ある社長さんから、自分がいなくても会社が永続するようにするにはどうしたらいいかな~?と言われたことがあります。
その言葉がずっと心に残っていたのですが、ある書籍を読んだときに、「永続するための組織を作ればいいのか~」とその答えを得たような感じになりました。
その書籍が、「学習する組織」(英治出版)です。
複雑で変化の激しい時代に対応するには、環境変化に適応し、自ら進化し続ける組織、すなわち、「学習する組織」を築く必要がある。そのためには、5つの重要な要素があるという内容です。詳しくは、書籍をお読みいただきたいのですが、このブログで紹介する理由が、その5つの要素の中に登場します。
「チーム学習」という要素の中に、「ダイアログ」と「ディスカッション」という言葉が登場するのです。
今まで、私は、「ダイアログ」と「ディスカッション」を明確に分けて考えていませんでした。でも、この書籍の中では、「ダイアログ」では、お互いの話にじっくり耳を傾けることが重要となり、「ディスカッション」では、様々な考えの発言が重要となると書いてあり、その役割の違いが意識されているのです。
つまり「ダイアログ」が実践されているチームでは、相手への理解が深まり、「ディスカッション」における様々な違う立場からの発言も、深い信頼関係の中で共有されることになるということです。私は、思わず大きく頷いてしまいました。
そして、我々が日々学んでいるコミュニケーションが、組織の永続にとっても重要な役割を果たしていることをあらためて感じ、嬉しくなった瞬間でもありました。
名波直紀
2018年10月25日木曜日
2018年10月6日土曜日
2018年10月4日木曜日
時代との対話~AIと司法書士の未来を探究する~
9月23日、24日 全青司群馬全国研修会に参加してきました。
第4分科会 時代との対話~AIと司法書士の未来を探究する~
にてパネリストして登壇してきました。
全青司ADR委員会が受けもつ分科会です。
分科会の前半ではAIやテクノロジーの今の現状の報告
実例報告
実例報告
後半はオープンダイアローグという手法を使ったグループディスカッション
私は実例報告を少しさせていただきました。
ADRを勉強して、一番役立っているのは、思考の整理ではないか
とこの頃思うようになりました。
混とんとした状況を、把握し、整理し、他者にわかる様に
とこの頃思うようになりました。
混とんとした状況を、把握し、整理し、他者にわかる様に
説明する(プレゼンする)
メディエーションの現場で行っていることが
メディエーションの現場で行っていることが
日々の業務や生活に役立っています。
副センター長 芝 知美
2018年9月23日日曜日
電話の相手
仕事柄「本人の代理人」として手続きに必要な電話をすることがあります。最初にお決まりの「ご希望の番号をプッシュして下さい。」という自動音声案内の壁をクリアする必要があります。自動音声とのやりとりを2~4回続けたあと「オペレーターにおつなぎします」でやっと人と話せるようになります。
続くオペレーターとのやりとりでは「本人でない方からのお電話にはお答えできません」という壁に当たります。ここでこちらの立場を説明して、「少々お待ちください」で大分待たされたあと、「担当部署におつなぎします」で前進するかと思いきや「先に書類を送って下さい」でその日は終わってしまったりします。
そんな中でも稀に最初のオペレーターとのやりとりで話が心地よくスムーズに進められることもあり、感服することがあります。おそらく電話対応の研修や訓練を相当受けられているとは思いますが、そんな方と会話をしたあとは、自分の日頃の電話対応を省みて至らなさを反省させられます。
いぐち
2018年9月21日金曜日
コミュニケーションで大切なこと
運営委員の佐藤です。
朝と夕方、段々と涼しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
一時期、コミュニケーションがなかなかうまく取れずにいたことがあり、ある先輩に自分の意見がなかなか伝わらない、どうやったら相手に伝わるように伝えられるようになるのかを相談したことがありました。
その時、先輩から言われた一言。「当たり前でしょ。佐藤君は自分のステージ(立場)に立って相手にただただ伝えてるだけなんだから。今そこに相手がいないんだよ。相手は佐藤君と同じステージ(立場)にいるのか考えたことある?」と。ハッとしました。自分は自分のステージにだけ立って、自分の考え方で何とか伝えよう、分かって貰おうとしていただけなんだなと。相手が何でそう考えるのか、今どんな環境にいるのか、相手と自分のステージが同じ場所なのか、そんなことも考えずにいたことに気付かされました。
