2009年6月24日水曜日

ウインウイン君誕生秘話(?)

運営委員の山田です。ふらっとのマスコットキャラクターである,ウインウイン君のキャラクターデザインを担当しました。ということで,今日は,ウインウインの誕生秘話について書いてみたいと思います。

昨年,オファーを受けた時点では,グロテスクなキャラクターは禁止という程度で,私が”ふらっと”のコンセプトを理解していると信頼してもらったのか,ある程度自由にデザインに取り組ませていただきました。

日常業務で訴状を起案する作業も苦しいですが,右脳も駆使するキャラデザは私にとっては,同等かそれ以上に苦しい作業です(もちろん,やりがいはありますが)。

コタツに入り,お茶をすすり,モーツァルトを聴きながら,エンピツを握り締めてうなります。・・とにかく「ゆっくり話し合いができるところ」だということと,「紛争の当事者がどちらが勝ちということもなく,双方が納得して解決に至ることを目的とする」ことがわかるようにすること,柔らかいイメージを持たれるもの,これらコンセプトを左脳に置きながら,右脳で画像を創造していく作業に入っていきます。

キャラデザ用の紙には,いろいろなキャラクターを走り書きしていきます。丸みを帯びたフォルムのキャラクター,つぶらな瞳をしたキャラクター,”ゆっくり”をイメージする動物・・象・・亀・・カタツムリやナメクジ・・ナマケモノ・・Win-Winをイラストで表すにはどうするのか・・


彼是作業開始から3時間は経過し,用紙には様々なキャラクターが描かれています。・・でもどれもイマイチ,パッとしません。このときの胃からこみ上げてくるような焦燥感・・煮詰まったのです。
・・ということでこの日は作業を中止しました。

翌日も,いいアイデアが浮かびません。気分転換に家族とソバ屋に行くことにしました。
ソバを注文後も,うなります。・・ところが,ここで突然,閃きがきたのです!
(前夜の思考過程や,キャラデザに参加した妻のイラストの一部なども頭にあったのかもしれません)

忘れないうち!!と慌てて,ソバ屋の箸袋にイラストを描きつけます。

こうして,突如私の右脳に現れたのが,ウインウイン君だったのです。

すなわち,ウインウイン君はソバ屋さんで誕生したのでした。

2009年6月23日火曜日

行政相談窓口相談員・司法書士合同ADR市民公開フォーラム

こんにちは。事務長の芝です。
表記フォーラムを昨日、司法書士会館で開催し、22名のみなさんに
ご参加いただきました!


みなさん、真剣にワークに参加していただいています。



模擬調停を演技中



演技にも熱が入ります。演技にも高評価をいただきましてありがとうございます!







1.開会の挨拶
2.実演「ADRってなに?」~評価型・妥協要請型・自主交渉援助型の3つを比較・実演
  「裁判所の調停と何処が違うの?」
  「”ふらっと”の話し合いはどうやって進むの?」
  そんなみなさんの疑問に、寸劇を通してわかりやすくお答えします!
3.ふらっとの調停~利用相談から申込み、調停まで~
  手続きの疑問点等にお答えしました。
4.質疑応答

いろいろな質問もいただき、私たちも今後の参考になりました。
フォーラム後「わかりやすかった」と概ね好評のご意見をいただきまして
ほっとしているところです。
このフォーラムを足がかりに、多くのみなさんにふらっとを知っていただき
利用していただけたらと思います!!

今後も精進します!!

