2016年5月30日月曜日

日本司法書士会連合会 紛争解決支援対策部では・・・


 センター長の小澤です。
 現在、私は、日本司法書士会連合会の常任理事として、ADR推進も担当させていただいております。
 日本司法書士会連合会では、前年度から、紛争解決支援対策部を設置し、あらゆる紛争解決メニューの支援を推進しております。 
 つまり、民事事件、家事事件いずれについても、訴訟、調停、仲裁、訴外に和解も、代理事件も書類作成事件も、司法書士が関与することができうるすべての紛争解決支援について、推進していきましょう!ということであります。
 そして、その中の重要なテーマとして、このADRが存在します。
 その重要性は改めて申し上げる必要はないでしょう。
 今年度は、全国の司法書士会に設置されている29の調停センターのうち、一定の範囲で家事事件を取り扱うことができる4センター、東京・愛知・京都・福岡の担当者を交えての意見交換に加え、29のセンターすべての担当者の皆さまとの意見交換会も予定しています。
 司法書士が実施するADRについて、取り組む意義を再確認したうえで、利用者にとって、利用しやすく納得度の高いセンターを目指して行くと同時に、司法書士の専門性を活用することも考える場になればありがたいと思っています。

2016年5月17日火曜日

考える子宮

去年の今頃、ADRの勉強会で二人一組で相手の話したことを別の言葉で言い換えるという訓練をしました。「嫌な人、嫌いな人のことについて」だったと思います。

私は食べ物も人間もあまり好き嫌いはないのですが、少し考えて頭に浮かんだのが安倍晋三首相でした。この人がただの知り合いであったなら自分とは全く違う考えを持つというだけで、たぶん嫌な感情を持つことはなく、どちらかといえば好きなくらいであるかもしれませんが、「国」や「憲法」について今時一国の首相がこの人のような考えを持っているというのは我慢しがたいことであり、ADRの勉強会の時もつい言ってしまったのですが阿部首相と同じような考えをもっている人たちの話を聞いていると「脳みそをあそこに支配されている」(品のない言い方で恐縮ですが)という言葉というか考えが頭に浮かんできます。

昔、たぶん私がまだ十代の頃、「女は子宮でものを考える」と言った人がいましたが、この人もある種の女性(もしかしたら私みないな?)が言うことに対して、我慢しがたい感情を持ったのかもしれません。

とにかく私の子宮はこう考えているようです。

天は人の上に国をつくらず、国のために人をつくらず  国?国家?そんなもの私にとっては「は行の4番目」ほどのものでもないさ!

・・・・・・・・・・・・・・最後まで品よくできず申し訳ありません

                                                  田ノ上美津子

2016年5月5日木曜日

我が家にテレビがやって来た!

 五月晴れがまぶしいこの季節。風は強かったものの、今日もお天気が良く、お出掛けに心が弾みましたね。ゴールデンウイークは如何お過ごしでしょうか。

 このゴールデンウィーク、我が家には大きな出来事がありました。なっ、なんと!!!テレビがやってきたのです。

 驚いた方も多いかもしれませんが、我が家にはこれまでテレビがありませんでした。別にテレビが大嫌い、見たくない、だから購入しないんだ、という主義だったわけではありません。引っ越しの際にまとめて家電を購入したのですが、なぜかテレビを見落とし、購入の機会を逃したまま約6ヶ月が経ってしまっていたのです。

 当初は静かな食卓が気になったものの、やがて自然とテレビのない生活に慣れ我が家の常識になっていました。まぁ、よく会話もするし、喧嘩もします。

 「そんな我が家に念願のテレビがやってきた!!!」のですが、なんか違和感が・・・。
 
 たくさん会話をし、相手の動作や心の動きを敏感に感じ取る生活が我が家のスタンダードになっていましたので、テレビをつけているとその邪魔をされているような気持になっていることに気付きました。電源を入れたもののすぐに消してしまう、そんな日が続いています。
 
テレビのある生活が当たり前になっている方には、私の違和感を理解し難いと思いますが、逆に今の私には居心地の良いテレビ生活が想像できません。

 こう言っている私ですが、テレビの無い生活を経験するまでは、皆さんと同じ感覚でした。経験によりこんなにも世界観が変わってしまったことに、私自身ものすごく驚いています。

 生活を送っていると「当然でしょ」「常識でしょ」と思うことが多々ありますが、この「当然」「常識」のスケールって、実はあてにならないものなのだと思う今日この頃です。
 
 いずれ私もまたテレビのある生活がスタンダードになるのかしら・・・。

                                     見城美妃