さらに強烈な一言。「そしてもう1つ。自分の意見を伝えて何とか分かって貰おうとしてない? 自分の意見を伝えようとするために、どうやったら伝わるのかを考えることは良いことだと思う。でもね、もう少しそれを進めて考えてみて。自分の意見を伝えよう、分かって貰おうとしているということは、ともすれば自分の意見を押し通すということなんだよ。それは相手の意見を聞いていないってことでもあるんだよね。相手のこと、ちゃんと見てる? 相手の意見をちゃんと聞こうとしてる?」と。
完全にノックアウトされました・・・。
でもこうやって言ってくれる人、本当に大切な存在ですよね。本当にありがたいなと改めて思うとともにいい勉強をさせて貰いました。
これから人に伝える時は、相手と自分のステージが同じ場所なのか、そして意見を「聞けて」いるのかを大切にしていきたいと思います。
佐藤圭
2018年9月15日土曜日
オートメーション
ここ数日間で急に涼しくなり、今年の猛暑を思い返せば、「いい季節になったな。」としみじみ感じる今日この頃ですが、最近、「いい季節になったな。」に次いでよく思うのが、「人力なんだな。」です。
たとえば、ネットで商品を注文すれば、数日後には手元に届きますが、それは全て自動で処理されているわけではなく、受付、梱包、発送、配達など、人力に支えられています。
もし、深夜にスマホのアプリの不具合修正の通知が届いたら、それは深夜まで仕事をしている人がいるということでしょう。
イベントの企画ひとつとっても、内容をどうするか話し合ってアイデアを出し、広報の方法や、チラシ等のデザインも色や文字のフォントなど一から決めていって、問題がないか何度もチェックして、不備があれば一個一個修正して、という、外からは見えない、泥臭い地道な努力によって、一つのイベントが出来上がっています。
子供のうちは、そういうことは、何かよく分からない魔法のような未知の技術的な何かで自動的に何とかなるように感じていましたが、最近、色々なところで、「あ、これも人力なんだな。」と思うにつけ、世の中は人力で動いてるんだな、と感慨深く感じます。
AIやIoTなど、様々な技術が発達しているとはいえ、今現在、まだ私たちの普段の生活は、顔の見えない誰かの尽力によって成り立っています。
今後、もしAIなどの本当に、何かよく分からない魔法のような未知の技術的な何かで自動的に何とかなるようになってしまったら、私たちの生活は一体どうなるのでしょうか。
「いい時代になったな。」としみじみ感じるだけならすばらしいことですが。
小林
2018年9月7日金曜日
市役所からのご相談が増えています
ふらっとへご相談をいただく場合、大抵、どちらかの紹介でお電話をいただきます。
その紹介先で最近増えているなと感じるのは、市役所からのものです。
市役所の相談窓口は、日々いろいろな相談が寄せられていると思いますが、市職員では対応が難しいものも数多くあることは十分理解できます。また、いがいみあっている人同士の話し合いの仲立ちをすることも大変でしょう。そんなとき、ふらっとを思い出し、ご紹介くださっているのだと思います。
とてもありがたいことだと思います。ありがとうございます。
ふらっとでは、相手の方と同席で話し合いをすることを調停人がサポートします。評価や判断はしませんが、当事者は自分たちで解決策を探っていくため、その結果に納得します。悩まれている方がいるようであれば、お気軽にふらっとをご紹介ください。
事務長 佐藤麻妃
その紹介先で最近増えているなと感じるのは、市役所からのものです。
市役所の相談窓口は、日々いろいろな相談が寄せられていると思いますが、市職員では対応が難しいものも数多くあることは十分理解できます。また、いがいみあっている人同士の話し合いの仲立ちをすることも大変でしょう。そんなとき、ふらっとを思い出し、ご紹介くださっているのだと思います。
とてもありがたいことだと思います。ありがとうございます。
ふらっとでは、相手の方と同席で話し合いをすることを調停人がサポートします。評価や判断はしませんが、当事者は自分たちで解決策を探っていくため、その結果に納得します。悩まれている方がいるようであれば、お気軽にふらっとをご紹介ください。
事務長 佐藤麻妃
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