2014年7月10日木曜日

Win‐Winの順番

Win‐Winは、ふらっとが目指す理想の形です。
話し合いによって、お互いが納得することを意味しています。

話し合いの中では、ついつい自分のWin(納得)を
先に目指してしまいます。
確かに、自分が納得できなくて話し合いをしているのですから
当たり前かもしれません。

WinーWin大切さはわかっているけど、
まずは自分のWinが先。
自分が納得できたら、相手が納得できるように
少しくらい考えてあげてもいいかなという感じですよね。

でも、お互いが自分のWinを優先しているうちは、
平行線のスパイラルからは抜け出すことはできません。

実は、この平行線のスパイラルを抜け出すきっかけが、
相手の心の中に生まれるWinの種なのです。

Winの種とは、相手のことを理解することから生まれる
相手の心の中のスペースです。相手の心にスペースができると
自分の言葉や思いがそこに入り込みます。
すると、相手も自分のことを理解しはじめるのです。
つまり、自分の心の中に相手の言葉や思いを受け止める
スペースを先に作ることと言ってもいいかもしれません。

理解することで理解されるのです。

相手のWinが先、自分のWinが後。
Win‐Winには順番があるのです。

副センター長 名波直紀

0 件のコメント:

コメントを投稿