2018年5月30日水曜日

オープンダイアローグのイベントに参加してきました!


先日、オープンダイアローグのイベントに参加してきました。
第2分会の「オープンダイアローグの世界観」に参加。

Jaakko Seikkulaらの論文をテキストに、文化人類学者、社会学者などの4名の識者から観たオープンダイアローグの世界観についてお話をお聞きしました後半は、小グループに分かれて参加者一人ひとりが自分自身の実践や、気づいたこと、理解したこと、感じていることなどを共有しました。

識者の方々のお話は、難しい言葉や内容なのですが、なぜかとても楽しくお聞きすることができました。おそらく、オープンダイアローグが潜在的にもつ可能性みたいなものを感じることができたからだと思います。

最終的には、ジャズの世界観に似ているというお話になっていくのですが、それが妙に納得できたのです。

このお話の続きは、6月15日の「Rcafeしずおか」にて
https://www.facebook.com/events/1752454511459600/

運営委員:名波直紀



2018年5月18日金曜日

法テラスカードのご案内

県司法書士会では、平成29年度度より「法テラスカード」を始めました!

 皆さん「法テラス」はご存知ですか?

 「法テラス」ではいくつかの事業を行っていますが、そのうちのひとつが「民事法律扶助」と呼ばれるもの。
 収入や資産が「法テラス」の定める資力基準の範囲内であれば、弁護士や司法書士に支払う報酬を国で立て替えてもらうことができ、立て替えられた費用は長期無利息の分割納付(月々5000円~1万円程度)が可能です。

 県司法書士会では、「民事法律扶助」をもっと活用してもらうため、「法テラスカード」を作成し、これを県内の高齢者や障害者に関する相談窓口や医療機関等に配備し、福祉や医療の関係者が日頃から接触する経済的困窮者が法律問題を抱えている場合には、この「法テラスカード」を渡して司法書士事務所への相談を促すだけでなく、可能であればその場でお近くの司法書士に電話をして相談予約も取ってもらおうという試みです(相談対応できる司法書士の名簿も同時に配布しています)。

 この事業にご賛同いただき、「法テラスカード」の配備にご協力いただける方を大募集しています。ご賛同いただける方は、県司法書士会(担当・高橋/電話054-289-3700)までお問い合わせください! お待ち申し上げています!!  【中里】

2018年5月16日水曜日

テクノロジーとオープンダイアローグ

 
静岡県青年司法書士協議会は、偶数月の第3金曜日に
Rcafeしずおかを開催しています。
 
Rcafeしずおかはコミュニケーション・メディエーションを学ぶ会で
「対話の文化を静岡から世界に発信する」
をコンセプトに平成21年から開催している会です。
現在まで延べ1000人を超える方々が参加してくれています。
”ふらっと”では、Rcafeしずおかを単位認定研修会としています。
 
司法書士はもちろん、弁護士等他士業のみなさん
獣医師、市役所職員、会社員、会社経営者、主婦、学生
等男女も世代も問わずさまざまみなさんが参加しています。
 
次回Rcafeしずおかのお知らせ
 
平成30年6月15日(金)
19時から21時
「テクノロジーとオープンダイアローグ」
 
場所 静岡県司法書士会館
 
講師 竹中透(元リクルート)
    名波直紀(司法書士・調停センター”ふらっと”)
 
参加料無料・事前申し込みが必要です。
 
AI,IOT,RPA,ディープラーニング等
第4次産業革命とも言われる世の中の流れを学ぶとともに
「オープンダイアローグ」という方法で対話の力をみなさんに
体感していただきます。
 
お問い合わせは芝までkoichaaisu@yahoo.co.jp
 
奮ってご参加下さい!


                                 副センター長 芝

2018年5月14日月曜日

気持ち


最近、知的障害の方の後見人に就任しました。彼はB型の就労支援作業所に通い、周囲の人々に支えられながら在宅で生活しています。就任後ほどなくして施設に入所されていたお父様がお亡くなりになりました。お母様は数年前に他界されています。後見人としてはこれからたくさんの仕事が控えていて、確認したいことや探したいものがあるのですが、被後見人から回答を得るのは難しそうです。自分の仕事もそうですが、そのほかにも家のことや子供のことなど、お父様は伝えたいことが山ほどあったのではないか、生前にお会いしておけばよかった、とつくづく思いました。お亡くなりになる数か月前から会話はできなくなっていたようですが、それでも後悔しています。今となっては仏壇の遺影に手を合わせ一方的に語りかけることしかできませんが、この気持ちを胸にこれから被後見人と向き合ってゆきたいと思います。
いぐち

2018年5月2日水曜日

話すことと聞くこと

 私の事務所では、朝礼の時にやっていることがあります。それは「1分間スピーチ」。お題は特に制限もなく何でもOK。朝のニュースだったり、家族のことだったり、とにかく事務所スタッフみんなで毎日1人ずつスピーチ当番を回してかれこれ3年近く続けています。

 1人が話をしている間、とにかくみんなは聞くこと。タイムキーパーの人にストップウォッチを持って貰い、話をする人のタイミングでスタート! 残り10秒になったら「あと10秒」という札を、時間になったら「時間です」と札を上げる。早く終わってしてしまうこともあるし、時間オーバーしてしまうこともありますが、とにかく最後まで話をします。笑いも入ったり、たまに1分ぴったりに終わることもあって、そんな時はちょっとみんなどよめきます。

 1分とした理由は、ある研修に参加した時に講師の方が「1つのテーマについてみんなで話をする時、人が心地よく誰かの話を聞くのは1分が限界。それ以上1人の人が話続けたら聞いている方は飽きてしまう。」と言っていたからです。お客さんと話をする時、友達と話をする時、話す機会はたくさんある中で、その「1分」という時間を意識できたら「自分が話すことだけでなく、話を聞いている人のことも考えれるようになるかな」と思って始めてみました。

 話すこと・聞くこと、どちらが欠けてもコミュニケーションは成り立たない。「1分」という時間を切り口にして、そんな両方を意識して対話が出来たらいいなと思います。私はまだまだ両方をバランス良くは出来ていないけれど、出来るようにこれからも頑張っていこうと思います!




佐藤圭