2009年6月19日金曜日

対話のチカラ

皆さん、はじめまして。
運営委員の鈴木と申します。どうぞ宜しくお願い致します。

今年の3月、しずぎんユーフォニアにおいて、さわやか福祉財団理事長で弁護士の堀田力先生による「対話のチカラ」についての基調講演が行われました。

その講演を聞いて、対話の力をつけるには、まず相手の話をよく聞くことが大事なんだなぁと思いました。

例えば、相手が話をしている時に、まだ十分に相手の話を聞いていないのに、その内容を批判したり、決め付けたりすれば、相手は「自分の話を聞いてくれていない。」と感じ、不愉快に思うかもしれません。
また、相手によっては、どうせ話を聞いてくれないのなら、もう話をするのをやめようと思ってしまう人もいるかもしれません。
そうなってしまうと、話し合いで解決しようとしても、なかなか話が進まなくなってしまいます。

日々、お仕事をしていると、様々な人達に出会います。
もちろん、自分と近い価値観を持った人達もいますが、むしろ自分と異なる考えや価値観を持った人達にお会いする方が多いように感じます。
自分と考えの異なる人とお話していると、話が噛み合わなかったり、不安になって動揺してしまったりする時があります。
自分と価値観の近い人と話しているほうが楽だなーと感じる時もあります。

けれど、だからと言って、みんな同じ意見、同じ価値観じゃつまらないですもんね。
色んな個性や価値観があるから、面白くもあり、それゆえに衝突もありますが…、それでも様々な個性や価値観に触れることで得られるメリットの方がずっと大きいのではないかと感じます。

さて、堀田先生のお話を聞いて、私は次のことを心がけようと思いました。
・相手の話に耳を傾けること
・相手の個性を認めること
・たとえ理解できなくても受け入れること

…どれも難しいです。特に話を聞くって簡単そうで難しいと思います。
すぐには達成できないと思いますが、毎日少しずつ積み重ねて行こうと思います。

拙い文章にお付き合い下さりありがとうございました。
これからも、宜しくお願い致します。

2009年6月18日木曜日

南山大学・人間関係講座での気づき

 みなさんこんにちは。運営委員の池谷(いけがや)です。
5月30日(土)と31日(日)、南山大学の人間関係講座(グループ)を受講してきました。
シバ事務長の受講案内と、JMC講座で知り合った愛知県の高校教師の方の勧めもあって受講することになりました。
 この講座のねらいは、
①グループの中で他者と関わる自分の特徴に気づく
②「コンテント」(課題あるいは内容のこと)と「プロセス」(そこにいる人と人との間で起こっている事柄のこと)とは何かを理解する。
③グループの中での人間関係(グループプロセス)に目を向ける重要性に気づく
でした。
教育関係の方が多かったのですが、民間企業や士業の方も参加され、楽しい雰囲気で受講することができました。。

 その中で、「実習・ブロックモデル」と題するグループワークがありました。
6名づつのグループに分かれ、与えられたブロック(形の違った数種類のもの)を使用して、モデル(かなり複雑なブロックモデル)とまったく同じものを作るというものです。制限時間45分で6グループが得点を競うというものでした。
 結果的に私たちのグループが最高点を獲得しましたが、私たちは、話し合いの中で、複雑なモデルを3つに区分し、それぞれに男女ペアの2人の担当者を配置し、ペアが共同で観察し、情報交換しながら、モデルの形を描き、次に区分された3つのモデルを組み合わせて全体の形を作り、最後に全体について、6人全員が情報交換するという手法を採りました。組み立て作業には、それほど時間はかからず、ほぼ完璧な形で仕上げることができました。

 振り返りの中で気づいたこと、再発見したことは、
①グループは適当な少人数がよいこと。多人数だと参加しない(できない)人が出てきてしまうこと。
②グループの中でそれぞれの役割分担を明確にすること
③グループの中の他者を理解し、コミニュケーションを充分取ること。(取れる組み合わせにすること。)
などです。

 私たちは、職場やサークル、家族や友人関係など、常にグループの中に身を置いています。その中で他者の気持ちやお互いの関係に目が向けられず、いつの間にかトラブルや紛争に発展することが考えられます。「ふらっと」がそんなトラブルや紛争の予防、解決の一助となれば、と期待しています。

2009年6月16日火曜日

ケースマネージャー養成講座



名波さんと芝が講義しております。



みなさんからの意見。参考になります!



