2013年12月24日火曜日

「日本司法書士会連合会」不動産ADRシンポジウム~対話のチカラでトラブル解決、笑顔のくらしを取り戻そう!!~

 センター長の小澤です。
 現在、私は、日本司法書士会連合会の常任理事として、ADRを推進する委員会の担当もさせていただいております。
 今般、そのADR推進委員会が中心となって、日本司法書士会連合会において、ADRに関するシンポジウムを以下のとおり、開催することになっていますので、是非、ご参加いただきたいと思っています。詳細につきましては、追ってご報告させていただきます。

不動産ADRシンポジウム
 ~対話のチカラでトラブル解決、笑顔のくらしを取り戻そう!!~

1.企画の趣旨・目的
 日本司法書士会連合会では、司法制度改革におけるADRの検討がスタートした時期とほぼ同時期から会内に作業部会を設置し、組織的対応を行ってきました。
 全国各地における司法書士会調停センターの設置は、市民の紛争解決メニューを増やし、もって身近な司法制度の拡充に資することにつながるとの認識のもと、連合会では各地の司法書士会調停センターの設置を推奨してきましたが、このたび、司法書士会による調停センターの法務大臣認証取得は20を数えるに至りました(2013年10月1現在・23会)。
 そこで、これを契機に、「ADRの普及」と「司法書士がADRに取り組んでいることの周知」を目的として、シンポジウムを実施します。
2.対 象
  広く市民を対象とする。
3.日時・場所
  日 時:2014(h26)年3月12日(水)15:00~17:30
  場 所:日司連ホール(東京都新宿区)
4.定 員
  150名
5.参加費
  参加費は無料とする。
6.内 容
 認証取得済み司法書士会調停センターの事業報告から、不動産賃貸借に関するケースがもっとも多いことが判りました。そこで、「ADRの普及」と「司法書士がADRに取り組んでいることの周知」の目的達成のため、不動産賃貸借やアパート、マンションの管理に関わる団体からの紛争及びその解決方法の実情報告とディスカッションの中で、身近な、普遍的な住宅問題(敷金、騒音、相隣、明け渡し等)について、司法書士ADR利用の促進に繋げるような企画を考えています。

2013年12月23日月曜日

大きな木


前にも書いたかもしれませんが、私は、小学校で絵本の読み聞かせをしています。

毎週水曜日の朝8時から10分間が、その時間です。

1年生から6年生のクラスまで、私は全学年を担当しますが、学年によって生徒の反応は大きく異なります。

低学年のクラスは、みんな目を輝かせて聞いていますので、絵本中のギャグや面白い言い回しに敏感に反応して盛り上がることが多いのですが、高学年になると、クラス全体の雰囲気が落ち着きすぎているときがあります。そんなとき、絵本に書かれているギャグを言ったときの、あのシーンと静まり返った教室といったら・・・、冷や汗ものです。

最近、私は、読み聞かせをするときの教室の反応は、当日の私の状態が大きく影響することを強く感じるようになりました。

 同じ絵本を毎週読むにしても、前夜自分の子どもに読み聞かせをして、朝は余裕を持って教室に入ったときは、子ども達の意識がこちらに向いていることを感じることができ、絵本を読み終わった後の拍手が多いと思います。一方、朝の準備に時間がなくて慌てて教室に飛び込んだときは、多分いつもより読み方が早口になっているのでしょう。受けがよくありません。

読み聞かせは、絵本を通じたコミュニケーションだと思います。コミュニケーションには、やはり、心の余裕が必要だなあと思うこの頃です。

 

 さて、今回は、最近の読み聞かせのなかで、鉄板ネタとなった一冊の絵本を紹介させていただきます。

 タイトルは「大きな木」。シェル・シルヴァスタイン作、訳者は、あの村上春樹さんです(あすなろ書房・定価1,200円+税)

 原題を“The Giving Tree”といい、文字どおり訳せば「与える木」となります。

 大きなりんごの木は、一人の少年に与え続けます。

りんご、枝、幹。見返りを求めることなく与え続ける木と、成長する少年の対話の物語です。

文字数が少なく、普通に読めば10分もかからない本ですが、私は一読してすっかりこの本が好きになってしまいました。

最初、この本は、シンプルだけど子どもに向けた「分かりやすい」本ではないと思い、5~6年生に読み聞かせをしました。やはり、子どもの受けもよく、教室が盛り上がるタイプの本ではありませんが、読後の温かい雰囲気が、クラスで共有できたと思います。

そして意外だったのは、1年生にも好評だったところです。担当する学年を間違え、高学年に読もうと持っていった「大きな木」でしたが、実際は1年生のクラスであり、多少ドキドキしながら本を読み進めたところ、数人の1年生が、読後に「いいお話だったねえ」と言ってくれました。

 

 明日はクリスマス・イブですね。

 どうですか、サンタさん。

 子ども達に「大きな木」のプレゼントを。               
 
                            増田真也

2013年12月19日木曜日

市民公開講座「ADRを活用しよう!」                 ~民間ADRの普及・浸透を目指して~


平成26年2月に開催される市民公開講座のご案内を
させていただきます。

今回は、静岡県社会保険労務士会 労働紛争解決センター静岡
さんとの共催となります。

少しでも多くの方に、ADRの存在や活用の仕方を知っていただき、
身近なトラブルの解決方法の一つとして、ADRが皆さんのより身近
な存在となることができればと思っております。

