2016年9月15日木曜日

好きな作戦は「みんながんばれ」です。



自宅で、夜中でも手軽にストレスが解消できる方法はないかと考えていたら、テレビゲームが頭に浮かんできました。


と言っても、ドット絵の画面でプレイしていた世代には、最近のすごいグラフィックのゲームはちょっと入り込めそうにないので、かつて小学生の頃にプレイしていたRPGのリメイク版で、たまたまうちにあるプレステ2でもプレイできるソフトが出ていないか、ざっと調べてみました。


すると、これは、と思っていたものは中古ソフトで250円とかで売られています。しかし、ここで手がとまりました。


よっしゃ、これを買って、プレステ2にセットして、最初はあの村から始まって、なんやかんやレベル上げて装備買って、あいつを仲間にして、あいつがパーティーから出て行って、最後にあいつを倒したらええねんな、と考えていたら、急激に虚しくなりました。そこまで全部わかっているのに、楽しいはずがない。


ほな、やったことないソフトならええんかな、と他のものも見てみたのですが、同じでした。ストーリーは知らんけども、たぶんなんやかんやレベルあげて装備買って、最後に強大な敵を倒すだけやんな、と。その虚しさは、RPGだけでなく、戦国の世に降り立って天下統一するシュミレーションゲームでも同じです。


いま考えると、どうしてあの当時そんなわかりきったものを延々と、なんだったら4回も5回も最初から繰り返しプレイしていたのか・・


これが大人になるということなのか、と実感するとともに、子どもというのはなんと毎日が楽しかろう、と羨ましくなった次第です。



と、この話を、かつての自分の気持ちや心の性質すら理解できないのに、いわんや他人の心においてをや、といった教訓譚に持ち込もうかと思いましたが、そんなの取ってつけたようだぜ!嘘くせぇ!ビバ子ども!それだけでいいんだ、それだけで!オーイェ!フヮッフー!



ほら、ついさっき自分の書いたものでも、理解が危ういでしょう・・?


そんなものです・・そんなもの・・


青野 雅之

 

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