2009年6月18日木曜日

南山大学・人間関係講座での気づき

 みなさんこんにちは。運営委員の池谷(いけがや)です。
5月30日(土)と31日(日)、南山大学の人間関係講座(グループ)を受講してきました。
シバ事務長の受講案内と、JMC講座で知り合った愛知県の高校教師の方の勧めもあって受講することになりました。
 この講座のねらいは、
①グループの中で他者と関わる自分の特徴に気づく
②「コンテント」(課題あるいは内容のこと)と「プロセス」(そこにいる人と人との間で起こっている事柄のこと)とは何かを理解する。
③グループの中での人間関係(グループプロセス)に目を向ける重要性に気づく
でした。
教育関係の方が多かったのですが、民間企業や士業の方も参加され、楽しい雰囲気で受講することができました。。

 その中で、「実習・ブロックモデル」と題するグループワークがありました。
6名づつのグループに分かれ、与えられたブロック(形の違った数種類のもの)を使用して、モデル(かなり複雑なブロックモデル)とまったく同じものを作るというものです。制限時間45分で6グループが得点を競うというものでした。
 結果的に私たちのグループが最高点を獲得しましたが、私たちは、話し合いの中で、複雑なモデルを3つに区分し、それぞれに男女ペアの2人の担当者を配置し、ペアが共同で観察し、情報交換しながら、モデルの形を描き、次に区分された3つのモデルを組み合わせて全体の形を作り、最後に全体について、6人全員が情報交換するという手法を採りました。組み立て作業には、それほど時間はかからず、ほぼ完璧な形で仕上げることができました。

 振り返りの中で気づいたこと、再発見したことは、
①グループは適当な少人数がよいこと。多人数だと参加しない(できない)人が出てきてしまうこと。
②グループの中でそれぞれの役割分担を明確にすること
③グループの中の他者を理解し、コミニュケーションを充分取ること。(取れる組み合わせにすること。)
などです。

 私たちは、職場やサークル、家族や友人関係など、常にグループの中に身を置いています。その中で他者の気持ちやお互いの関係に目が向けられず、いつの間にかトラブルや紛争に発展することが考えられます。「ふらっと」がそんなトラブルや紛争の予防、解決の一助となれば、と期待しています。

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