2017年12月1日金曜日

サプライズ

ある連休に、家族でサンリオピューロランドに行った時のことです。
パレードが終わった後、突然、司会者が客席のあるカップルを前に呼び出し、「今日は男性から女性に伝えたいことがあるそうです」と紹介を始めました。
どうやら、サプライズでの公開プロポーズが始まるようです。
おそらく男性側から事前にサンリオにお膳立てをお願いしていたのでしょう。
会場は、プロポーズに対して、いい返事がなされることを期待する雰囲気に包まれます。
しかし、私の近くに座っていた他のお客さんの「これって卑怯だよね」っと、小さな声でボソッというのが聞こえてきました。
「卑怯」とは、おそらく、公衆の面前で断れない状況で、プロポーズすることを指しているのでしょう。
たしかに、こういうサプライズを喜ぶ女性もいる一方で、こういう場面でのプロポーズを嫌がる女性もいるのでしょう。
異なるシチュエーションでなら、すんなりプロポーズを受け入れるつもりでいた女性でも、「公開プロポーズは嫌」という価値観の女性なら、それだけで破談になる可能性もありますよね。
私が見ていたこの公開プロポーズは、女性からも良い返答がされていたので、見ていてホッとしましたが。
先日、YAHOOの知恵袋で、フラッシュモブは大っ嫌いなのに、結婚式の披露宴で新郎にフラッシュモブを仕込まれ大変腹立たしかったと書き込まれていた女性もいました。
この女性は、その後の結婚生活がどうなったのか、気になります。
相手に喜んでもらいたい一心でサプライズを計画するのもいいですが、相手が自分と同じ価値観かどうかは、慎重に見極めておきたいですね。



井上史人

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