日の夜、僕は急に思い出した。僕がふみくんを小馬鹿にした言葉を発していたことを。僕は、顔が急に熱くなった。明日、ふみくんに謝ろうと思った。

明朝。ふみくんを見かけた僕は、言葉が出なかった。
「今さらなんて言えばいいんだろう。」「最初に謝るのはイヤだなあ。」「ランドセルを投げられて恥ずかしい思いをしたのは事実だし・・。」
謝りたい気持ちはあるけれど、恥ずかしさから、謝らない理由を自分が作り上げている。

数日後(だったと思う)、同じクラスの「ゆきちゃん」が僕とふみくんに声を掛けてきた。「しんしん(僕のあだ名)ら、なんでしゃべんないの?」

その場を詳しく思い出すことができないが、ゆきちゃんが間に入ってくれたおかげで、僕とふみくんはランドセル事件について互いの認識と想いを述べあった。僕はふみくんに謝り、ふみくんもまた僕に謝り、一件は落着した。

あのとき、ゆきちゃんがいなかったら、僕ら二人はいつまで顔を合わせなかったんだろう。引くに引けない状況のとき、仲を取り持つ第三者のなんとありがたいことか。

ゆきちゃんとふみくんは、今も大切な友達です。

あの日のランドセル。親にしこたま叱られて、夜中取りに行ったな~

増田真也

2019年9月19日木曜日

全青司いわて全国研修会に参加しました!

先日、

第48回 全青司いわて全国研修会

が岩手の地で開催されました。
私が所属しているADR委員会も分科会を担当。
テーマは、

SDGs×司法書士 ~「世界を変えるための17の目標」と司法書士の可能性~
です。

一見、繋がりがなさそうに見えるテーマですが、実は、しっかりと繋がっています。
少なくとも、参加者にはそう感じてもらえたはず・・! (ななみ)


2019年9月5日木曜日

おっさん

 先日、映画おっさんずラブを観に行ってきました。
 私自身、ドラマの方はリアルタイムでは見ておらず、放送後に友人の勧めで鑑賞会をしたところ、とても面白かったので、映画にもその友人と一緒に行くことになりました。
 実は、なんとなくタイトルだけのイメージで、面白いという評判を聞きつつも、すぐにドラマを見てみようという気持ちにはならなかったのですが、仲の良い友人で一緒に見に行く映画にいつもハズレがないという人に、「暇だったから1話だけ見てみたら面白くて一気見してしまった」という話を聞き、それを聞いた別の友人が「試しに1話だけ見てみたらめちゃくちゃ面白かった」というので私も見てみたら上記のとおり、という経緯があります。
 なんとなく食わず嫌いしているものを少しかじってみる気持ちにさせるには、やはり、周りにいる価値観を同じくする人たちの後押しが重要なのかもしれませんね。
 みなさんも、将を射んとすればまず馬を射よ、です。

2019年8月24日土曜日

裁判所の調停

これまで何回か裁判所の民事調停の申立代理人を務めました。

調停と言ってもいろんな種類があり、借金の返済計画を相手方と協議することを目的とする「特定調停」という分野では、実際に代理人として調停の席に出頭したこともありましたが、一般調停ではこれまで何回か利用したものの、いずれも第1回期日前に調停外で和解が成立したため、出頭に至っていませんでした。

今回、初めて出頭した案件は「中古車オークション市場を通じて販売代理してもらった際の売上金が引き渡されないため支払いを求めたい」というもの。
請求内容に争いはありませんので、あとは支払条件を詰めるだけでしたが、予想通り相手方の経営状態は火の車で、長期分割に応諾せざるを得ない状況でした。
何とか1回目の支払いは履行されたようですが、この先どうなることやら・・・

ところで、前々から思っていたことですが、裁判所の民事調停を初体験して改めて“ふらっと”の調停の「遅さ」を感じました。
申込書を送付してから、事件管理者が選任されて関係者との調整が始まるわけですが、第1回期日が指定されるまでの期間は、裁判所の調停とさほど変わらないか、あるいはもっと遅いように感じています。
また、その間、申込人に対しては事務の進捗状況に関する報告がないため、”野放し感”が満載です。

”ふらっと”では、取扱い事件の拡充を目指していますが、民間調停としての利用者サービスの向上をもっと真剣に考えていかないと、利用件数は伸びないのではないでしょうか?