【日時】 平成26年2月20日(木)
      13:30~16:45 受付13:00~

【場所】 静岡県司法書士会館4階
      静岡市駿河区稲川一丁目1番1号
      ※JR静岡駅南口から徒歩5分
      http://tukasanet.jp/access/index.html

※参加費は無料です。

講義コンフリクト(紛争)解決のためのADR活用法」  
   
    講師 早稲田総研インターナショナル講師・麗澤大学大学院非常勤講師  
        鈴木有香 氏

 鈴木先生は、職場や家庭などの身のまわりに日常的に存在
するコンフリクト(紛争)に対処するときに、表面的な利害
の対立に目をやるばかりではなく、相手との人間関係に配慮
し、適切なコミュニケーションをとりながら、互いの利益や
ニーズを満たすめに創造的に問題を解決していくというコ
ンフリクト・マネジメントを教えておられ、コンフリクト・
マネジメントを理論的かつ分かりやすく講義をれることで
定評があります。
 コンフリクト・マネジメントの観点からADRの活用法を
分かりやすく語っていただきます

各ADR機関の紹介及び質疑  

 各機関特徴や利用の仕方を各機関から分かりやすく説明
させていただきます。
 “ADR” をどう利用していただくいいのかあらためて
知っていただき、民間ADRの普及・浸透を目指していきた
と思います。

 
 多くの方々のご参加をお待ちしております!
 
 副センター長 名波 直紀



2013年12月12日木曜日

シリーズ ~ 調停の進め方⑧

しばらく更新していませんでしたが、再開します。

8回目は、手続の概要の説明。


ふらっとのような法務大臣の認証を受けた調停機関では「ADR法という
法律の規定に従って調停の運営をすることが求められます

この法律の14条では、ふらっとが行う調停の概要を説明した書面を当事
者に提示し、書面に基づいて説明を行わなければならないと定められて
いますので、ふらっとでも、主に事件管理者から両当事者に対し、第1回
期日の開始前までにこの説明が行われます。

なお、説明を聞き、手続きの進め方にご理解をいただいた際には、両当事
者から確認書に署名をいただくこととしております。

この説明が終了すると、いよいよ調停がスタートするわけです。(中里)

2013年12月11日水曜日

全青司ADRトレーニングIN仙台



     こんにちは。芝です。


     先日、名波副センター長とともに全国青年司法書士協議会が主催する  
     ADRトレーニング(基礎編)の講師を務めてまいりました!

     
     2日間の集中トレーニングです。


     平成18年から始まったこのトレーニングも今年で8年目。
     例年東京で行うことが多いのですが、今年は復興支援の意味も込めて、
     仙台で行いました。

     全国各地からADRトレーニングに参加するわけですから、
     意識も高い参加者が多い代わりに要望も高い!!

     講師を務めた私も学ぶことの多い2日間となりました。


     次回、中級編は同じく仙台にて開催予定です。
     
  
     私と名波副センター長が基礎編に引き続き講師を務めます☆
     
     
     ぜひご参加ください。司法書士以外の方も参加可能です。

     
    
      「調停・対話促進の技法トレーニング ~中級編~」
講 師 全青司ADR委員会 委員
日 時 平成26年2月22日(土) 10時30分 受付開始、11時00分 開始、17時30分 終了
    平成26年2月23日(日) 10時00分 開始、17時00分 終了

場 所 戦災復興記念館 4階第2会議室
〒980-0804 仙台市青葉区大町二丁目12番1号 電話:022-263-6931
募集人数 20名限定
*過去に何らかのADRトレーニングを受講したことがある方が対象になります。
*2月22日・2月23日の2日間のトレーニング全日参加を原則とします。
*参加型研修の性質上、最大人数を20名とさせていただきます。参加希望者が20名を超える場合には、先着順での受付とさせていただきますのでご了承ください。
*全国青年司法書士協議会員以外の方も受講できます。

参 加 費 10,000円

2013年12月8日日曜日

忘年会シーズン真っ盛り

  忘年会の起源は鎌倉時代もしくは室町時代に遡るそうです。当時は「年忘れ」と呼ばれる会で、お酒は飲んだもののメイン行事は和歌や俳句を楽しむ厳かなものだったと言われています。

 現在の忘年会のかたちになったのは江戸時代で、庶民が1年間の憂さを晴らすため、親しい人たちが年末に酒を酌み交わすようになったのがルーツのようです。庶民の話ではありませんが、忠臣蔵の討ち入りが成功したのは、大石内蔵助ら赤穂浪士が吉良家の情報を集め、年忘れの茶会後の寝込みを襲ったからだということです。

 忘年会といえば「無礼講」という風習。鎌倉時代当時は現在と違う意味で使われたようです。公家社会の宴席では席が偉い順に決まっていて、一度その座に座ると席を移ることはせず、宴が始まると上から順に杯が回され、一巡すると「一献」、二度目が「二献」などと言って続いて行くようです。ところが、かなり時間がかかることから、そう言ったしきたりを無視した後醍醐天皇たちの酒宴では、自由に席を立ち、酌をし合ったようにしたので無礼講というようになったそうです。元々の意味は、「本来座席を立ってはならない参加者が席を立ち、酌をすること」を言ったようです。

 現在では、新人や後輩が上下関係を忘れて飲んでしまい、無礼講だからと言って上司に失礼なことを言ったり、会社の悪口を言ったりしても許されるという意味で使われていますが、その場では許されても、明日はちょっと顔を伏せたくなりますね。

いまでは、無礼講を許す、心の広い人が多いと思いますが、考えてみれば、酒の勢いを借りて、上下の関係なく接し、普段あまり会話をしない人たちがコミュニケーションをとりながら理解を深める絶好の機会ですよね。

 
池谷道男

2013年12月2日月曜日

師走


今年も早いもので、師走になりましたね。

子供の頃に比べて、時間が早く回っていると感じるのは、
私だけでしょうか?

