2009年8月18日火曜日

親指の恋

みなさん、こんにちは。
ふらっと事務長の芝です。
運営委員で渡してきたバトンも私で最後になります。
いろいろな角度から対話やコミュニケーション、紛争解決に関しての
投稿、いかがでしたか?

私からは少し嗜好を変えて
メールとコミュニケーションの関係について考えてみたいと思います。

「親指の恋」という言葉を聞いたことがありますか?
近頃は携帯電話のメールで始まり、メールで終わる恋を親指の恋と
言うそうです(若者でないので詳しくは知りません。)


友達のAちゃんは、付き合っている彼にも電話をかけることができません。
なぜなら怖いから!
電話をしてもし向こうの都合が悪いタイミングだったらどうしよう。
電話をしてもし向こうが機嫌が悪かったらどうしよう。
あれこれ考えると電話をする勇気がもてないようです。
また直接会っている時間はなるべく楽しくいたいので、
「本当に思っていることを伝える」という少し重い話はなかなか
出来ないそうです。

その点、メールだと、いつでも空いている時間に送ることが出来るし、
彼にも迷惑をかけません。
メールなら本心を言えるし、素直に寂しいとかかわいらしいことも
言えます。
Aちゃんは直接言えないことはメールで伝えるようになりました。

しかし、彼からしてみれば、会うときは何も言わないのに、
あとからメールであれこれ言われても・・・・ということになるのでしょう。
次第に二人はぎくしゃくしていき、残念ながらお別れをしてしまいました。

古くはポケットベル、携帯電話や携帯メール・・・・・コミュニケーションツール
の発達により、逆にコミュニケーションエラーを生むことが多くなって
いるように思います。
直にコミュニケーションを取ることに慣れていない世代からすれば、
以前は当たり前であった電話や直接の対話すら行うことが難しくなっています。


「言葉が足りない」

こともあれば

「言葉じゃ足りない」

こともあります。

コミュニケーション不足の一つの要因は「慣れていない」ことではない
かと近頃思います。

直にコミュニケーションを取ることに慣れていないみなさん、
一緒にコミュニケーションを体感してみませんか?
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