2016年4月7日木曜日

ピョン吉

 小学生の頃、実家の裏に高校があり、グラウンドの隅にあった高跳び用のクッションでピョンピョン飛び跳ねるのが大好きでした。ふかふかのクッションに詰まっていた堅めのスポンジの臭いを今でも覚えています。 そして、すっかりおじさんになってしまった私が、またまた『ピョン』ピョンと、それも『吉』田町にある自宅の庭で跳ね回るとは夢にも思っていませんでした・・・。

 先日、新築後10年間、ほぼ使っていなかったウッドデッキの一部を自分で取り外し、直径4メートルのトランポリンを置きました。

 きっかけは、トランポリンの指導員をしている知人に連れられて、体育館で競技用のトランポリンを体験した時のこと。選手のかたが高く高く跳び、宙返りや開脚などを繰り返しています。
 「あそこまでは跳べないと思うけど、真上に跳びあがるだけなら簡単だろう。」
 自分の番になって勢いよくジャンプ。 
 「あれ?思ったより上がらない・・。」 
 姿勢を崩して着地に失敗。あわや自分の膝で自分の顎を強打するところでした・・。

 それでも練習を繰り返すうちに姿勢が安定して、あたりを見回す余裕が出てきました。
 「楽しい!」 
 そして、小学生の頃の記憶がよみがえったのです。

 それからは、週に一度、子供たちを連れて体育館でトランポリンの練習をしているのですが、どうせなら自宅でも跳びたい・・・。子どもではなく、私が思ってしまい、妻の反対を押し切って広くない庭になんとかトランポリンを置いた次第です。

 現在、暇さえあれば、子ども達が跳んでおり、前方宙返りの練習を繰り返しています。春休みには連日のように子どもの友達が押し寄せ、順番を競ってピョンピョンと飛び跳ねていました。
 ジャンプを繰り返すことは健康維持にとてもよいとのこと。みなさんもトランポリン体験をしてはいかがでしょうか。


 さてさて、このトランポリン。高く跳ぶためには、どうしたらよいでしょう?
 風船に、上からぐにゃぐにゃの棒を落としても、あまり跳ね返りませんが、鉛筆を(先がとがってないものですよ)落としたらピヨーンと跳ね返ります。
 高く跳ぶためには、反発力を分散させないため、体全体を1本の棒のように真っ直ぐにしなければなりません。そのためには、いわゆる体幹を鍛えることが必要です。
 大きな成果を得るためには、しっかりとした基礎や土台が不可欠、というところでしょうか。”ふらっと”でいえば、まずは傾聴力を身につけるということになりそうです。
 ロールプレイを繰り返して、調停人としての基礎作りをイチからやり直さねば、、、、、自戒。

増田

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