2012年3月27日火曜日

気になる“ふらっと”のお値段②

お値段シリーズ Vol.2。
今回は「手続実施手数料」をご説明します。

調停期日を1期日開催するごとに発生する経費で、1期日ごとに1万500円をいただいています。
“ふらっと”では、3回の期日を目安に合意成立を目指しています。一般に、メディエーションは、話し合いが長期化すればするほど合意成立が難しくなると指摘されているからです。
申込人には、3期日分に相当する3万1500円の手続実施手数料を、申込手数料(お値段シリーズ①を参照)の納付と同時に納めていただきます。したがって、申込人に最初にご負担いただく金額は5万2500円となります。

もっとも、相手方が調停に応じなかった場合や、3回目の期日を迎える前に合意が成立した場合には、開催されなかった期日分に相当する手続実施手数料は申込人にご返金します。
また、申込手数料と同様、手続実施手数料の全部または一部を相手方にご負担いただく旨の合意をすることは何ら問題ありません。

“ふらっと”の調停は、当事者間の合意が基本にあるのです!

なお、やむを得ず4回目以降の期日を開く場合の手続実施手数料は、申込人と相手方とにそれぞれが5250円ずつご負担いただいています。すでに3回の期日を重ね、相手方にも相当のご負担をいただくことに十分な理解が得られるであろうと考えるからです。

中里

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