2019年8月24日土曜日

裁判所の調停

これまで何回か裁判所の民事調停の申立代理人を務めました。

調停と言ってもいろんな種類があり、借金の返済計画を相手方と協議することを目的とする「特定調停」という分野では、実際に代理人として調停の席に出頭したこともありましたが、一般調停ではこれまで何回か利用したものの、いずれも第1回期日前に調停外で和解が成立したため、出頭に至っていませんでした。

今回、初めて出頭した案件は「中古車オークション市場を通じて販売代理してもらった際の売上金が引き渡されないため支払いを求めたい」というもの。
請求内容に争いはありませんので、あとは支払条件を詰めるだけでしたが、予想通り相手方の経営状態は火の車で、長期分割に応諾せざるを得ない状況でした。
何とか1回目の支払いは履行されたようですが、この先どうなることやら・・・

ところで、前々から思っていたことですが、裁判所の民事調停を初体験して改めて“ふらっと”の調停の「遅さ」を感じました。
申込書を送付してから、事件管理者が選任されて関係者との調整が始まるわけですが、第1回期日が指定されるまでの期間は、裁判所の調停とさほど変わらないか、あるいはもっと遅いように感じています。
また、その間、申込人に対しては事務の進捗状況に関する報告がないため、”野放し感”が満載です。

”ふらっと”では、取扱い事件の拡充を目指していますが、民間調停としての利用者サービスの向上をもっと真剣に考えていかないと、利用件数は伸びないのではないでしょうか?

私はここ数年、”ふらっと”の運営に携わるというよりは、むしろ利用者の代理人なり書類作成者なりとして年に1~2件”ふらっと”を利用する立場で関わっていましたが、今回、裁判所の民事調停を申立てから最後まで経験した率直な感想でした。  中里

2019年8月20日火曜日

ぼくらが旅に出る理由

このタイトルを読んで小沢健二の歌が流れた方、同世代ですね!

みなさま、お盆休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。
休みがあった方も、なかった方も、夏バテしていませんか?

私は旅行が好きです。
休みを見つけては(無理やり休んでは)異国の地に出かけます。
今年のお盆休みはロシアに行ってきましたー!



日本とは違う文化、違う言語、違う町並み
夜の10時だというのに明るい空

全く違う国で、いろいろな刺激に触れることで
日ごろ蛍光灯の下で知らずに狭くなっていた自分の価値観や、
視野を広くすることができます。

言葉は通じなくてもコミュニケーションは心と心が伝われば
どうにかなるもの。片言の英語とあとは気持ちで勝負です。

ロシアは想像していたよりももっと素敵な国でした。
食べ物もおいしく、街はきれいで、人は親切です。
ロシアの皆さんは背が高いので、テーブルや備え付けの家具が何もかも
高く設定されていて、そんな細かなところにも異文化を感じます。

そして日本に帰国すると、改めて日本の快適さや安全性、人の好さなど
いい部分が見えてきてますます日本を好きになります。

世界は自分次第で広くも狭くもなります。
自分の目でみて触れて知ることの大切さを旅は教えてくれます。

副センター長 芝 知美

2019年8月15日木曜日

お盆

 お盆ですね。
 皆様はお盆をいかがお過ごしでしょうか。
 暦通りで実質3連休だけだった方、がっつり10連休の方、13日~15日までがお盆休みの方、そもそもお盆の時期が違う地域にお住まいの方、学生だからずっと夏休みだよという方、あるいは、普通にお仕事された方、ご実家に戻られた方、ご自宅でゆっくりされた方、旅行に行かれた方、台風でそれどころではない方、色々いらっしゃると思います。
 幸いなことに私が住んでいる地域は台風の影響もほとんどなく、ただただ暑いです。
 さて、私個人の感覚では、お盆の時期が来るとなんだかようやく本当に夏だな、としみじみ実感しますが、お盆を過ぎればもうすぐ9月。1年の終わりが視界に入ってきます。
 さあ、お盆が明ければ、お正月休みまであとだいだい4か月です。令和元年も残り3分の1、もうすこしがんばりましょう!

2019年8月1日木曜日

逆襲

 先日、映画、ミュウツーの逆襲EVOLUTIONを観てきました。
 
 1998年公開のポケモンの映画シリーズの第一弾の作品をフルCGでリメイクするということで、リメイク作品にあまり良い思い出のない私は、どういった内容になるのかと期待と不安が入り混じった気持ちでした。
 当初の不安に反し、もともとの話がかなり重めで泣いてしまう感じのものなのに、ストーリーもセリフもキャストもほぼ昔のままで込み上げる懐かしさが抑えられず(既に泣きそう)、映像も、CGのキャラクターもポケモンも違和感がないのに、実写のように綺麗で感動しました。
 見に行ったのがレイトショーの時間帯だったためか、周りのお客さんに小学生は一人もおらず、おそらくかつてリアルタイムで旧作を観ていたと思われる世代の方ばかりでしたが、ポケモン同士が殴り合う有名なあのシーンで周りから鼻をすする声が聞こえ始め、その後に続くクライマックスのシーンでは劇場にいる全員がもらい泣き、さらに、エンディングの小林幸子でもうひと泣きという感じで、映画終了後は大の大人がみんな目を赤くしていました。
 実は、私が小学生だった頃は、ミュウツーの逆襲は怖いという気持ちが強くてあまり好きではなかったのですが、これを機に旧作の方も見直そうと思います。