2017年9月19日火曜日

AIと司法書士の未来をつなぐ~全青司ひろしま全国研修会

 
9月17日18日に開催された

全青司ひろしま全国研修会「つなぐ」に参加してきました!


             
写真は2日目に参加した第8分科全青司ADR委員会
           
 「AIと司法書士の未来をつなぐ」の様子

            
2045年にはAIが人間の能力を超えるといわれています。
多くの職業がAIに代替されるといわれている昨今
司法書士の業種も例外ではありません。

では、そんな時代に生き残るためには
どうしたらいいのか。
機械に代替されない司法書士とは?

個人的意見とすると、
現状を把握し対応したうえでやはり個としての人間力を磨くしか
ないのではないかと思っています。
 

              
2日目の第8分科会は未来の示唆に富んだ内容でした。
(私も所属する委員会ですので手前みそ何ですが)

インターネットの登場によって私たちの日常は劇的に変わりました。
スマホの登場によってコミュニケーションの方法も変化しました。
今後ますますコミュニケーションの方法が変化し続けていきます。
でもきっと人間関係で起こる争いもめごとはなくなりません。
 おそらくますますコミュニケーションエラーが
起因とするもめごとが増えていくと思っています。


 「ふらっと」の存在価値が高まっていく時代

 みなさんのお役に立てるよう頑張ります!

                                    副センター長 芝 知美

2017年9月15日金曜日

たゆまぬチャレンジ!

“ふらっと”では、利用者が納得できる質の高い紛争解決の場を提供できるよう、調停人や事件管理者のスキルアップに向けた研修会がかなりの頻度で開催されています。

不良メンバーの中里は最近は欠席続きのため、そろそろ調停人候補者として烙印を押されそうなのですが、今月開催される研修会には、久しぶりに勉強しに行こうと思っています。

今まで金銭トラブルを中心とする「民事事件」だけを取り扱ってきた“ふらっと”は、今、相続や離婚といった「家事事件」と呼ばれるジャンルの紛争解決に向けて準備を進めています。
今回の研修会は、家事事件を取り扱うための関係者のスキルアップが目的です。

“ふらっと”の新たなチャレンジに引きずられ、中里ももう少しだけ頑張ってみようと思います!


(中里)

2017年9月9日土曜日

知的障害者とのコミュニケーション


いつもコミュニケーションを取れなくて悩んでいる方も多いと思います。

今回は、私が後見人に就いて10年にもなる在宅の知的障害者兄弟の話し。浪費ぐせのため、週に2回、生活費を渡しているのですが、持って翌日まで。大部分はその日に食べたり、遊んだりして使ってしまいます。その後は多少の買い置き食料品と米だけで凌いでいます。

「先生、今日は床屋へ行くから〇〇円振込んで!」とか「今日は靴を買うから〇〇円振込んで!」などと電話があって振込んだり手渡ししても、外食したり遊びに行ったりで、結局は最初からその予定。「またと騙された」と思ったこが何回あったことか。最初のうちは怒って突き放したりしても、寄り付かなくなったり、友達からお金を借りてしまったりして後始末が大変でした。

先日、リーガルの研修会で「知的障害のある方との接し方」を受講して、コミュニケーションのノウハウなどを学びました。さすが専門家と思わせるポイントがいくつかありました。しかし、在宅で2人ものお世話をするのがいかに大変なことか。

障害者が「社会の中で居場所をつくる」のが理想なのでしょうが、切れることなくコミュニケーションを続け、いかに支援者を多く確保するか、自分にとって永遠の課題です。
 
いけがや

2017年9月1日金曜日

夏の日の苦悶

その日は暑い日でした。私の向かいに座っている方は、自宅を訪問した私のために扇風機を回してくれました。扇風機を背にしてその方、テープル、私の配置です。風が私の方に届くように扇風機は上向きで、強弱は強めです。ご年配のその方がいくつかの懸念事項をお話しされているうちに、ふいにあの音が聞こえました。においを伴う音です。その方はご自身では気付いていない様子です。強めの扇風機の風が、その空気を最大値で私の元へ運んできます。効果は絶大です。でもここで顔をしかめることはできません。ひたすら笑顔です。笑顔が大事です。(いぐち)

2017年8月22日火曜日

対話って・・・


先日、あるセミナーに参加した時、すごく自分の心に響いた言葉がありました。それは「対話って何で出来ていると思いますか?」という質問に対する答えでした。
その答えは、「対話」=「聴く」×「話す」でした。