私はここ数年、”ふらっと”の運営に携わるというよりは、むしろ利用者の代理人なり書類作成者なりとして年に1~2件”ふらっと”を利用する立場で関わっていましたが、今回、裁判所の民事調停を申立てから最後まで経験した率直な感想でした。  中里

2019年8月20日火曜日

ぼくらが旅に出る理由

このタイトルを読んで小沢健二の歌が流れた方、同世代ですね!

みなさま、お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
休みがあった方も、なかった方も、夏バテしていませんか?

私は旅行が好きです。
休みを見つけては(無理やり休んでは)異国の地に出かけます。
今年のお盆休みはロシアに行ってきましたー!



日本とは違う文化、違う言語、違う町並み
夜の10時だというのに明るい空

全く違う国で、いろいろな刺激に触れることで
日ごろ蛍光灯の下で知らずに狭くなっていた自分の価値観や、
視野を広くすることができます。

言葉は通じなくてもコミュニケーションは心と心が伝われば
どうにかなるもの。片言の英語とあとは気持ちで勝負です。

ロシアは想像していたよりももっと素敵な国でした。
食べ物もおいしく、街はきれいで、人は親切です。
ロシアの皆さんは背が高いので、テーブルや備え付けの家具が何もかも
高く設定されていて、そんな細かなところにも異文化を感じます。

そして日本に帰国すると、改めて日本の快適さや安全性、人の好さなど
いい部分が見えてきてますます日本を好きになります。

世界は自分次第で広くも狭くもなります。
自分の目でみて触れて知ることの大切さを旅は教えてくれます。

副センター長 芝 知美

2019年8月15日木曜日

お盆

 お盆ですね。
 皆様はお盆をいかがお過ごしでしょうか。
 暦通りで実質3連休だけだった方、がっつり10連休の方、13日~15日までがお盆休みの方、そもそもお盆の時期が違う地域にお住まいの方、学生だからずっと夏休みだよという方、あるいは、普通にお仕事された方、ご実家に戻られた方、ご自宅でゆっくりされた方、旅行に行かれた方、台風でそれどころではない方、色々いらっしゃると思います。
 幸いなことに私が住んでいる地域は台風の影響もほとんどなく、ただただ暑いです。
 さて、私個人の感覚では、お盆の時期が来るとなんだかようやく本当に夏だな、としみじみ実感しますが、お盆を過ぎればもうすぐ9月。1年の終わりが視界に入ってきます。
 さあ、お盆が明ければ、お正月休みまであとだいだい4か月です。令和元年も残り3分の1、もうすこしがんばりましょう!

2019年8月1日木曜日

逆襲

 先日、映画、ミュウツーの逆襲EVOLUTIONを観てきました。
 
 1998年公開のポケモンの映画シリーズの第一弾の作品をフルCGでリメイクするということで、リメイク作品にあまり良い思い出のない私は、どういった内容になるのかと期待と不安が入り混じった気持ちでした。
 当初の不安に反し、もともとの話がかなり重めで泣いてしまう感じのものなのに、ストーリーもセリフもキャストもほぼ昔のままで込み上げる懐かしさが抑えられず(既に泣きそう)、映像も、CGのキャラクターもポケモンも違和感がないのに、実写のように綺麗で感動しました。
 見に行ったのがレイトショーの時間帯だったためか、周りのお客さんに小学生は一人もおらず、おそらくかつてリアルタイムで旧作を観ていたと思われる世代の方ばかりでしたが、ポケモン同士が殴り合う有名なあのシーンで周りから鼻をすする声が聞こえ始め、その後に続くクライマックスのシーンでは劇場にいる全員がもらい泣き、さらに、エンディングの小林幸子でもうひと泣きという感じで、映画終了後は大の大人がみんな目を赤くしていました。
 実は、私が小学生だった頃は、ミュウツーの逆襲は怖いという気持ちが強くてあまり好きではなかったのですが、これを機に旧作の方も見直そうと思います。

