2019年5月24日金曜日

失われたひろし

 先日、映画クレヨンしんちゃん新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~を観に行ってきた。
 多少ネタバレになってしまう部分があるので、これからご覧いただく予定の方はご注意ください。

野原一家が、激安新婚旅行ツアーに出かけるところから始まる今回の映画。
旅行の途中で、ひろしとみさえが少しだけ仲違いしてしまう場面がある。
仲違いの原因は、ちょっとしたすれ違いである。

・せっかくの新婚旅行だからとみさえがおしゃれをして南国風のワンピースを着ると、しんちゃんがぷよぷよの二の腕のをからかい、ひろしもそれを見て大笑いしてしまい、ショックを受けるみさえ。
・ひろしが、「カップルのラブラブハグでサービスドリンクがもらえる(?)」というようなキャンペーンを見かけて、せっかくの新婚旅行だから一緒に参加しようとみさえを誘うが、タダというところばかりに食いつくみさえにショックを受けるひろし。

などなど、そんなことがずっと続いて二人は喧嘩になってしまう。
もちろん最終的にはお互いのすれ違いに気づいて仲直りするのだが、私はそれを見ていてふらっとの調停のことを思い出した。

私自身、野原夫婦のすれ違いは見ていて非常にもどかしい気持ちになったが、それをグッとこらえてじっと映画のハッピーエンドを待つ、という感じが、「当事者の紛争解決能力を信じ」、じっくり「当事者の話を「聴く。」」、という調停の間の気持ちと少し似ていると感じた。

まあ、そんな調停の話はそこそこに、今年の映画クレヨンしんちゃんもとても面白かったし、来年の映画も楽しみです。



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