2013年2月1日金曜日

幸福って?


最近の科学技術の発展により、今まで不可能と思われていたことも可能となることがある。iPS細胞を使って、マンモスを復活させることも夢ではないとか?

 
マンモスといえば、あのアニメ。知らない世代の方もいるかもしれないが・・・

 
通勤途中の車の中で、功利主義という言葉を聞いた。最大多数の最大幸福とか・・・

で、先ほどのアニメのお話。集団で狩りをした場合の獲物の分配方法をめぐり、最大多数の最大幸福とはどこにあるのかを考えてみた。結果は、その集団固有の価値観によって、何が幸福かは変わってくるということ。たとえば、「平等な分配方法」について、参加者全員に同量の分配をすることが、多くの者が幸福と感じることであるならば、この集団にとってはこの方法が、最善。獲物をしとめることに貢献した人に多く分配し、士気を高めることが集団の利益につながり集団の構成員にとって最大の幸福だと考えるのであれば、この方法を採るであろうし、家族の多い人に多く分配し、部族全員の安定を図ることが集団の幸福であるなら、背負っている家族の人数分づつ分配する方法もあるであろう。

 
人の価値観は種々多様で、人と人とが集まれば、その組合せの数は計り知れない。人と人とが、話し合いによる問題解決を求める場合も何が本人達の価値観に合った問題の解決となりうるのかについては、当初は第三者からは窺い知ることができない場合もあるであろう。しかし、話し合いを重ね合意に達したとき、まさに調停人も含めた最大多数の最大幸福となるのではないかと思う。


人の心は、科学技術の進歩によっても操作不可能なものだと信じたいが、マンモスがペットになったら、自然界ではありえない未来人とマンモスとの愛情が生まれるかもしれない?

                                    管理人

0 件のコメント:

コメントを投稿