2013年11月27日水曜日

週末、山梨に行ってきました!

といっても観光ではありません。
調停を学ぶため「模擬事例検討会」というものが開催され、参加してきました。
この「模擬事例検討会」は、調停人のスキルを磨くため実際の調停を見て検討する、ということができればよいのですがそれはできないので、模擬で調停を行い、みんなで観察して検討するといった趣旨の企画です。
私はサブ調停人をつとめ、貴重な経験をさせてもらいました。
紛争を抱えた当事者が、話し合いで真の合意に達するには、よほど本音で話し合い、相手の大切にしているものに触れ、人間性まで分かり合わないとできないことのように思います。
今回の模擬調停でも、相手方の熱い言葉に申込人の気持ちが動く場面がありました。
当事者が本当の気持ちを話せるよう「場」を支えるのが調停人の役割りなのだと思います。
日が落ちてからの帰途、眼下の街の灯りが山梨の澄んだ空気に煌めいていて、人も普段は日常のしがらみに埋もれてわからないけど、本当はこの灯りのようにきらきらと輝くものを持っているんだよね…と考えてしまいました。 (井口)

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