2019年7月25日木曜日

「わたし定時で帰ります」

こんばんは。事務長の佐藤です。
自営業は残業という概念がないので、このフレーズに憧れます。
さて、みなさんはこのドラマ観てましたか?最初は期待していなかったけれど結果的にのめりこんでいました(笑)。
いろんなこと勉強したな。働き方に関する価値観の多様性、チームの作り方など。
会社とクライアント、上司と部下、自分と家族、どうすればWinWinとなるか毎回考えさせるので、ふらっとに通じるなって思いました。
・・・。ぼちぼち燃料切れなので、わたし定時で帰ります(#^.^#)

2019年7月16日火曜日

ODR


みなさん、ODRってご存じですか?
私、恥ずかしながら、本当につい最近、初めてこの言葉を知りました。
ODR = "Online Dispute Resolution"の略だそうです。
このブログをご覧になられている皆様なら、既にADR(裁判外紛争解決手続)は、ご存じかと思いますが、これをオンライン、すなわち、インターネットを介して行おうというのが、’ODR’だそうです。
私が、不勉強な間に時代はどんどん先に進んでいることを痛感します。
現在、ふらっとでは、司法書士の簡裁代理関係業務の範囲を超える紛争についても、取り扱いができるよう認証変更を目指して活動していますが、もっとスピーディーに進めて行かなければなりませんね。
利用者のみなさんにとって、利用しやすい調停センターを目指して、かつ、時代に取り残されないよう、この“ふらっと”も変革させていこうと思います。

井上史人

2019年7月5日金曜日

 センター長の小澤です。

 2019 年 7 月 12 日(金)一般財団法人日本 ADR 協会(JADRA)主催のシンポジウムが開催されます。 「ADR はどう変わるか~IT 化の可能性と課題~」 というテーマとなっています。
 ご案内の通り、現在、民事裁判のIT化が議論されておりますが、ADRについては、もともと、より自由度の高い紛争解決手段ですので、裁判手続きよりも迅速にIT化を進めることは可能であると言えます。

 すでに、①IT技術の利活用の事例(例えば,スカイプ等を用いて遠隔地間を 結ぶ ADR)のご紹介,②本協会が現に運用している ADR 機関検索システム(http://japan-adr.o r.jp/search/adr_search.php)をさらに発展させた,利用申込み等の機能を付加したシステムのご提案,およびその意義(利便性の向上など)や課題の検討,③海外でのADRのIT化の先進的事 例(オンライン ADR,AI を使った調停等)のご紹介,および導入した場合のADR変容の可能性は検討されています。
 そして、今後は,IT 化自体は前提とした上で,そのあり方を検討する段階に入っ ているとされています。

 ADRのIT化により「いつでも,どこでも」利用できるよう整備することはADRの社会的意義を高め,また,ADR 利用の活性化にも繋がり得ると考えられますことから、司法書士会の調停センターにとっても、具体的な検討段階に入っているのだろうと考えています。

2019年6月28日金曜日

ひとりよがり

私、先日ふられちゃいました・・・


って、突然言われても「えっ?」って感じですよね。


私には約2年半の付き合いになる仕事上のパートナーがいました。


彼女との付き合いが始まってからの私は、自分のための職場ではなく、皆の職場を意識するようになりました。どうしたら一緒に働くパートナーが働きやすいかなってすごく考えるようになりました。まずは「報告・連絡・相談」をお互いにできること。それが信頼関係に繋がるのだと思い、自分から率先して行ってきました。他にも、危機管理、健康精神面のへの配慮、将来の夢への応援。私自身まだまだ駆け出し司法書士なので、十分とは言えないと思いますが、それでも自分のことよりパートナーのことを優先に、私なりの精一杯で向き合ってきたつもりでした。


でも、ひょんな擦れ違いが大きな溝になってしまったようで、その結果「そもそも信頼関係が構築できていなかった」というメッセージを受け取ることになったのです。


その言葉を受け取った時の私は、物凄く哀しくて、虚しくて、切なくて・・・その中に憤りも感じたり。まるで失恋したような感じでした。自分の「○○してたつもり」はあくまで「つもり」。ひとりよがりだったのです。


自分の見え方と相手の見え方はこうも違うのですね。
しばらくは仕事のバタバタと、この傷心から立ち直れそうにありません・・・(涙)


(見城美妃)

