2015年9月8日火曜日

 最近、囲碁の勉強をしています。

 時々、インターネットで囲碁ソフトを相手に打つことがありますが、私の棋力では簡単に囲碁ソフトに負かされてしまいます。
 将棋ではプロ棋士とコンピューターが互角に戦えるようですが、囲碁の世界ではまだまだプロ棋士が強く、コンピューターはハンデをもらっているようです。

 囲碁のソフトが将棋のソフトと違いまだまだプロに勝てない理由の一つに、指し方や状況を判断するための評価関数が作りづらいことがあげられるようです。
 将棋ではそれぞれの駒の価値が違うためその評価をしやすいことと、相手の王を取るという目標が明確なので、評価関数が作りやすいとのこと。
 囲碁では、石の価値はどの石も同じですが、石を置く場所やタイミングでその石の価値が変わり評価をしづらいとのこと。

 囲碁で使用するのは黒と白のただの石。どの石も価値は同じ。でも、石を置く場所やタイミングでその石が輝きを放ったり、価値が無かったり。
 
言葉も同じで、全く同じ言葉でも、その言葉が発せられた状況やタイミングで輝きを放ったりするのではないかと思いました。
 
 
渡 辺 卓 也




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