2011年7月22日金曜日

“ふらっと”LOVE①

こんにちは。
このほど調停人デビューしました、浜松の衞藤です。

小学生のころはサッカー少年団のかたわら古墳とか遺跡とかを自転車でめぐることが大好きな少年でした。静岡県西部では、浜松市北区引佐町や磐田市に前方後円墳をはじめとする大型の古墳が集まっていて、何度も足を運んでは、昔の豪族の気分にひたったものです。
中学生になると塾通いや部活であわただしくなり、テストでいい点をとることが楽しみでした。
高校生になると、燃え尽きた?のか、勉強にもついていけず、太宰治全集やらを図書室の地下で読み耽る陰鬱な学生でした。高校時代の親しい友達は皆無です。
国立大に落ちて一浪し、私学の法学部に進学しても、ぱっとしない大学生で、新興宗教に勧誘されれば入会し、英会話スクールのキャッチセールスにもひっかかり、大学の自治会にも在籍し、中核派や革マルの残党と武闘もしていました。
三和銀行の誘いを蹴って(笑)、父親の跡を継ごうと決意して保険代理店業に入り、結婚してから受けた宅建試験に落ちて将来を悲観し、平成18年の10月25日の朝4時に起床して勉強を開始し、難関と名高い司法書士試験に合格。
司法書士になって、自分は変わったという自覚はないですが、世界は広がった、というのは実感です。

ところで、調停員をやってみたり、調停員のトレーニングを受けるときに頻繁に受ける感覚があります。
世界が広がる感覚です。
うまく説明できませんが、調停員のトレーニングを受けるようになってから、ドラマやドキュメンタリーに感情移入することが増えたように思います。登記の相談の場面でも、亡くなった息子の話を母親から聞いて、思わず涙がこみ上げるときがありました。
共感というほどのものではなく、なんだか、自分がその人であるかのような倒錯した感覚なのでしょうか。よくわかりません(単なる心因性自律神経失調的なものとか)。

とにかく、その感覚が好きで“ふらっと”やっています!

0 件のコメント:

コメントを投稿