2019年6月20日木曜日

三貴子

【古事記から】
 天武天皇の命で舎人の稗田阿礼(ひだのあれい)が作成を始め、その後、太安万侶(おおのやすまろ)が完成させたとされる「古事記」は、同時期に編纂された歴史書「日本書紀」とは違い、古事記は物語として書かれているところが興味深く、楽しめる内容となっています。また、その中の記述からお話しさせて頂きます。
 今回は、「三貴子」についてです。「三貴子」とは、日本神話における最高神たる天照大御神、月読命、建速須佐之男命のことを云います。
 以前お話しした国を造った夫婦神「伊邪那岐(イザナキ)」と「伊邪那美(イザナミ)」の続きになりますが、夫伊邪那岐は、火の神を生んで大きな火傷を負い命を落とした妻伊邪那美を追って黄泉の国へ下るも、醜く変貌した伊邪那美に驚愕し一目散にその場を逃げ出した後、ようやく逃げおおせた伊邪那岐は、筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原(ツクシノヒムカノタチバナノオドノアワキハラ)という場所で禊ぎをしました。禊ぎとは、その身に罪又は穢れがあるときや、重要な神事を行う前などに、川や海で身体を洗い清めることです。伊邪那岐は、禊ぎをするために、身に着けていたものを投げ捨てると、そこから次々に神々が生まれ、また、身体を洗いながらも多くの神々が生まれました。そして、禊ぎの最後に、左の目を洗うと天照大御神(アマテラスオオミノカミ)が、右目を洗うと月読命(ツクヨミノミコト)が、鼻を洗ったときに建速須佐之男命(タテハヤノスサノウノミコト)の高貴な三神が誕生したのです。これを喜んだ伊邪那岐は、天照大御神に高天原を、月読命には夜之食国を、そして、建速須佐之男命には海原をそれぞれ治めさせることにしたとのことです。
 皆様ご存知のとおり、天皇家は天照大御神の末裔とされています。
(早川清人)

2019年6月13日木曜日

苦悩


私は、今、47歳になろうとしている。
 私の人生は、まだそんなわずかな期間でしかない。
 しかし、そのわずかな人生の中で、今、私は最も苦悩している。
 およそ怠惰で気楽な私がこれほど苦悩するとは、つい数か月前まで思いもしなかった。
 そういう意味では面白いともいえる。
 
「死んだほうが楽だな。
「俺なんていない方がいいんじゃないか。」
「仕事を辞めて函館に行こう。」 
 
 湯船につかり、あるいは布団に入ると、口からもれ出る言葉はそんな感じのものばかり。
 そんな言葉を耳にし、さらに自らを責める。 
 
「そんなことを言っているからダメなんだ。」
「お前はましだろ。お前より苦しい人は世界中に何億人もいる。」
「暗いんだよ。」
「苦しくしているのは自分自身だろ。しっかりしろ。」  

 こうなると、夜は眠れるはずもなく、飯もろくにのどを通らない。
 つい2か月前まで110kgあった体重も、今は97kg。
 そろそろみんな心配し出す。
 今日行った床屋はこういった。

「小楠さん、どんなダイエットっすか?」

 ん?
 ひょっとして健康になってる?

 小楠


2019年6月6日木曜日

SDGs~「世界を変えるための17の目標」~

 「SDGs」をご存知ですか? Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、国連本部で日本を含む193の加盟国の合意の下採択された「世界を変えるための17の目標」です。17の目標は、それぞれ1つにつき約10の細かい課題を掲げていて、これらの課題をクリアしていくことで、「誰一人取り残さない、持続可能で多様性と包摂性のある社会」の実現を目指すという世界的な取り組みです。

 私が、この取り組みが素晴らしいと思うのは、全世界の人たちが共通する同じ目標を持てるということです。ADRでも大切にしている「共通点」です。  

  
 私たち一人ひとりが、日々、仕事などで活動していることも、この目標をもつことで、持続可能な社会をつくるためになっているということが自覚できるということです。日本の片隅で日々活動していることが、実は、もしかしたら、世界の役に立っているかもしれない。これって今までにない画期的なことだとおもいませんか?



 皆さんは、どの目標を掲げますか?