今年は、台風シーズンからいきなり冬となり、秋を楽しむ
時間が少なかったせいか、時期外れの感傷に浸っている自
を発見したりして…!

先日、静岡のお堀端を歩いているときのこと、鳥の羽が
の近くに舞い降りてきました。風に揺られて、右に左に…
上に行ったかと思えばまた降下をして…どこに行くのかと
目で追っていたら、ちゃんと自分で着地点を見つけてナイ
スランディング!

ランディングという言葉「スキーのジャンプの着地、また、
着地の衝撃を和らげる動作」という意味もあるそうで、
なんだか「ふらっと」のようですね!
                                               管理人

2013年11月27日水曜日

週末、山梨に行ってきました!

といっても観光ではありません。
調停を学ぶため「模擬事例検討会」というものが開催され、参加してきました。
この「模擬事例検討会」は、調停人のスキルを磨くため実際の調停を見て検討する、ということができればよいのですがそれはできないので、模擬で調停を行い、みんなで観察して検討するといった趣旨の企画です。
私はサブ調停人をつとめ、貴重な経験をさせてもらいました。
紛争を抱えた当事者が、話し合いで真の合意に達するには、よほど本音で話し合い、相手の大切にしているものに触れ、人間性まで分かり合わないとできないことのように思います。
今回の模擬調停でも、相手方の熱い言葉に申込人の気持ちが動く場面がありました。
当事者が本当の気持ちを話せるよう「場」を支えるのが調停人の役割りなのだと思います。
日が落ちてからの帰途、眼下の街の灯りが山梨の澄んだ空気に煌めいていて、人も普段は日常のしがらみに埋もれてわからないけど、本当はこの灯りのようにきらきらと輝くものを持っているんだよね…と考えてしまいました。 (井口)

2013年11月19日火曜日

はじめまして。


はじめまして。

運営委員の井野口です

 

このようなブログの書き込みははじめてなので、うまく出来るのかちょっとドキドキしています。

 

未熟者ですが、よろしくお願いします。

 

さて、私にとってのこの書き込みがまさにそうなのですが、はじめての時って緊張したりしませんか?

 

はじめて会う人。

はじめて扱う作業。

はじめて通る道。

 

そういえば、最近はじめて通った道に、私の周りで話題になっていたお店がひょいっと現れました。

気になっていたお店だったので、思わぬ発見でした。

 

こんな感じではじめてを楽しめるようにできるなら、生活が楽しくなるんだろうなぁと思いました。

2013年11月12日火曜日

伝わってますか?

「伝える」より「伝わる」を大事にしよう!
最近、私がよく言われている言葉です。
今、とある団体で、自分の1年間の目標とやりたいことを文章で書いているのですが、「言いたいことが今イチ伝わってこないんだよね。」とよく言われ、何度も書き直しています。
文章にしても、直接口頭で話すにしても、相手に自分の言いたいことが全部伝わることって難しい。分からないと言われると、つい、何で分からないの? 何で伝わらないの? と思ってしまいます。
自分が今思っていることを「伝えよう」としても、それが相手に「伝わって」なければ意味がない。
「伝える」って自分の目線で発信し、何となく一方通行の発信のような気がします。
「伝わる」ためには、自分の目線ではなく、相手の目線で、相手が理解しやすい言葉で話す。
頭では分かっても、実践するのは難しいけれど、相手に「伝わる」ことを心がけてやっていこうと思いました。
皆さんは、家族に、友達に、会社の人に、お客さんに、自分の言いたいことが「伝わって」ますか?
                          佐藤圭

2013年11月10日日曜日

バリバリ伝説

みなさん「バリバリ伝説」をご存じだろうか?これは、20年以上前に週刊少年マガジンで連載されていたバイク漫画で、主人公の高校生・巨摩郡(こまぐん)が、レースの世界に身を投じ、世界チャンピオンになるまでを描いた作品である。
聖秀吉(ひじりひでよし)というライバルが登場するのだが、彼は攻撃的な走りを得意とする郡に対して、クールで理性的な走りを得意とする。
この個性の異なる二人の天才が協力することにより、鈴鹿4耐に初出場ながら優勝する。そして、初めてお互いを認め友情を育む。
その後、プロになる目途がついた秀吉は、「街道レーサーは今日で卒業だ」と、郡を誘い峠を走る。しかし、その途中、転倒した前方のライダーを避けようとし、対向車と激突し命を落とす。
チームメイトから、秀吉の愛車スズキ・カタナを「おまえが乗ってやれ」と言われた郡は、何を思ったかその場で燃やしてしまう。
「あいつと一緒に送ってやるんだ、もってけよ秀吉、あの世で鬼でもぶっちぎれ(多少省略)」
こんな単純なエピソードに感動しバイク好きになったのだが、それが、現在まで続く私の唯一の趣味なのである。
最近になって改めて読み直しみて、当時の新鮮な気持ちを思い出した。そしたらツーリングがいつも以上に楽しくなった。
なにかを始める又は始めたきっかけなんて意外に単純で意味のないことが多いと思うが、趣味に限らず仕事でも何でも、原点に立ち返ってみることは重要かもしれない。 池谷大介

