2014年8月31日日曜日

ふらっと第2章の幕開け?!

こんにちは。
事務長の佐藤です。
夏も終わり、秋の気配を感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしですか。
今日は、ふらっと第2章の幕開けを予感させる出来事が。

それは、静岡県司法書士会主催の第2回裁判事務研修に出席した際の出来事。
講師は常葉大学の梶村太市教授で、「家事調停技法(離婚調停の現状と問題点)」
という講義でした。

そこで、思いがけず梶村先生がふらっとの宣伝をたくさんしてくださったのですが、
その中で興味深いお話が。

現在、民事調停が減少傾向にある中で、家事調停だけは増加しているそうです。
家事には、離婚、相続、養育、高齢者の問題など様々ですが、私はこの傾向はわかる
気がします。
家事事件というのは、逃げようがない問題です。離婚したいけど相手が応じない場合、
泣き寝入りなんてできないですよね。なんとしても解決(離婚)しようと当事者は必死に
なります。こういった家事事件特有の性質が、この「家事調停だけが増加している」ことの
理由だと思います。

そして、家事にはやはり調停です。
これは、いろんな想いや調整は、「話し合い」でないとできないからです。

ふらっとでは現在家事事件は扱えませんが、「調停(話し合い)」は確実に求められています。
利用者のニーズを検証し、ふらっとも変化すべきときが来ているのかもしれません。


ふらっと第2章の幕開け  

まだまだ一筋の光も見えていないかもしれないけれど立ち止まってはいられません。  

2014年8月20日水曜日

メラビアンの法則



我が家は、私と妻と一歳半の娘の3人家族です。
娘はまだ話ができませんが、私と妻の行動をよく観察して真似をします。
たとえば、私が事務所のキャビネットの鍵を掛けると、その後、鍵を持ってキャビネットの鍵穴に鍵を入れてみようとしたり、食事の時は、両親の食べているものを欲しがったり、箸を持とうとしたり。
言葉は話せなくても、人の行動や話していることの意味は、なんとなく理解しているようです。
司法書士会のADRに関する研修でメラビアンの法則というのを学んだのを思い出しました。心理学者アルバート・メラビアンによると、人は、言語で7%、身体で55%、音声で38%の情報をキャッチするそうです。人は、身体、つまり他人の見た目や行動から55%もの情報をキャッチしているわけです。
我が家の一歳半の娘も、言語でコミュニケーションが取れなくても、大人の行動を見ているだけで、55%はその意味を理解しているということですよね。
就職面接の場面などで、よく人は第一印象で判断されると言いますが、メラビアンの法則で考えると、面接で相手がキャッチする情報は、会話の内容よりも、見た目や行動による情報が半分以上を占めているということになります。
紙面に記載すれば、同じことを言っていても、会話における相手の表情や、抑揚、言い方一つで印象がかなり変わりますよね。
人がキャッチする情報は、会話の内容(言語)よりも、外見や行動(身体)で半分以上が占められているいうことを普段から意識しておけば、自分をより良く見せることができるかも。
井上史人