 名波

2019年6月2日日曜日

まり屋


その店は10年以上前からその場所にあった。

前から気になっていたが、小さな店構えながらも一見の客はお断りといったオーラを感じていたので、これまで足を運ぶことはなかった。

ある日の午前11時過ぎ。ランチ営業中と書かれたのぼりを見つけた僕は、数分後にはまだ誰も客のいないカウンターに一人で座っていた。

愛想のよい奥さんに勧められた定食が目の前に置かれ、小鉢に入った料理を一口食べて驚いた。 美味い。美味すぎる・・・ 
それは他の品も全く同じだった。

食材の持つ美味さというよりは、作り手の腕前による美味さ。シンプルな料理なのに明らかに手が込んでいる複雑な味わい。決してグルメではない僕が分かるこの違い。
世話しなく仕事の合間に寄った店で、僕は感動すら覚えた。

以降、昼の時間帯に十分な余裕があるときは、一人至高の時間を楽しんでいる。


主人の料理から感じることは、職人としてのプライドだ。
そのプライドは、頑固なこだわりではない。一切の妥協を許さない誠実さだ。

まだ話もしたことのない料理人から、仕事に対する姿勢を振り返るよい機会を頂いた。

増田真也


2019年5月24日金曜日

失われたひろし

 先日、映画クレヨンしんちゃん新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~を観に行ってきた。
 多少ネタバレになってしまう部分があるので、これからご覧いただく予定の方はご注意ください。

野原一家が、激安新婚旅行ツアーに出かけるところから始まる今回の映画。
旅行の途中で、ひろしとみさえが少しだけ仲違いしてしまう場面がある。
仲違いの原因は、ちょっとしたすれ違いである。

・せっかくの新婚旅行だからとみさえがおしゃれをして南国風のワンピースを着ると、しんちゃんがぷよぷよの二の腕のをからかい、ひろしもそれを見て大笑いしてしまい、ショックを受けるみさえ。
・ひろしが、「カップルのラブラブハグでサービスドリンクがもらえる(?)」というようなキャンペーンを見かけて、せっかくの新婚旅行だから一緒に参加しようとみさえを誘うが、タダというところばかりに食いつくみさえにショックを受けるひろし。

などなど、そんなことがずっと続いて二人は喧嘩になってしまう。
もちろん最終的にはお互いのすれ違いに気づいて仲直りするのだが、私はそれを見ていてふらっとの調停のことを思い出した。

私自身、野原夫婦のすれ違いは見ていて非常にもどかしい気持ちになったが、それをグッとこらえてじっと映画のハッピーエンドを待つ、という感じが、「当事者の紛争解決能力を信じ」、じっくり「当事者の話を「聴く。」」、という調停の間の気持ちと少し似ていると感じた。

まあ、そんな調停の話はそこそこに、今年の映画クレヨンしんちゃんもとても面白かったし、来年の映画も楽しみです。



2019年5月16日木曜日

ご存知ですか? 相続法が大きく変わります!

今年から来年にかけて、段階的に相続法が変わっていきます。
皆さんの生活に影響する部分だけでも・・・

□ 自分で書く遺言が利用しやすくなる!
■ 他の相続人の印鑑がなくても、亡くなった方名義の預金の一部を引出し可能に!!
□ 不動産の相続手続きを迅速に進めないと、思わぬ不利益を被ることも・・・
■ 義父母を介護した「嫁」に “特別の寄与” が認められることも?
□ 夫に先立たれた妻に、生涯に亘る居住権が認められる??

など、知らないと損するような改正論点が目白押しなんです。
葬儀代など相続開始後の急な出費に対応するための「預金仮払い制度」のような便利な制度ができる一方、配偶者の相続権が手厚くなるほか、今までは相続権がないためどんなに介護に時間とエネルギーを割いたとしても遺産を一切主張できなかった「嫁」の立場に光が当たるなど、遺産をめぐる関係者間の攻防はますます複雑化していくことでしょう。

遺産分割調停も、さらに増加していくのでしょうか。
”ふらっと” でも、遺産分割調停を取り扱うことができるように関係者との協議を重ねております。増加する遺産分割調停の需要に応えられるよう、準備作業もスピードアップを図らなければなりませんね。

中里

2019年5月8日水曜日

Rcafeしずおかのお知らせ

みなさーん。ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
私は北海道旅行に行ってきました~。
10年ぶり(くらい)に釧路湿原に行き、人生の選択をしてきましたよ。
雄大な景色を見ると心が休まりますね。


さて、今回はRcafeしずおかのお知らせです。

令和元年6月21日(金)19時から21時
場所 静岡県司法書士会

「メディエーションを体験しよう」

と題して、”ふらっと”が2時間ワークショップを開催します。

講師 静岡県司法書士会調停センター”ふらっと”
     副センター長 芝 知美
     運営委員   名波 直紀

”ふらっと”が行っている調停(メディ―エーション)を通じて、
人々のもめ事をおこさないようにするためには?