2013年11月7日木曜日

    渋柿もあま~く




 今年は、庭の渋柿が豊作です。「桃栗3年柿8年」といわれるように毎年、数個は実がつくのですが熟れる前に落ちてしまったり、収穫前に鳥さんにつつかれたりしていたのですが、ようやく今年は、写真のように豊作です。

 しかし、この柿は渋柿なので、すぐに食することができません。 さてさて、どうしたものか。 まずは、焼酎をへたのところに吹き付けて一晩寝かせて食べてみました。なかなか、おいしいけれど今一つ甘みが物足りない。では、と一晩お風呂に浸かってもらうと、んん~こちらのほうが甘みが強いかな。もぐもぐ。それじゃあ、ダブルの方法でと、焼酎を吹き付けたところで一晩お風呂に浸かったものを食べてみるとこれまた、おいしい。おいしい。おいしい。 しかし、豊作の柿を毎回処理するのではたいへんだな、そうだ!干柿にしたら大量の柿を処理できるし、日持ちもするなあと、横着な私の、干柿つくりへの挑戦となりました。   

 たわわに実り、日に日に明るいオレンジ色に輝く柿たちを見ながら、いつになったら実がなるのかなあと家族と話した情景が浮かびます。成功した暁には家族たちに届けようと楽しみにしています。   

 渋い柿も、実る喜びを私に感じさせてくれました。


                    平成25年11月  御室


2013年10月29日火曜日

飽くなき欲求

娘が生まれてからは半ば育児日記と化してしまっている本ブログの投稿ですが
今回も娘関係のネタです

30年位昔の活動写真の有名な台詞に
「夢だけど夢じゃなかった」
というものがありますが
最近の娘の成長は
「嬉しいけど嬉しくなかった」
というものでした

その成長とは
具体的に言えばある言葉を覚えてしまったということなのですが
その言葉とは・・・
「これ、なーに?」
という恐怖の言葉なのです

時と場所を選ばずにありとあらゆるものについて質問してきます
お好み焼きを手づかみして
「これ、なーに?」
(いや、さんざん食ってるだろ・・・)「お好み焼きだよ」
「これ、なーに?」
「お好み焼きという食べ物だよ」
この答えを聞くと満足そうにお好み焼きにむしゃぶりついて質問は終わります

質問に対して名前を答えるだけでは飽き足らず
それがどのようなものかを答えるまで質問は続きます

相手の語彙力がほとんどないので答えるのが非常に大変ですが
よく分からない専門用語の飛び交う業界に身を置いていますので
こうやって簡易な言葉で説明をする練習ができるのはいいことなんだ
と自分に言い聞かせながら今日も娘の相手をするのでした


調停人候補者 竹下

2013年10月21日月曜日

ところ変われば・・

こんにちは~

このほど北海道の旭川へ、研修にいってきました。

全2日間で6時間でしたが、中身の濃~い内容でした。

濃~いといえば、このラーメンは有名な山頭火本店(旭川)のものです。
(濃厚スープですがさっぱり味!)
それから旭川は酒どころで、とくに地元でしか味わえない「男山」がさらりと一升?いけそうな飲みやすさでした。

地方にゆけば地方の文化がある。

家族や会社や組織にも文化がある。

文化を生みだし守っているのは人。

地味だけど好きだな~

浜松・衞藤

2013年10月10日木曜日

60兆個もの・・・

週末は、酵素風呂に通っています。
 

浴槽(というか棺おけのような木の箱)いっぱいに入った米ぬかの中に、裸で埋もれます。

このまま13分間じっとするだけです。

そうすると、体の中に酵素が吸収されていきます。

人間の体は、60兆個もの細胞からできているそうです。

この1つ1つの細胞がつながって、体のどこかに変調をきたすと、それを治そうと体中の細胞が働きだします。

自然治癒力ですね。

この時に、体内酵素が使われるのです。

だから、酵素は重要です!

体内酵素が尽きる時、人間は死ぬそうです。

ところで、自然治癒力って、身体だけでなく、心にもあるんじゃないかと思うのです。

だから、他の人と喧嘩してしまっても、これを解決しようとする力って、どこかにあるのだと思います。

これを引き出すのが、ふらっとの役割かなと。

もちろん、酵素も効き目があるのではないかと思います。

私は、これを信じて、せっせと通っています。

酵素風呂に入った後は、体もぽかぽかして、これからの季節におすすめですよ♪

大竹






2013年10月3日木曜日

体育の秋

先日、町内会の運動会があり参加しました。

運動会に参加するのは、中学生以来20年ぶり。
設営から参加して、テントの組立てたり、グランドに白線が引かれていくのを
見学したり、懐かしい気持ちでいっぱい。

私が出場する種目は、なわとびリレー。なわとびなんて小学校以来でしょうか。
駆け足跳びで30メートルほど走って、2重跳びを30回跳んで、また
駆け足跳びで戻り、次の人にバトンタッチするという内容です。

いざやってみると、体が思うように動かない。体がなまっていると感じては
いましたが、これほど動かないとは。2重跳びで何回か引っかかり、ヘロヘロ
になりながらゴール。
メンバーで一番若いはずの私が、まさかお荷物になるとは・・・