なぜ掛け算?? 足し算じゃだめなの??って思いませんか?
 でも講師によると、そこが重要とのこと。「聴く」こと、「話す」こと、どちらか一方が「0(ゼロ)」だと全てが「0(ゼロ)」になってしまう。対話当事者の一人だけが話し続け、相手はそれを聞き続けるだけ、これだと双方向の話し合いになっていない。双方向の話し合いである対話にしたいならば、どちらか一方だけではダメ、だから掛け算なのだと。そして、その場にいる人は、お互いに「聴き合う」ことが大切。「聴」という字に「す」をつけると「聴す」と書いて「ゆるす」と読む。だから「聴き合う」ということは「ゆるし合う」ということ。人は遠慮と恐怖があると口をつぐむ。ぜひ対話の場では「ゆるし合って」欲しい。というものでした。

 すごく心に響いたと共に、「話す」ことは出来ていても「聴く」ことって出来てないなあと思い、その他にもダメなところが自分に当てはまることが多く、反省しっぱなしでした。SNSの発達で人と直接会わないコミュニケーションが多くなっているけれど、やっぱり人と対面して、「対話」することを大切にしていきたいなと思いました。

佐藤圭

2017年8月11日金曜日

新人として

 6月から、ふらっとメンバーに加わった、小林です。

 まず、更新がしばらく滞ってしまい、誠に申し訳ありませんでした。

 さて、私にとっては初めてのブログ投稿なので、何を書こうか悩んでおりましたが、つい先日、会話の中でたまたま「メディエーション」の話が出たので、そのことについて書きたいと思います。

 このブログを見ていただいている皆様の中にはご存知の方も多いと思われますが、メディエーションとは、「簡単に言うと当事者の話し合いで紛争を解決しようというシンプルな紛争可決手段」です。
(「実践ADR~調停センター”ふらっと”の挑戦~」より)

 ふらっとにおける調停人たちは、メディエーションに必要なスキル、すなわち一種のコミュニケーション技法のようなものを身につけ、調停の場において実践していきます。

 しかし、メディエーションの勉強している人もそうでない人も、日々の営みの中で、人と話をし、相手の気持ちを考え、相槌をうち、問題があれば自分たちで考え、紛争にならないようにうまくまとめたり、まとまらないなりに距離をとったり、喧嘩になっても仲直りしたり、ということを、人として当たり前に行っているし、それが、コミュニケーションの基本のはずです。

―――にもかかわらず、あえてメディエーションという名前を頂き、なんだかメディエーションを勉強している人が、していない人よりも偉ぶっているように見えて、なんとなくいけ好かない。

 つい先日話した内容はそんな感じでした。

 その人のおっしゃることももっともですし、実際に、メディエーションに興味を持って少し勉強しても、だんだん離れて行ってしまう人もいます。
もちろん、色々な考え方があって良いと思いますが、それでもやはり、私個人としては、紛争が起こってしまった場合、どうしてもメディエーションという解決方法が必要になる場面というのはあるのではないかと考えています。

 メディエーションがより多くの人に受け入れられるようにするには、メディエーションについての周囲の認識を、特別な紛争解決から、日々のコミュニケーションの延長というもっと身近なところに落とし込んでいく必要があるのかなと、私はそのとき感じました。

 私はまだまだ新米で、ふらっとの活動についても、まだまだこれからというところですが、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 小林

2017年7月7日金曜日

ちょっとした気配り

おはようございます。
九州北部では局地的大雨により甚大な被害が出ていると報道されています。一刻も早い終息をお祈り申し上げます。

さて、今日は、事務所内のコミュニケーションについて書きたいと思います。

私の事務所に、7月から新しい事務員さんが入りました。ようやく1週間たったところですが、毎日がんばってくれておりとても助かっています。

みなさん、日頃、忙しいとか言い訳にして、コミュニケーションがぞんざいになったりしていませんか。私も、イライラしているときなど、事務員さんへの指示がとても冷たくなったりすることがあり、後で後悔することが多々・・・

事務所の雰囲気がイマイチだと、事務員さんもこちらに積極的に話しかけません。こうれが続くととんでもないミスが生じて、あとで首をしめることに。日頃から事務所の雰囲気に配慮することはとーっても大切!

少しの配慮でだいぶ変わります。
「おはようございます」「いってらっしゃい」「お帰りなさい」
 は明るく元気よく
「~やっといて」じゃなくて「~お願いします」
「はい、どうも」じゃなくて「ありがとうございます」
これをまずは自分が実践することです!!

と、えらそうなことを言っている私も、まだまだ半人前ですが^^;

                        事務長 佐藤