コミュニケーションエラーの修復

起きたもめごとの対処法

などを学びます。

どなたでもご参加いただけるワークショップです。
参加料無料!

参加したい方は以下までメールください。
お待ちしております。
koichaaisu@yahoo.co.jp (しば)

2019年5月1日水曜日

美容室


みなさんは髪を切ってもらうとき、美容師さん、床屋さんとの会話を楽しむ方ですか?私は髪を切ってもらう時間がどうも苦手で、会話が弾むことはほぼありません。まず美容室そのものに馴染めずお店のドアを開けるときは大抵緊張しています。中に入ると受付で「今日はどうされますか」と聞かれるので心の中で「髪を切る以外に何が?」と思いながら「カットをお願いします」と不愛想に言います。それから「どのようにしましょう」と問われるので「適当に短くしてください」と言います。続いて「指名はありますか」と聞かれるので小さな声で「ないです」と返事をします。荷物を預けて順番を待ちますが雑誌を読む気にはなれず、以前はバラして必要な部分だけ製本し直した六法を読んでいたこともあります。順番が回ってくると髪の切り方をまた聞かれますがお洒落な言葉を使われてもよくわかりません。髪を切っている間は大抵寝てしまい、美容師さんに無言で頭の位置を修正されたりします。私の美容室タイムはこんな感じですが、実は聞きたいことがないわけじゃないんです。でもなかなか聞けなくて。よく考えたら私が仕事で接する方々も似たような気持ちなのかもしれません。聞きたいことを聞けずに帰る人がどのくらいいるのだろうと思います。黙っているのは言うことがないからではなく、その人の抱えているもの、背負っているものを共有できずにいるだけだということを肝に銘じておきたいと思います。
いぐち

2019年4月19日金曜日

10連休!


みなさんこんにちは。
運営委員の佐藤です。

いよいよ来週から大型GWが始まりますね。
テレビや新聞でも連日、旅行の特集や穴場スポットの紹介の番組などをやっていて、事務所のスタッフも旅行に行く予定があるとのこと。皆さんはGWはどのように過ごす予定ですか?

私は残念ながら今のところ、どこかに旅行の予定はないのですが、これだけの連休になるのは年末年始以来なので、日頃出来なかった家の中の整理や大きなものの片付けや掃除をやって、すっきりした気持ちで連休明けを迎えられたらと思っています。

佐藤圭

2019年4月9日火曜日

月面探査記

映画ドラえもんのび太の月面探査記を見に行ってきました。

平成17年にいわゆる「新ドラえもん」が始まって以来、それまでとのギャップからか、新ドラえもんをなかなか受け入れられず、また、年齢的なこともあり、映画ドラえもんからはずっと足が遠のいていました。

しかし、それから早14年。今の子供たちは、かつてのドラえもんたちの声すら知りません。
そんな中、昨年、友人の誘いもあり、「映画ドラえもんのび太の宝島」を見に行ったところ、感想を語ると長くなってしまうので割愛しますが、一言でいえば本当にいい映画で、これまでなんとなく心につかえていたものがスーッと消えていき、「来年も必ず映画ドラえもんを見に行こう」と、その時心に誓いました。

そして、先日、誓った通り月面探査記を見てきました。
まず、タイトル通り月が舞台となりますが、月のうさぎ、うさぎの餅つき、うさぎと亀、かぐやひめ、というような感じで、物語に登場する色々なものの設定に洒落っ気があり、また、天動説と地動説や天体の自転公転の解説もあって、子供たちは、私がそうだったように、こういうところから教養を身につけていくのだなとしみじみと感じました。
映画全体としては、友情や想像力がキーワードになっていますが、その他にも、SFっぽい感じや親子愛などいろいろな要素をたくさん詰め込んだ、ドラえもんらしい映画だったように感じました。
また、昨年の「宝島」同様、旧ドラえもんのオマージュと思われるシーンも多く、大山のぶ代さんのドラえもんを見て育った世代の方々は、子供たちとはまた違った楽しみ方ができるのではと感じました。
個人的には、映画の初めの方で、のび太君の机の上にボトルシップが置いてあったことが、昨年「宝島」を見に行った私にはとてもグッときました。