久しぶりに体を動かした楽しさ半分、縄跳びができない悔しさ半分の
運動会でした。

家に帰って、ずっと放置していた1年前に買ったランニングシューズとウエア
を引っ張り出し、ランニングを始めようと決意しました。

何事も練習が大事。当たり前のことを実感した運動会でした。

                            渡 辺





2013年9月25日水曜日

ふらっとのHPを少しだけ変更しました

実は数日前にHPを少し変更しました。
http://www.s-flat.net/

大きな変更はトップページの変更です。

以前はボタンが6つでしたが、9つに増やしました。これは、ふらっとの広報ツールのひとつである「Win-Win」をHP上で見ることができるようにするためです。「Win-Win」は、まだ創刊号の1号しかありませんが、来年の2月に第2号の発行を予定しています。

「Win-Win」
http://www.s-flat.net/winwin.html


また、トップページの右側にウィンウィン君のツイッターを表示するようにしました。ふらっとの情報をどしどし発信していきたいと思っています。まだまだフォロワー数が少ないので、フォローしていただけると幸いです。


これからの変更点としては、Q&Aを掲載する予定です。ふらっとのことを多くの皆様に知っていただけるようにわかりやすいHPにしていけたらと考えています。これからもふらっとのHPをよろしくお願いします。


ところで、ふらっとのHPには、実はふらっとのセンター長の挨拶も掲載されています。目立たないところにありますので、このブログでご紹介させていただきます。

センター長ご挨拶
http://www.s-flat.net/greeting.html

そのトラブルを簡裁に訴える前に!
「ふらっと」立ち寄って、話し合ってみませんか。
「中立公正(ふらっと)」な調停人が話し合いのお手伝いをします。

 をキャッチ・コピーとして、既存の紛争解決手段よりも、当事者の満足度が高い紛争解決機関を目指して、 「対話」をキーワードに、これまで数多くの事件を扱ってきました。

 メディエーションと呼ばれる、当事者の紛争解決能力を信じ、それを引き出すことを支援する紛争解決方法は、調停人(メディエーター)のスキルが試される場でもありますが、そのスキルは一朝一夕に獲得できるものではありません。したがいまして、「ふらっと」でメディエーターを務める司法書士は、多くの研修を重ね、日々自己研さんに励んでいます。そして、その数は少しずつではありますが、着実に増えています。

 「ふらっと」が目指す自立的な紛争解決は、既存の法制度の再検証にも繋がりうるし、そうであれば、既存の調停制度にも大きな化学反応をもたらす可能性を秘めていると考えています。

 さらに言えば、市民社会における「法の支配」の実現に大きく寄与する可能性があり、それは画期的な司法書士法改正をもたらせた司法制度改革の理念にも合致するものでありましょう。

 紛争が多様化する現在社会においては、一人でも多く、この新しい紛争解決の理念とスキルを共有し、それぞれの現場で活かすことが、今、社会に求められていると思います。

 「ふらっと」が、一人でも多くの市民の自立的な紛争解決の一助になることを祈念しております。


宮内

2013年9月19日木曜日

肩狐狸庵ICHIの「お・も・て・な・し」

私の庵(事務所)は、静岡県東部の中核都市、


富士市の閑静な住宅街の端にある。



IOC総会での東京召致に向けた最終プレゼンや、

ロビー活動を積極にやったという報道から

いよいよ日本人も世界標準のパフォーマンスを

する民族になったのか?!と思ってしまう方も

いたかもしれませんね。



ところが、現実の生活の中では、

ほとんどの日本人は「奥ゆかしさ」「礼儀正しさ」

「忍耐強さ」そして「お・も・て・な・し」という

日本人の美徳といえる気質を大事にしている方が

まだまだ多く、やられたら、「倍返しだ!!」

なんて、声高に叫ぶ輩は少数だと感じます。



昔から日本人は「察してもらう」ことを

期待しながら、社会生活を送っているようで、

本音と建前を上手に使い分けてきました。



ところが、昨今の状況はそれでは上手くいかない

場面が多々現れてきているように思います。



「言わなければ判らない・・・」

それが現在の人間関係を表すキーワードのように

感じられます(私見ですが)。



でもこのことは、「言えばわかりあえる」という

ことの裏返しでもあるのではないかと思います。



何も言わずに「察しろ」ではなく、

お互いに向き合いながら本音を「言う」

まるで“ふらっと”で行っている調停のように。

(判らぬよう宣伝をいれる、奥ゆかしさ・・・)








建前だけの主張ではなく、本音の主張。

それを繰り返すうちに、「理解」「共感」等

こじれた問題を解決するための方法が

生まれてくるはずです。



まさに裏「お・も・て・な・し」の話し合いで。

2013年9月13日金曜日

オリンピック

2020年の夏季オリンピック

東京開催が決定しましたね。
いろいろなスポーツをしている全国の子供達が、「絶対オリンピックに出たい!」
と目を輝かせている姿をTVでみて、なんかいいなあ~と。

夢って人にパワーをくれますよね。

いろいろと課題が多い毎日

ちょっと頑張って顔を少し上にあげて

頑張ろう、ふらっと、みんな、自分☆

                                            佐藤麻妃

2013年9月2日月曜日

法の日


運営委員の井上史人です。
 

皆さん、この夏は、どのようにすごされましたか

私は、お盆休みに岐阜にある妻の親戚宅に子供を連れて行ってきました。

近くに、とても澄んだ川が流れており、川遊びをして楽しんできました。

来年もまた行こうと思います。

 