真剣に受講中











みなさん、こんにちは。事務長の芝です。
梅雨入りしてじめじめした日が続いていますね。いかがお過ごしですか?
梅雨といえば、梅を漬ける季節!我が家では日本酒と焼酎で梅酒
を造りました。飲み頃は1年後です。まだまだ先です。

さて、先週末の6月14日(日)東京・大田区産業プラザPIOにて、
ふらっとの芝、名波、増田が「ケースマネージャー養成講座」の
講師を務めて参りました!
朝10時から夕方5時までの長丁場です。
この講座は「全国青年司法書士協議会」という若手司法書士の集まる
組織が主催しているもので、青森、札幌、愛知などなど全国から
20名の方々に参加いただきました。

ケースマネージャーとは、相手方を呼び出し同席してもらうまでを
プロデュースする方で、当事者にメディエーションの趣旨をわかって
もらう、期日間の調整をする、事務管理をする・・など、非常に重要
で必要不可欠なポジションです。「相手方が出席し同席したら70%
は合意する」とも言われているように相手方を呼び出し同席に応じて
もらうことは非常に難しいことです。
海外では経験豊富な方がこの役目を務めることが多いようですが、
日本ではまだそんな経験がある人がいるわけもなく、創意工夫をして
やっていくしかありません。ケースマネージャーを行う上での問題点や
最低限考えておかなければならないことを網羅した講座を組みました。
参加したみなさん、いかがでしたでしょうか?
まだまだ進化しながら、継続できたらと思います!!

今回もウィンウィン君が大活躍でした。
県外で有名になる前に、県内で有名になりたい・・・・byウィンウィン

あ、耳が痛い・・・。そうですね。精進します!!

2009年6月12日金曜日

紛争を解決する手段としての「ふらっと」のメリットは?Vol.1

 センター長の小澤と申します。ようこそ「ふらっと」のブログへ。これから、運営委員がこのブログも運営していきますので、どうぞよろしく。

 さて、司法書士の事務所には、日々、様々なトラブルが寄せられています。

 平成14年の司法書士法改正に伴い、簡易裁判所における代理権が認められるようになってからは、特にこの傾向が強くなっています。

 借金の整理に関するものや、夫婦間のトラブル、親子間のトラブル、知人間のトラブル、お隣同士のトラブル、交通事故に関するトラブルなどなど・・・・そして、それらのトラブルに巻き込まれた方が望む紛争解決手段も多様であります。

 一方、司法書士事務所に寄せられるトラブルは、金銭的に比較的少額なものが多いこともあって、いきなり「訴えてやる!」という事案は少なく、話し合いによる解決を希望されるケースが少なくありません。

 つまり、話し合いによる解決を希望される理由の一つは、「裁判手続をすれば、解決までの期間も長くなりそうだし、そうであれば代理人の費用が高くつき、勝訴して回収できたとしても、自らが得ることのできるお金が大きく目減りするのではないか?」というものであると考えられます。

 また、「裁判という手段は、いかにも大袈裟で、敷居も高い。勝ったとしてもしこりが残るだろうし、出きるだけ穏便に解決したい」というのも、大きな理由の一つであろうと思われます。

 そうだとすれば、「費用が低廉で」「迅速で」「敷居が低く」「しこりが残らない」紛争解決手段が、一般に求められているといえるように思います。

 ふらっとでは、裁判手続や裁判所における調停手続とも違った紛争解決を目指し、その場を提供したいと考えています。このブログでも、具体的にどこが違うのか、また、そのメリットは何か・・・・ということについてご紹介していきたいと思います。

 続く・・・

2009年6月10日水曜日

初めまして!!

みなさん、こんにちは。
事務長のシバです。
ふらっとのブログを開設しました。
今後はみなさんとの交流や情報提供などコミュニケーションを
とれたらいいなと思います。

お気軽にコメントいただけたら嬉しいです!!

どうぞ宜しくお願いします。