ネタバレになってしまうといけないのであまり内容には触れませんが、来年もドラえもんを見に行きたいなと思える内容だったと思います。
皆さんも時間があれば、映画ドラえもんを見に行ってみてはいかがでしょうか。

小林

2019年4月5日金曜日

令和元年

「新元号は、『令和』であります」

ついに発表された新元号
しっくりこない?!という溜息もちらちら聞こえます

考えてみれば、「平成」が発表されたときどんな気持ちだったか
思い出せません(^_^;)
ただ、同じようなドヨメキはあったと聞きます

いまになってみれば「平成」はとてもしっくりきているので
きっと「令和」も段々なじんでくるんでしょうね

「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」(安倍首相 談話)
「令和」に込めた意味だそうです

まさに、ふらっとにぴったりですね!

                           事務長 佐藤

2019年3月28日木曜日

お久しぶりです。

お久しぶりです。
しばらくの間、更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。

花粉症がつらい季節ですね。
先日、花粉症について、「舌下免疫療法」という治療法があると話に聞きました。

花粉症などのアレルギーといえば、おおよそ、スギ花粉などのアレルギーの原因となる物質が体内に入った際に、体がそれを細菌やウイルスなどの異物と勘違いして、免疫機能を過剰にはたらかせてしまうのが原因だと、記憶しています。
本来必要のに、免疫機能が過剰に働くことで、風邪のときと同じように、くしゃみや鼻水、場合によっては発熱することもありなかなかつらいですね。

通常、花粉症で病院に行くと処方されるのは、免疫機能の働きをおさえるような感じの
薬ですが、この舌下免疫療法というのは、花粉の飛んでいない季節から、アレルギーの原因となる物質(スギの花粉症ならスギ花粉)を服薬等で少しずつ継続して投与することで、体を慣らしていくそうです。
医者ではないので詳しいことはよくわかりませんが、なんでも、そうやって過剰な免疫反応を抑える細胞を活性化させることで、体に、花粉を異物ではないと少しずつ認識させていくそうです。

特定の物事に対する精神的な拒絶反応という意味で、人やものなどに対してアレルギーがある方も、少しずつ継続して話したり関わったりすることで、アレルギーを克服できるかもしれませんね。

2019年1月23日水曜日

相続登記はお済みですか?


毎年、開催していますが、2月は「相続登記お済みですか?」月間として、県内各地で、司法書士による相続登記無料相談会を開催しています。
数年前に相続税法の改正があり、改正前に比べて、相続税の申告をしなければならない方が確実に増えているなという実感があります。
 ほとんどの方は、葬儀が終わり49日等の法要が終わるころまでには、預金・不動産などの相続財産の名義変更の手続きを開始されますが、中には、相続人間で話し合いがまとまらない あるいは、財産価値が低いので費用かけて相続登記をしたくない などの理由で相続の手続きをしないまま放置しようとされる方がたまにいます。
しかし、司法書士としては、相続の手続きを放置することはお勧めしません。
遺産分割協議など相続手続きを放置していると、その間に次の世代の相続が開始し、相続人の数が増えていき、分割協議がなかなか成立しづらくなってしまいます。
また、相続手続きをしないでいるうちに、忘れられた相続財産として、子孫にも存在を認識されず長期間所有者が未確定となる、いわゆる所有者不明土地になってしまったり、建物であれば、長期間誰も管理していない空き家の問題を発生させるおそれがあります。
最近では、以前に比べて、遺言書を作成される方も増えているように思います。
子や孫の世代に負担を残さないよう、相続の手続きは早めにされることをお勧めします。
静岡県司法書士会のホームページでは、2月に県内各地で開催される相続相談会の情報が掲載されていますので、是非、ご相談ください。

運営委員井上史人