ところで、来月10月1日は、法の日にあたり、10月1日から7日までは、法の日週間として、各地で法律相談会が開催されます。

当司法書士会でも、法の日を記念して無料法律相談会を県内各地で行います。

相続・贈与・売買などの不動産登記、会社設立・役員変更などの商業・法人登記、サービス残業等の労働問題など、法律問題でお悩みの方は、是非、この機会にご相談ください。

各会場の場所や相談会開催日など詳しいことは、静岡県司法書士会のホームページをご欄いただくか、または、司法書士会事務局までお電話で直接お問い合わせください。

もちろん、“ふらっと”を利用しての紛争解決もできます。友人間や親戚同士など裁判までやりたくないという紛争は、“ふらっと”の利用をご検討ください。

2013年8月19日月曜日

シリーズ ~ 調停の進め方⑦

調停人の選任

相手方が調停による話し合いに応じる場合、センター長は、手続実施者(調停人)名簿に掲載されている候補者の中から調停人を選任します。
調停人は原則として1名が選任されるが、現在のところ“ふらっと”では、2名体制を取ることが多いです。
調停人が決まると、事件管理者より両当事者に対し、選任された調停人の氏名を通知することとなります。また、第1回調停期日が決定した際には、調停期日通知書に改めて調停人の氏名を記載することとしています。 (中里)

2013年8月13日火曜日

シリーズ ~ 調停の進め方⑥

相手方の応諾確認

事件管理者は“ふらっと”における調停の特徴や手続きの概要などを説明したうえで、相手方に「調停に出席してほしい」と要請します。

相手方がこの要請に応じる場合、事件管理者に対し次の事項を告知し、調停手続が進行して行きます。
なお、相手方によるこの告知は書面による必要はありませんので、電話・メール・FAXなどの適宜の方法で構いません。
a 調停の実施を依頼する旨
b 相手方の連絡先
c 代理人を選任したときは、代理人の資格、氏名、住所および連絡先
d 調停人(手続実施者)を指名するときは、その旨および指名する調停人の氏名



相手方がこの要請に応じない場合や何の回答もしない場合、調停は終了します。
この場合、事務長が「調停手続終了の決定」をし、申込人に対して、調停手続終了のお知らせを送付することになります。 (中里)

2013年8月6日火曜日

ハーモニー


少し前から、“昔取った杵柄?”でアコギを始めました。

一人で弾いていても寂しいので、相方を見つけてユニットでやっています。

課題曲を決めて各自でコピーしてくるのですが、楽譜もありませんし、原曲には複数の楽器が入っていますので、コピー(アレンジ)の仕方によって、最初はうまく噛み合わないことも多いです。

練習のときに相方の弾き方を確認して、次回までに相方の演奏に合ったフレーズとリズムを準備していきます。

バンドの時はドラムがリズムを作ってくれましたが、このスタイルだとパーカッション無ですので、相方と息を合わせながらリズムにのるのが重要になります。・・・これが、なかなか上手くいかないのですが・・・ 

こうして互いのリズムとハーモニーが揃い、曲中に阿吽の呼吸でテンションとスピートがあがって盛り上がれた時などは「ん~気持ちいい~」といった感じです。~だから、止められません~

日常の人間関係も、互いのリズムとハーモニーを合わせるのが大事かもしれませんね・・・

花田

シリーズ ~ 調停の進め方⑤

相手方への通知

相手方の出頭を強制できない調停手続きでは、相手方にいかにして調停してもらうかが最大のポイントとなります。
このため、相手方とファーストコンタクトを取ることになる事件管理者の役割はとても重要なのです。

相手方の警戒心や不信感を払拭しつつ、“ふらっと”という組織や“ふらっと”の調停に一定の理解を示してもらえるよう、事件管理者は特別の研修を積んで実践に臨んでいます。

また、事例検討会を通じてノウハウの積み重ねにも努めています。(中里)

2013年8月2日金曜日

シリーズ ~ 調停の進め方④

受理・不受理の決定

申込人から提出された調停申込書は、事務長により形式や内容が審査されます。
申し込まれた事案が性質上、調停を行うのに適さないと考えられる場合や、“ふらっと”の取り扱うことのできる事案(紛争の目的となる価額が140万円以内の民事に関する紛争)に該当しない場合は、不受理決定がなされます。

事案を重ねると、受理すべきか不受理とすべきかの判断に迷うようなケースはいくつも出てきますので、事務長はこのような場合、運営委員会に意見を求めることができるようになっています。

申込みが受理されると、相手方との調整役等を担う事件管理者(ケースマネージャー)が選任されます。“ふらっと”では、利用申込相談員がそのまま事件管理者に横滑りするケースがほとんどです。
また、仮に不受理となった場合、提出され調停申込書と添付書類は申込人に返却されます。 (中里)


