2012年9月8日土曜日

判読力が落ちたのか?日常業務の悩みは尽きない

委員の井上尚人です。
昨今、自分の判読力が落ちたのか?と感じることがしばしばです。


司法書士は、日常、様々な相談をお受けしています。
いきなり仕事を依頼されることはなく、まずは相談から始まります。
私も例外ではありません。

もともと、相談者自身が、相談したいことを理路整然と話されたり、
問題のポイントを認識されていることはほとんどありません。
私たちの側で話の意図を理解しつつ、要約したり、逆に質問したりして、
相談の概要を組立て、法律上の問題はどこにあるか、探索します。

しかし、この「話の意図をつかむ」ことができていないのでは?
と感じることが最近しばしばあります。
話がかみ合っていない、要約してもそれは違うと言われてしまう・・
私自身のコミュニケーション能力が落ちているのか、と不安になります。

私たちの仕事は、知識とノウハウが資源ですので、それらについての
研修は怠りなく勤しんでいるつもりなのですが、「人」が相手の仕事でも
あります。相手の話の意図を理解する能力、こちらの意図を伝える能力も
同時に磨かなければならないのですね。

これらの能力はどのように研鑽したらよいのでしょうか?
自分の判読力が落ちてきたのでしょうか?
悩みは深いです。

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