2018年11月27日火曜日

ほっとすること

1億年後、人類はまだ存在しているのでしょうか?いないような気がする。

1000年後は・・今から1000年前のことを考えると、1000年後もまだいる気がしますね。

でも、進歩のスピードがとてつもないことになっているので、わかりませんね。もしかしたらあと50年ぐらいで人類は終末を迎えてるかもしれませんね。


あとどのくらいかはともかく、いずれは人類も、地球も、太陽系も、銀河系も、宇宙そのもの(はちょっとわかりませんけど)も、あらかた消えて無くなると思うと、なんだかほっとしますね。

我々の生きている世界は、いずれ消滅する運命にある。だから、自分の世界がちょっとぐらい好転しようが暗転しようが、何の意味もない。大丈夫、大丈夫。


そう思いながら、暮らしています。
(青野)
 
 

2018年11月20日火曜日

古事記から 「愛」イザナギ・イザナミ

地元の焼津神社(静岡県焼津市)で祀られている倭建命(焼津神社では「日本武尊」と称しています。)に深い興味を抱き育った私にとって、倭建命の物語が記されている古事記は身近な、そして貴重な資料でした。
その古事記は、天武天皇の命で舎人の稗田阿礼(ひだのあれい)が作成を始め、その後、太安万侶(おおのやすまろ)が完成させたとされています。
全3巻から成り、第1巻は「建国の経緯」、第2巻は「神武天皇から応神天皇までの歴史、そして、第3巻は「仁徳天皇から推古天皇までの歴史が綴られています。
同時期に編纂された歴史書「日本書紀」とは違い、古事記は物語として書かれているところが興味深く、楽しめる内容となっています。
さて、「愛」をテーマに古事記の中で国を造った神「伊邪那岐(イザナキ)」と「伊邪那美(イザナミ)」の話しをしたいと思います。
この二神は、この世で初めて人のかたちをして登場する仲睦まじい夫婦神です。
火の神を生んで大きな火傷を負い、命を落とした妻伊邪那美は黄泉の国へ下りました。諦めきれない夫伊邪那岐は、黄泉の国へ行き、帳を挟んで、伊邪那美に蘇って共に国造りをしようと懇願します。伊邪那美は、一旦断るものの、食い下がる夫に、黄泉の神に話をしてくるから暫く待つように言います。その際、伊邪那岐にけして帳の内側を見てはならないと約束させました。しかし、我慢できない伊邪那岐は、覗いてしまいます。そこにはゾンビの姿に変貌した伊邪那美がいました。伊邪那岐は驚愕のため一目散にその場を逃げ出します。伊邪那美は、約束を破った伊邪那岐に激怒し、雷獣や鬼女を従え伊邪那岐を追いかけます。あの世とこの世の境まで逃げ延びた伊邪那岐は、その境に岩を置き結界を張り、今後行き来できないようにしました。これに対し伊邪那美は「これからは1日に千人の人を黄泉の世界に引きずり込む」と言い、伊邪那岐は「ならば、一日に千五百の産屋を作る」と応えたそうです。実に生々しく悲惨な場面でした。
そのような場面であるにもかかわらず、本日「愛」をテーマにすると申し上げたのは、この二人の発していた言葉に起因します。夫は恐怖と驚愕、妻は激怒しているのにも拘わらず、相手を互いに「愛する人よ」「愛しい人よ」と呼び合っていたのです。このような事態に陥ってはいるが、かつては愛し合った仲であり、あなたは私の愛する人だと呼び掛けているのです。古事記が編纂された一千三百有余年前には、夫婦間において純粋な愛情表現がされていたのでしょう。見習いたいものです。
(早川清人

2018年11月12日月曜日

相続・何でも無料相談会

  ここ数年、静岡県司法書士会と東海税理士会静岡県支部連合会がコラボして「相続・何でも無料相談会」を行っています。

本年も、1123日(勤労感謝の日)に県内3か所で、法律の専門家である司法書士と税金の専門家である税理士がコンビを組んで相談にあたります。3連休の初日ですので、行楽に出かける方も多く、心配なのですが、多くの市民の皆様に利用いただけたら嬉しく思います。
 
私も相談員として静岡会場で相談にあたる予定です。予約制になっていますので予め電話いただくと幸いです。
宮内豊文
 

2018年11月5日月曜日

アメリカの中間選挙の報道を見て

 みなさん、こんにちは。この原稿を書いているのは11月2日。肉付きの良い私でも肌寒く感じるようになってきました。みなさんも体調にはくれぐれもご注意ください。
 さて、普段政治に関心のない私ですが、テレビで盛んに報道されるので、11月6日(現地時間?日本時間?)に予定されているアメリカの中間選挙について、私なりに感じたことを書いてみます。
 日本のマスコミの報道をぼんやり眺め、聞いていると、トランプさんの共和党が負けそう、あるいは少なくとも日本のマスコミや評論家は彼らが負けることを願っている、そんな印象を受けます。しかし、私は、何となくトランプさんが勝つんじゃないかなぁ・・・。」と思っています。別にトランプさんが好きというわけではありません。むしろ、乱暴なことをいうし、自分勝手でわがままな感じがするし、独裁者みたいな危険な香りもするので、私は彼が政治の世界から去ることを願っています。それでもトランプさんが勝つと思うのはなぜか。それは、小泉純一郎さんの姿が重なるからです。
 小泉さんは、郵政民営化の際、それに反対する者を抵抗勢力と命名し、さらには自民党をぶっ潰すと言ったように記憶しています。これだけ聞くと、民主主義による政治が衆愚政治に陥らないための先人の知恵、すなわち議論を尽くすとか少数意見に耳を傾けるとかいったものを無視しているように感じてしまいます。しかし、当時の私、特に郵政民営化選挙の時の私は、そのような危険を察知することなく、小泉さんを支持していました。議論を重ねるだけで改革することのできない政治、小泉さんはそのような状況を打破してくれる、そんな風に思い込まされてしまったのでしょう。そして、理由は人それぞれだったでしょうが、多くの国民が彼を、小泉さんを支持したのです
 今のアメリカも、トランプさんを大統領に選ぶぐらいですから、当時の日本と同じような状況かな、と思います。対岸から見ていると「危ないなぁ」と思うことができても、渦中にいる者は危険に気づかないのかもしれません。
とにかく、私は、日本のマスコミの報道とは異なり、トランプさんあるいは共和党が勝つような気がします。そして、トランプさんが勝ったときには、嵐が過ぎるのを待つのではなく、対話を拒絶する相手方をどうやったら対話の場に誘うことができるか、ハードな彼を相手にそれを実現しなければならないのだろうと思っています。
小楠