2013年7月31日水曜日

有名ロックバンドに学ぶ人間関係②


 名ばかりのセンター長の小澤です。
 前回は、有名ロックバンドに学ぶ人間関係・・・ということで・・いきなりビートルズのネタをあげさせていただきました。ビートルズだけでも、半永久的に続けられる自信はありますが、このブログは、そういう場ではありません。そこで、今回は、ビートルズといえば、ローリング・ストーンズということですから、ビートルズにおける人間関係との比較を踏まえて?、ローリング・ストーンズを取り上げてみたいと思います。
 ビートルズでいうところの、レノン=マッカートニーという作曲コンビは、ローリング・ストーンズで言えば、ジャガー=リチャーズということになりますが、ストーンズが少々複雑だった事情は、当初のリーダーは、このミック・ジャガーとキース・リチャーズではない、ブライアン・ジョーンズであったという事実であります。
 また、シンガーだったミック・ジャガーに注目が集まるようになっていったことも、バンド内でのコミュニケーションに相当の影響を与えたことだと推測できます。
 結局、リーダーだったブライアン・ジョーンズが孤立するような形で、最終的には変死をしてしまい、その後任者として、ミック・テイラーという方が加入します。皮肉なもので、このミック・テイラーが加入した後のストーンズは、まさに世紀の大傑作とも言える作品を、これでもか!というくらいに発表していくこととなり、ビートルズ解散後の王者の地位を確立することとなっています。
 その後、ミック・テイラーは脱退、現在に至るまで、ロン・ウッドがその場所にいることになっています。
 一方、ジャガー=リチャーズのコンビは、かれこれ数十年間、仲違いしていないわけですが、一時期は、険悪な時期もあったとされています。その時期に録画されたプロモーション・ビデオには、キース・リチャーズがミック・ジャガーにギターで殴りかかるシーンがあり、やらせなのか本気なのかが議論になったこともありました。
 世界のトップに立つロック・バンドのフロントのお二人ですから、いろいろな思いが渦巻いているのだろうと察しています。
 ただ、そうは言っても、思春期に同じ音楽を愛し、その音楽を演奏することに喜びを感じてきたという根本的で単純な強く深い繋がりが、いまだに同じバンドでの活動を保障しているのではないかと考えています。

2013年7月30日火曜日

風鈴丸


風鈴は 鳴ると涼しい 魔法だね

寝苦しい夜が続きますね。みなさん、ちゃんと眠れていますか?
私はヒドい肩こり(首こり)で、ここのところ接骨院に入り浸っていますが、なかなか治りません。眠りにも支障が出てしまい、睡眠不足の毎日ですが、先日セミオーダーの枕を購入しました。この絶妙な高さ、肩と首へのフィット感・・・、毎夜お世話になっています。

さて、冒頭の俳句ですが、涼を感じて頂けましたでしょうか。
これは、小学3年生の次男作の俳句です。
クラス全員で俳句を作った際、この句をみんなに褒めてもらい、教室に張り出してあるということで、次男は得意気です。

親バカかもしれませんが、私はこの句を詠んだとき、子どもの素直さや優しさが感じられて、とても嬉しくなりました。
「勉強しなさい」と毎日言っているときは、なかなか言うことをきかない次男ですが、この句を褒めた後は、自分から進んで取り組む姿勢が見られます。

もともと勉強は苦手ですが、兄弟の中で一番面倒見が良く、感受性の高い次男。良いところを見つけて、褒めて伸ばす!を実感した出来事でした。

増田

 

2013年7月25日木曜日

「実践ADR」っていい本じゃん!


副センター長の名波です。


先日、月1回の勉強会(メディ研)でした。

講師は、井口ゆりさん!





毎回、前半は「実践ADR」(ふらっと本)を使用し、

その回のテーマになっているところを

参加者が順番に読んでいくのですが、

今回は講師の井口さんのチョイスが絶妙で、

「実践ADR」ってこんなにすばらしい本だっけ(笑)と思うほど、

新鮮に読むことができました。





調停に関するいろいろな経験をし、

あらためて「実践ADR」を読むと、

今まで分かっているつもりで読み飛ばしていたところが、

心に沁みます。


次回もどんな学びがあるか楽しみです!








2013年7月24日水曜日

シリーズ ~ 調停の進め方③

調停申込書の受付

利用相談を経て、“ふらっと”に調停への申込みを希望される方には、調停申込書を提出していただきます。司法書士会の事務局に郵送または持参により提出いただくこともできますし、担当の利用申込相談員にご提出いただくこともできます。

調停申込書には、次の各事項を記載していただきます。
なお、申込人の氏名・住所・連絡先は自書をお願いしていますが、その他については利用申込相談員に代書させることもできます。
ご提出いただく調停申込書は、1通で結構です。
【記載事項】
利用者の氏名、住所および連絡先(電話番号、ファクシミリ番号および電子メールアドレス)
◆代理人を選任した場合には、当該代理人の資格、氏名、住所および連絡先
◆紛争の概要
◆紛争の価額(紛争の解決により得られる利益の額)
◆請求する解決の要旨
◆その他参考となる事情

また、次にの各書類のご提出もお願いしています。
【提出書類】
◆利用者が法人であるとき ・・・ 資格証明書
◆代理人を選任したときは  ・・・ 委任状
本人確認のできるもの   ・・・  運転免許証ほかの写し

なお、可能な限り、申込人から相手方に対し“ふらっと”から連絡が入る旨の連絡をしていただくようにしています。これは、その後の相手方の調停への協力を促すことに効果的だからです。 (中里)

2013年7月22日月曜日

シリーズ ~ 調停の進め方②

申込人へのADR法14条に基づく説明

“ふらっと”の調停は「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」(ADR法)という法律に基づいて運営されていますので、この法律の規定に沿って実務を進めなければなりません。
このため、前回説明した申込人への利用相談に際しては、ADR法14条・ADR法施行規則13条1項に基づき、法が定める項目について、書面を提示しながら丁寧に説明しなければならないことになっています。

利用者にとっても、ちょっと面倒に感じる作業かもしれませんが、“ふらっと”の考えをよくご理解いただいたうえで調停を申し込んでいただくため、必要な作業となるんです。 (中里)


2013年7月18日木曜日

シリーズ ~ 調停の進め方①

新シリーズをスタートします!
今回は、“ふらっと”における調停手続きの進め方をご紹介しますね。

1回目は「利用相談」。
“ふらっと”にお問い合わせいただいたご相談者に対し、“ふらっと”の調停の特色や手続きの流れ、要する費用や調停開始の要件などをご説明するものです。

通常、“ふらっと”では、県司法書士会の事務局員が最初の電話対応に当たりますが、事務局員は利用相談をするためのトレーニングを受けておりません。
そこで、電話対応した事務局員は簡単な受付票をまとめたうえ、利用相談に対応することのできる司法書士に連絡を取ります。連絡を受けた司法書士から、ご相談者宛てに改めてご連絡を差し上げ、利用相談をスタートいたします。

電話でご説明するケースが多いようですが、ご相談者が希望される場合にはお会いして対応することも可能です。

なお、利用相談に当たる司法書士のことを「利用申込相談員」と呼んでいます。 (中里)


2013年7月17日水曜日

伝える努力

こんにちは。前事務長の芝です。事務長をクビになりました・・・・。

うそです。もっと実働部隊で汗をかけ!という副センター長の指令のもと
初心にかえって頑張っております!

先日、とある中学校にお招きを受け、
中学2年生を対象に「司法書士」についての講義を
行いました。



司法書士っという職業はただでさえ分かりにくい職業です。

社会人としての経験がない中学生に、弁護士や行政書士との違いが
伝わるのだろうか?
登記の重要性が理解できるだろうか?


聴いてくれる(であろう)人に伝わるようにウンウン頭を悩ませて
講演の内容を考えます。


伝えるためには、相手のことを考え、どうしたら伝えられるか
工夫をしなくてはいけません。
そして伝わるためには、相手方も受信をする準備が
できていないと伝わりません。


送信と受信がうまくかみ合って初めて伝わるのです。


もめ事が起きているとこの送信と受信がうまくかみ合いません。
お互いの周波数を合わせて噛み合わせる役目を
”ふらっと”が担っていると思います。


相談は無料で受け付けています。司法書士が対応します!
お気軽にご相談ください。

                                    芝 知美

2013年7月16日火曜日

予想外の相続人の出現

佐藤 寛
 相続登記を依頼され、戸籍調査をしていると、依頼者も全く知らない相続人が出現することがあります。
 被相続人が何回か結婚離婚を繰り返した中で、依頼者の全く知らない相続人がいたり、依頼者が、被相続人の財産と思って使用、利用していた所が、依頼者の全く知らない人が相続権を持っていたりすることがあります。
 相続人の調査をして、依頼者に○○さんの印をもらって欲しいとお願いすると、「そんな人知らない」「印をもらえない」「どうすればいいの?」など困惑した様子で手続きの相談を受けるが、中には「やめた」と言う人も時々はあります。
 こんな困惑した中で相談を受けた時、私は、全部ではないが、「全てを相手に話して手続きをしてみたら」と言うことにしています。
 お金を請求されたらどうしようかと言われることもあるので、最大の損害額は相続人が取得する相続分を金額で換算したものを払う覚悟が出来れば、今やった方がいいと言うことにしています。
 手続きをやめて、問題を先送りするのは自分も困るが、次の代の人々が迷惑を被ることになるので、「次世代の人のためですよ!」と言うことにしています。
 全ての案件がこのようにして解決しているわけではないですが、変化の早い時代、先送りしてよかったということはないので、場合により、相続人と一緒に相手方に説明に行く、位の気持ちで、「大変ですが、手続きしたらどうですか」とお話させてもらうことにしています。

2013年7月9日火曜日

我が家の軒先


 先日、静岡市内のある弁護士が言っていました。「新人は増えたが食うのが大変、最近はイソ弁じゃなくて、ノキ弁が増えてきた」と。イソ弁はご存じ居候弁護士、ノキ弁は軒先は貸すけど稼ぎは自分で取ってこいということらしい。「弁護士さんも大変ですね」とは言ったものの、わが司法書士業界も同じですかね。

 話は変わりますが、我が家も軒先を貸しています。毎年4月から5月にかけて必ずやってくるツバメです。冬の間暖かい東南アジアや南半球で過ごしたツバメは、海を何千キロも越えて生まれ故郷に帰ってくるそうです。飛行速度は平均50キロくらい、最高200キロくらい出せるそうで、飛びながらエサを取り、水を飲むようです。

 毎年姿を見せてしばらくすると自分たち(つがい)で古い巣の補修をして、やがて産卵します。卵は大体5個くらい、約2週間でヒナがかえります。下の写真は、かえったばかりのヒナが4羽、親が運んでくるエサを、口を開けて待っているところです。



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 巣立つまで約3週間、間近になると親が羽ばたきの仕方を教え、実践訓練を経て自分でエサをとれるようになるそうです。ツバメってえらいですね。

 毎日仕事が終わると巣を見るのが日課、ツバメ親子の生態を見ながら今日溜まったストレスを払います。取りきれなかったストレスは晩酌で払い落とします。

 ちょっと待て、まだ一仕事残っている。女房の愚痴と小言の聞き役だ。その昔、副センター長さんと前事務長さんにしっかりと教わったあの「傾聴」だ。これをやらなければ今日の仕事は終わらない。疲れた‥‥。

 
調停人候補者 池谷 道男